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Transcription
- ドクター:
あれ…?
- ドクター:
お兄ちゃん~!
- 主人公:
- 俺には妹はいない。
- ドクター:
あのね〜?お兄ちゃん~
- 主人公:
- …この声はドクターか?とにかく、俺に対して「お兄ちゃん」はおかしいだろ…
- 主人公:
- オルカ内での呼称を整理する必要性を感じたのも束の間、
ドクターの機械の腕に握られて悲鳴をあげた。 - …あいたたたた!もうちょっと優しく!
- ドクター:
私ね?お兄ちゃんには失望したよ。
- 主人公:
- まったく状況把握ができない。
- ちゃんと説明しろ…何のことだ…。
- ドクター:
私たち「エンジニア」を除け者にしておいて、そんなこと言うんだ~?
ひど~い!! - フォーチュン:
うふふ。ドクターの言う通りよ。
お姉さんたちエンジニアは料理大会に参加できなかったんだから~。 お姉さん、てっきり後で参加させてくれると思ってたのに~。 - フォーチュン:
お姉さんたちも司令官をすご~く大切に思ってるし愛しているのに…
- T-9グレムリン:
そうですよ~?何と言うか~?寂しいって言ったらいいんですかね~?
ね~?可愛い砲助もそう言ってますよ~? - 主人公:
- 砲助……グレムリンがいつも抱えているあのロボットだ。
まあ……特に可愛いとは言えない機械。 - ドクター:
そうだよ~。お兄ちゃんは司令官なんだから、
私たちも大会に混ぜることだって出来たよね~?もう一回開いて~!お願い~! - なんと…
- フォーチュン:
ふふ…。司令官?ちょっと耳貸してくれる?
- フォーチュン:
エンジニアのおチビちゃんたちも、
司令官の関心を引きたかったみたいでね?結構残念だったみたいなのよ。 もちろん、お姉さんもね? - フォーチュン:
司令官なら何とかしてくれるわよね?この前の料理大会みたいに?
- まず…俺を放してからにしてくれ…
- ドクター:
でも…お兄ちゃん、私がこうでもしないと…
- 主人公:
- 俺は体をよじって、ドクターの機械の手から抜け出し
床に着地した。 - ふぅ…まったく…!手加減しなさい…
- ドクター:
ほえ!?お兄ちゃんすごい!
- フォーチュン:
あらあら?司令官やるじゃない!
- 主人公:
- あの騒動で疎外感を感じていたバイオロイドがいたとは……。
……司令官としては責任を感じるな…。 - 主人公:
- 料理大会の記憶は大騒ぎだったせいであまりないが、
何とか思い出してやってみよう…。 - よし!エンジニア料理大会を始める!
- ドクター:
そうこなくっちゃ!!さすが私のお兄ちゃん!
- T-9グレムリン:
これは負られないです~!
料理のテーマと審査員はどうなりますか? - 主人公:
- …困ったな。どうしようか?
- ドクター:
うん?あらら?どうしたの?
- SD3Mポップヘッド:
こんにちは!ボクは警察及び憲兵用ロボット、ポップヘッドだ。
なんと6級公務員だよ。 - フォーチュン:
あら?いらっしゃい。かわいいポップヘッドちゃん、ここへは何のご用?
- SD3Mポップヘッド:
このボクがオルカのAGSを代表して
料理大会に参加することになったんだ。 - SD3Mポップヘッド:
そして、このボクが審査員を務めよう!重大な任務だ!
決しておろそかにはしないよ。進行は司令官が上手くやるだろうからお任せする。 - 主人公:
- エンジニア料理大会の審査員はAGSか…
組み合わせとしてはこれ以上にないくらいピッタリかもしれない。 まぁともかく俺の仕事が減ってよかった…。 - じゃあポップヘッド…頼む。
- SD3Mポップヘッド:
よろしい!ではAGSのボクに最高の料理をお願いする!
- フォーチュン:
ふ~ん!?その程度、目を閉じても用意できそうよ?
もう目星も付いてるからね~。うふふっ~! - T-9グレムリン:
私も問題ありません!行こう!砲助!
- 主人公:
- …俺は砲助がどんな返事をしたのか分からなかった。
ただ笑って送り出すしかない。 - 主人公:
- それはそうとポップヘッドに味覚があったとは…
そんな機能もあったのか…?