
シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- C-33アンドバリ:
うぅ~…司令官様のばか…!ばか~
- ほ、ほら、もう泣くな…
- 主人公:
- ポイたちがヒルメを連れて行った後、俺はアンドバリを
抱っこして艦長室に戻ってきた。 - C-33アンドバリ:
ううぅ…今は、一番節約しなくちゃいけない時期なのに……
うぅ…イベントなんて開いたら…うううぅ… - 主人公:
- 落ち着いたかと思ったが、アンドバリはまた泣きながら怒り始めた。
- これは…レオナを呼ぶしかないな…
- いい子だから、もう泣くのはやめよう…な?
- 主人公:
- 俺が下手に慰めるよりレオナを呼んだ方が確実だろう…。
- 主人公:
- あの手この手でなんとかアンドバリをなだめて、レオナを呼び出した。
- 鉄血のレオナ:
……
- ……
- 鉄血のレオナ:
子供なんか泣かせて…
- 俺が泣かせたわけではないんだが…
- 主人公:
- いや、多少は俺のせいでもあるか…
- 主人公:
- 泣き疲れて俺の腕の中で眠るアンドバリの涙を、レオナはそっと拭った。
- 鉄血のレオナ:
替わろう、後は私に任せろ。このまま寝かせて、目が覚めたら私がなだめておこう。
- うん。ありがとう…
- 主人公:
- アンドバリを抱きかかえたレオナは、書類が山積みになっている机を見下ろした。
- 鉄血のレオナ:
仕事の方は、大丈夫なのか?
- こう見えて結構片付いてるよ。
- 鉄血のレオナ:
それが終わったらまたすぐに他の仕事が来るだけだろう。
- まあ…それはそうだな。
- 主人公:
- 本格的に活動を始める前に、急きょ予定にはなかった新年イベントを
開くことになり、俺の仕事の量は爆増した。 - 主人公:
- でもこれは今じゃないとダメなんだ。
俺が決めたことだから、仕事が増えるのは仕方がない。 - 鉄血のレオナ:
あまり無理はしないでくれ。また倒れたらどうする。
- 鉄血のレオナ:
……私たちには司令官しかいないんだから…。
- …わかった。
- 主人公:
- 安心させるつもりで笑ってみせたが、レオナは少し悲しげな笑みを俺に見せた。
- 鉄血のレオナ:
では私は行く。頑張って…
- 主人公:
- レオナが軽く腰を屈めたかと思ったら、柔らかい唇が俺の頬に触れた。
- 鉄血のレオナ:
今夜…私たちの宿所に来る約束、ちゃんと覚えてるか?
- 鉄血のレオナ:
あんまり遅くならないように、みんな待ってるから。
- 主人公:
- 静かにそう言うと、レオナはアンドバリを抱えて部屋を出て行った。
- 主人公:
- ここは俺が何としてでもなだめてあげなければ。
アルヴィスにも効果抜群だった抱っこをしてあげながら話を続けた。 - そんなに心配するな。在庫はそんなに使わないから。
- C-33アンドバリ:
うううぅぅぅ…嘘でず…うぅ…
- C-33アンドバリ:
賞品として…食べ物を…いっぱいと、食べ物以外も…
- C-33アンドバリ:
たくさん…あげるつもりなんですよね……
- それはそうだけど…
- 主人公:
- レオナまだアンドバリには教えてないみたいだな。
それもそうか…いくらなんでも俺が賞品だとは言えないよな… - 一番高い賞品があって、たぶんみんなそれと交換しようとするはずだから。
- C-33アンドバリ:
ぅぅ…、本当ですか…?
- うん。だから心配するな。
- C-33アンドバリ:
……はい。
- さぁ、鼻をかんで、ほら。
- 主人公:
- 涙でぐちゃぐちゃになったアンドバリの顔をそっと拭い、鼻もかませてあげた。
- あぁ、そうだそうだ。はい、これ。どうぞ。
- 主人公:
- そもそもアンドバリに会いに行ったのは、これを渡すためだった。
それを見せると、アンドバリは目を輝かせた。 - C-33アンドバリ:
こ、これは…
- C-33アンドバリ:
カップトッポギ…?
- 主人公:
- 先日、大量に保管されていたものが見つかり、隊員たちの副食として
絶賛配給・販売中のカップトッポギの麗しきフォルムを見て、 アンドバリは完全に泣き止んだ。 - C-33アンドバリ:
食べなかったのですか…?
- アンドバリにあげようと思って残しといた。
- 主人公:
- このカップトッポギは特に身体年齢が幼い隊員たちに人気がある。
当然、アンドバリの目はもう釘付けだ。 - C-33アンドバリ:
うぅ…でも…
- 主人公:
- しばらく何かと葛藤していたアンドバリは、
意を決したように、その小さな手でカップトッポギを受け取った。 - 主人公:
- 安堵のため息を吐いていると、アンドバリは何かもじもじしていた。
- C-33アンドバリ:
…ましょう。
- ん?
- C-33アンドバリ:
私と一緒に食べましょう、司令官様。
- う~ん…そうするか。
- 主人公:
- 満面の笑みにならないよう努めてクールに言うと、
アンドバリはそれはもう嬉しそうな笑顔で返事した。 - C-33アンドバリ:
はい!
- C-33アンドバリ:
へへっ、すぐに作ってきますね!
- 主人公:
- アンドバリはカップトッポギを大事そうに抱えて、艦長室を出ていった。
- 主人公:
- なんだか気分もいいし、待っている間…仕事でも片付けていよう。
- 主人公:
- パネルと睨めっこをしていると、スノーフェザーがやってきた。
- あれ?ヒルメは?
- スノーフェザー:
今、ドクターさんが検査中です。
- …大人しく検査を受けてる?
- 主人公:
- 言うと、俺の予想通りスノーフェザーは、暗い表情で首を横に振った。
- スノーフェザー:
大変なことになってます。おかげでリリスお姉様とポイお姉様が苦労してます…
- その……怪我はさせないようにって伝えてくれ。う~ん…
- 主人公:
- どうしようか悩んでいるといい考えが浮かんだ。
- スノーフェザー:
ご主人様?
- ここは専門家の力を借りよう。
- 主人公:
- まるで怯えた野生動物のように震えていたヒルメの姿が頭に浮かんだ。
野生動物ならぴったりの人材がいる。 - たしか…島の生態調査に出てたよな。
- 主人公:
- 仕事は後で片付けることにして、地図に表示されている3つの信号に注目した。