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Transcription
- 主人公:
- それに驚いたヒルメが手から寿司を落とすと同時に、艦長室に天使が降臨した。
- サラカエル:
ここにいたか、救援者。
- あ、うん…いたけど…どうした…?
- 主人公:
- 返事をしながら俺の目はサラカエルの両脇に抱えられた二人に釘付けになった。
- アザゼル:
ちょっと…!待ちなさい、サラカエル!
- ヴェロニカ:
お止めください。不敬です!
- サラカエル:
不敬はお前たちの行いだ。
- 不敬?
- サラカエル:
お前もだ、救援者。
- サラカエル:
厳かな律法を破るだけでなく、教団の天使も惑わせるとは…!
- アザゼル:
サラカエル!そ、そういうわけでは…
- ヴェロニカ:
あながち間違いではありませんが…
- アザゼル、これは……?
- アザゼル:
選ばれし者よ…そ、その…
- ヴェロニカ:
サラカエル様が、救援者様とアザゼル様の深い…
- ヴェロニカ:
…深い信頼関係にお気づきになりました。
- え…なんかダメなの?
- ヴェロニカ:
そんなことはございません。救援者様のお言葉こそが光と教団の意志。
- ヴェロニカ:
すべては救援者様のご意志のもとに実行されるのです。
- でもサラカエルは…?
- アザゼル:
以前お話ししましたが、復元過程で少々問題が発生しました…。
選ばれし者に対する信仰が完全ではないのです… - サラカエル:
教団が堕落した時、それを正すのが私の責務。
- サラカエル:
今ここに、お前の罪を一つ残らず告げてやろう。光の名のもとに悔い改めよ!
- 今!?ちょ、ちょっと…!
- 主人公:
- 他の場所ならまだしも、ここではダメだ…!タイミングが悪すぎる!
- サラカエル:
其の一、教団の天使を誘惑したうえ、聖別もされていない淫乱な衣装を
着用させ、二日にかけて辱しめた罪。 - アザゼル:
ああ…
- ヴェロニカ:
……これは…お聞きにならない方がいいと思います…。
- 主人公:
- 俺が止めに入る隙も与えず、サラカエルは誰も知らないはずの
恥ずかしエピソードを次から次へと紹介していく。 - 主人公:
- おいおい…、復元されて間もないのにその情報量は一体なんだ…?
フェザーにはちゃんと口封じをしておいたはず! - サラカエル:
其の八、教団の名で「オルカタラント」というチンケな貨幣を発行した罪。
- チ、チンケ…
- ヴェロニカ:
サラカエル様。「オルカタラント」は救援者様が自ら計画されました。
- サラカエル:
自ら計画したとは!さらに罪は重いぞ!
- ……
- 主人公:
- サラカエルの口から吐き出される俺の罪の数は
いつのまにか二桁を超えようとしていた。 - 天香のヒルメ:
……
- ヒルメ、これはちょっとした事情が…
- 天香のヒルメ:
あの内容はすべて、本当か。
- ……はい。
- いや違う、全部誤解だ!
- 天香のヒルメ:
はぁ…
- 主人公:
- 「思った通りだ!やはり妾を滅茶苦茶に辱しめるつもりだな!」と
大声で騒ぎ始めるかと思ったが、ヒルメは小さくため息をつくだけだった。 - 天香のヒルメ:
…そう慌てるな…。妾は気にも留めん。
- え?
- 天香のヒルメ:
嘘を言っておるな。
- 天香のヒルメ:
…妾はそんなこと気になどせん…
- …え…?
- 天香のヒルメ:
ぬしが好き者であることは、倉庫で初めて会った時からわかっておった。
- おい…
- 天香のヒルメ:
シラを切るのか?妾の尻尾と耳を淫らな目つきで見ていたのは
気づいておったからな? - 天香のヒルメ:
もしくは…あの時のような悲鳴をあげて恐れ慄く姿にそそられるのか?
そこの者が言う罪とやらが、一つ増えても構わぬのなら喜んでそうしよう。 - 大丈夫です…、大人しくしていてください…
- ヴェロニカ:
もうすぐで三桁に突入しますね。
- これ、いつまで続くんだ?
- ヴェロニカ:
罪深いですね、救援者様も。
- 天香のヒルメ:
めでたく三桁となった。一体いつまで………ぬぁっ!?
- 天香のヒルメ:
……いくら何でも今の罪は淫らが過ぎないか?
- はは………そうだね~。
- 主人公:
- この調子だとサラカエルの演説は当分終わりそうにない…。
どう切り抜けるか考えていると、外の隊員から通知が入ってきた。 - 考えてる暇はなさそうだな…
- 主人公:
- 今日は中も外も騒がしいな…。あっちは罪を読み上げるのに夢中で、
俺のことは特に気にしていないようだ… - ヴェロニカ:
戦闘指揮をなさるおつもりですか?
- うん。探索チームが鉄虫と遭遇したらしい。
- ヴェロニカ:
…賢明なご判断です。どうぞそちらに集中なさってください…
- 天香のヒルメ:
ぬしの神経は鉄でできているのか…?