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ドクター
お兄ちゃん!私が一番最初だよ!それとこれ重いから潰されないように注意してね!

Transcription

  1. ドクター:

    お兄ちゃん!私が一番最初だよ!それとこれ重いから潰されないように注意してね!

  2. T-9グレムリン:

    これくらい楽勝でした~!私も準備できましたよ。

  3. 主人公:

    - 山積みの食材の間からは奇妙な鉄の塊が際立って存在感をアピールしていた…。

  4. フォーチュン:

    ごめんね…遅れちゃったわね?でもこの「バッテリー」は本当に完璧なのよ~!?

  5. 主人公:

    - フォーチュンも同じような鉄の塊を持ってきた…バッテリーだって!?

    1. バッテリーって電池じゃないか!?
  6. 主人公:

    - バッテリーはポップヘッドの身体と同じくらいの大きさで、俺はただただ圧倒された。重要なことが一つ…これは食材と言えるのか?

  7. ドクター:

    さぁ〜!ポップヘッド!私が最初だよ~?もちろん私が優勝間違いなし!

  8. SD3Mポップヘッド:

    うはぁ!まずはドクターが準備したものから試食をしてみよう!

  9. SD3Mポップヘッド:

    うわー!口いっぱいに広がる清涼なこの味。風力発電で作られた電気じゃないか!?素晴らしい!

    1. 何を言っているんだ…。
  10. 主人公:

    - 悪い予感がする。こんなもの料理大会ではない。俺が居ていい場所じゃない…。

    1. はは、面白いね。じゃ俺は帰るね。
  11. SD3Mポップヘッド:

    どこに行く?君も審査員だ。試食をしてみたまえ。

  12. SD3Mポップヘッド:

    - ポップヘッドは自前のスタンガンを使用し、強制的に「試食」をさせてきた。

    1. おま、ええエエエエエエぇぇぇええ!?
  13. 主人公:

    - ……

  14. 主人公:

    - 俺が気絶から目覚めたら、もうすでにグレムリンの順番になっていた。

  15. T-9グレムリン:

    うーん…ちょっと恥ずかしいですね…。よ、よろしくお願いします!

  16. SD3Mポップヘッド:

    うひひっ!体いっぱいに広がるこのクールな味は…水力発電!?お見事!

    1. お前なんかおかしいぞ!?
  17. SD3Mポップヘッド:

    そんな事はない!さぁ審査員も!遠慮する必要はない!

    1. クうううううゥゥゥゥぅぅぅぅル!?
  18. 主人公:

    - …フォーチュンの番…

  19. フォーチュン:

    ……なのよ?…ふふ…だから……ふふ…

  20. SD3Mポップヘッド:

    ……火力発電!?……スパイシー!…素晴らしい…!…!

  21. 主人公:

    - ……

  22. フォーチュン:

    あはは…。はい、みんなもう終わりよ~?流石にやり過ぎちゃったかもね…?

    1. フォー…チュン…フォーチュン…
  23. 主人公:

    - 俺はフォーチュンの穏やかな声を聞いて初めて我に返ることができた。

  24. フォーチュン:

    みんな?司令官に謝りましょうか?

  25. ドクター:

    うん…。お兄ちゃん…意地悪してごめんなさい…大丈夫?

  26. 主人公:

    - …適切な言葉が出てこない…。

  27. T-9グレムリン:

    大丈夫です!司令官が故障しても、私たちが修理してあげますから!ご安心ください!

  28. フォーチュン:

    さぁ〜!あとはお姉さんが司令官を休めるところに連れて行くわ?みんな、これにて解散~

  29. 主人公:

    - …なんだか緊張が解けたせいか意識がますます朦朧としてくる。

    1. …ところで…どこに連れて行く気だ?
  30. フォーチュン:

    うふふ…。司令官?お姉さんまだ全然満足してないの、だから、足りなかった分をこれから埋め合わせてもらおうと思って?

  31. フォーチュン:

    お姉さんとっても期待しちゃってる!楽しみ~!ふふ!

  32. 主人公:

    - 俺はここで意識を失った。