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ソワン
バニラさん。あらかじめ言っておきますわ。私の後を追ってくることは許しませんわ。
Transcription
- ソワン:
バニラさん。あらかじめ言っておきますわ。
私の後を追ってくることは許しませんわ。 - わ~頑張れ~。
- バニラA1:
それは私のセリフです。
- おっバニラも頑張れ!
- 城壁のハチコ:
ハチコ、今日は失敗しません!
- ハチコも立ち直ったか!
- 主人公:
- 三人は騒がしく話しながら艦橋を出ていった。
- 主人公:
- まあ、みんなあれでも有能だから問題ないだろう。
では、俺は溜まった業務を… - T-14ミホ:
ねぇねぇ、司令官?これ見てもらえる?
調査チームに最近あのシェフがよく編成されてる。 これ司令官が考えた編成でしょ?いいのかなぁ~? - どういうことだ?
- T-14ミホ:
ふ〜ん…とぼけるんだ…。最近新しい趣味でも出来た?
たとえば、美味しい料理を食べる。とか…? - ははは…言ってる意味がよく…わからないな…?
- T-14ミホ:
あはは~……予想通りの反応だ。
こんなに嘘をつくのが下手な奴見たことないよ。 なんでもいいけど、私の足引っ張らないようにしてよね?わかった? - T-14ミホ:
言いたいことはそれだけ。じゃあ私は戻るね。
お風呂のお湯張っといて?頼んだわよ? - え?俺が?
- 主人公:
- ミホはもう話す事はないという感じで、手をふりふりと振って艦橋を出ていった。
- 主人公:
- このミホとの楽しい雑談が終わった後、俺は何故だか集中力が散ってしまった。
- 主人公:
- …今思えばそのせいだろう…。
- 主人公:
- 俺はこの後に起こる事件で
本当にひどい経験をすることになる。 - 主人公:
- 俺がもう少し集中していれば。
そして司令官としてもっと気を配って見ていたなら… - 主人公:
- おそらく発見することが出来ただろう…
- 主人公:
- 調査を行っていたハチコが「紫のキノコ」を採取し、
エプロンのポケットに入れるシーンを…。