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金蘭S7
まず、右手が上になるように手を重ねてください。

Transcription

  1. 金蘭S7:

    まず、右手が上になるように手を重ねてください。

  2. LRL:

    こうか?

  3. T-13アルヴィス:

    こうじゃない?

  4. LRL:

    わ、わかった、こうか?

  5. LRL:

    ふっふっふっ…、こうだな!こうに違いない!

  6. 金蘭S7:

    ええと…

  7. 金蘭S7:

    このように、でございます。

  8. LRL:

    うぅ…違った…

  9. 金蘭S7:

    そして、手を額の高さまで上げて、ゆっくりと膝を曲げて座ります。

  10. T-13アルヴィス:

    いりゃっ!

  11. LRL:

    んっしょっと!

  12. LRL:

    余は、ダブルでやるぞ!

  13. 金蘭S7:

    に、二度はダメでございます…!

  14. LRL:

    え?何故だ?

  15. LRL:

    余は眷属からそのお年玉とかいう供物をたくさん貰いたいのだが…

  16. T-13アルヴィス:

    あっ、だったらアルヴィスもチョコバー2個欲しい!

  17. 金蘭S7:

    その…2度お辞儀をするのは…死者に対する敬意を示すことになりますので…

  18. 金蘭S7:

    わかりやすく言うと、死んだ方にするお辞儀になってしまいます。

  19. LRL:

    えっ…

  20. T-13アルヴィス:

    ……!

  21. T-13アルヴィス:

    LRLが司令官様殺した…!?

  22. LRL:

    な、何だと…

  23. LRL:

    そ…そんな…

  24. LRL:

    今までなんとか抑えてきたつもりだったのに……このおぞましき真祖の力は結局、余を不幸にするのか……

  25. T-13アルヴィス:

    早く司令官様を探しに行かなきゃ!

  26. T-13アルヴィス:

    急いで心臓マッサージしたら―ああっ!

  27. LRL:

    け、眷属…!?まっ…まさか…!

  28. LRL:

    め、冥界から帰ってきたのか…!

    1. くっくっく…、この程度で死ぬと思ったか!
    2. 俺の部屋で何してるんだ?
  29. LRL:

    なっ…!?

  30. LRL:

    くうぅぅっ、流石は余の眷属…やはりこの程度では倒れんか…!

  31. LRL:

    さぁ、余の使い魔よ!「あれ」を使う時だ!

  32. T-13アルヴィス:

    え?あれ?

  33. T-13アルヴィス:

    ああっ!あれだね!ヴァンプリックツインチャージ!

  34. LRL:

    よし、行くぞ!

  35. LRL:

    うりゃぁぁぁ!

  36. T-13アルヴィス:

    やぁぁぁぁ!

  37. 主人公:

    - 見事な連携攻撃で飛びかかってくる二人を受け止めて、一緒にいた金蘭に目をやる。

  38. 主人公:

    - 艦長室のドアを開けると同時に二人が飛び込んできた。俺にぶつかって、尻もちをついたアルヴィスを起き上がらせながら、一緒にいた金蘭に目をやる。

  39. 金蘭S7:

    お辞儀の方法を教えていました。

  40. T-13アルヴィス:

    お年玉を貰う練習をしてたんだよ!

    1. …お年玉…なんか違わない?
  41. LRL:

    おい…眷属よ。

  42. LRL:

    眷属はお辞儀2回攻撃を受けても死なないのだな…?…………死なないんだよね?司令官…?

    1. もちろん!10回でも100回でも一向にかまわんッ!
  43. LRL:

    ほ、本当…?

  44. T-13アルヴィス:

    ひゃ、100回だったらチョコバーがえっと…

  45. LRL:

    よし、使い魔よ!修行に出発するぞ!

  46. LRL:

    余についてこい!

  47. T-13アルヴィス:

    わぁ~い!

  48. 主人公:

    - 2人はそれはもう嬉しそうな満面の笑みを浮かべて、はしゃぎながら走って行った。そのうしろ姿を見送っていると、金蘭がそっと話しかけてきた。

  49. 金蘭S7:

    主様、大丈夫でございますか?

    1. 全然かまわないよ。昔は昔、今は今。
  50. 主人公:

    - お辞儀を何回してもいいし、色んな文化が混ざり合ってしまっても、俺たちが新年を楽しく祝うことができればそれでいいんだ。

    1. 形式にこだわり過ぎるのもあれだし、臨機応変に教えてあげたらいい。
  51. 金蘭S7:

    …ふふ、はい。

  52. (そのころ、オルカ号某所)

  53. 生命のセレスティア:

    まだちょっと変ですね~

  54. 生命のセレスティア:

    こんな風に、口元をもう少し自然にしてみましょうか~。

  55. ブラックワームS9:

    こんな感じ…でしょうか?

  56. 生命のセレスティア:

    う~ん、どう説明すればいいんでしょうね…

  57. ブラックワームS9:

    …こんな問題が発生するなんて夢にも思いませんでした。

  58. 生命のセレスティア:

    私もです。本当はとっても優しいのに…いざとなるとうまく表情に出せないなんて…

  59. ブラックワームS9:

    ヒルメさんが怖がって逃げてしまったことも理解できます。

  60. ブラックワームS9:

    やはりまだ練習が―

  61. Mr.アルフレッド:

    私の力が必要のようですね!

  62. Mr.アルフレッド:

    私のように感情豊かなロボットはなかなかいませんからね。では、私の表情をご覧ください!

  63. Mr.アルフレッド:

    さぁ、これが笑っている顔!

  64. ブラックワームS9:

    ……

  65. 生命のセレスティア:

    ……

  66. Mr.アルフレッド:

    ふむ、まだインパクトが足りないようですね!では次はこれ!怒った顔!

  67. ブラックワームS9:

    ………

  68. 生命のセレスティア:

    ………

  69. Mr.アルフレッド:

    あ、あらら!?

  70. Mr.アルフレッド:

    で、では、これはいかがでしょうか!?とっておきの混乱している時の顔!

  71. ブラックワームS9:

    何も変わりませんが…

  72. 生命のセレスティア:

    ずっとそのお顔ですけど~?

  73. Mr.アルフレッド:

    な!何と!?

  74. Mr.アルフレッド:

    そんなはずありません!全59種類の表情バリエーションを用意しておいたのに……おやおや…!?

  75. Mr.アルフレッド:

    本当じゃないですか!全く動いていません!!こんな不具合が発生するなんて!!

  76. Mr.アルフレッド:

    いつからこうだったのかご存じですか?

  77. ブラックワームS9:

    最初からだったと思います。

  78. 生命のセレスティア:

    最初からそうでしたよ~

  79. Mr.アルフレッド:

    そんな…!!何故誰も教えてくれなかったのですか!?私が無表情なはずないでしょう!?

  80. Mr.アルフレッド:

    今すぐ不具合を修正してきます!このMr.アルフレッドの作品にこんな致命的な欠陥があるなんて、許されません!

  81. 生命のセレスティア:

    あ~、その前に~少し力を貸していただけませんか~?

  82. 生命のセレスティア:

    イベントの準備で、必要なものがあるんです~

  83. Mr.アルフレッド:

    ほほう、何でしょうか?

  84. 生命のセレスティア:

    キッチンからお皿を何枚か持ってきてもらえませんか~

  85. Mr.アルフレッド:

    お皿…?なるほど、これは西のどこかにある国の文化ですね!

  86. ブラックワームS9:

    お願いいたします。私たちはもうすぐあの大きな島に探索のため、上陸する予定ですので…

  87. Mr.アルフレッド:

    お任せください!