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Transcription
- 主人公:
- オルカ号内部に設置された礼拝堂。
既に始まっている礼拝の邪魔にならないよう、一番後ろの出入口付近に座った。 - 主人公:
- イベントの準備で忙しい最中でも、隊員たちがたくさん座っていた。
そしてその中央には… - アザゼル:
選ばれし者の名のもとに。
- 主人公:
- アザゼルの合図に従い、隊員たちは一斉に十字を切った。
- 主人公:
- 礼拝ではあるが、それほど厳粛なものではない、
自由な雰囲気の中でアザゼルが口を開いた。 - アザゼル:
本日は教団の教理についてお話しようと思います。
- アザゼル:
過去、我々は「光」から賜ったお言葉と予言が込められた教理を優先し、
生きてまいりました。 - おお…
- 主人公:
- そういえば、宗教行事を実際に見るのは初めてな気がする。
- 主人公:
- 慈愛に満ちた笑顔で話をするアザゼルの姿は、
別人を見ているような気分になってしまう。 - アザゼル:
そんな我々のもとへ、選ばれし者は降臨されたのです。
- アザゼル:
祝福と栄光に満ちたお姿で。
- 天香のヒルメ:
あの天使が宗教的な指導者なのか?
- うん…たぶん?
- 主人公:
- アザゼルやヴェロニカに同じことを聞けば俺だと答えるだろうが、
実質的に隊員たちの信仰を導いているのはアザゼルだ。 - 天香のヒルメ:
実に敬虔で篤実な信仰だ。
- わかるの?
- 天香のヒルメ:
妾も似たようなことをしておった。言ってなかったか?
- 主人公:
- ヒルメが少し不満そうな顔でアザゼルの話を聞いている隊員たちを見る。
- 天香のヒルメ:
あれは狂信や洗脳とは違う、心から滲み出る信仰というものだ。
- 正直に言うと、ちょっと怖いくらいだけど…
- 主人公:
- アザゼルの言葉を聞いて隊員たちは時に感嘆し、拍手をしたりしながら
礼拝に集中している。 - 天香のヒルメ:
何を贅沢なことを言っておる。
ぬしという存在はあの者たちにとって命よりも大きな意味を持っているだろう。 - アザゼル:
選ばれし者のお言葉こそが、我々の進むべき道を照らしてくれる光なのです。
- アザゼル:
我々はその意志を実現するため―
- スノーフェザー:
あの、ご主人様。失礼いたします。
- どうした?
- スノーフェザー:
艦橋に来ていただけますか。
- スノーフェザー:
埠頭の防御ラインがまだ未完成な状態で、鉄虫の群れが接近中です。
戦術指揮の要請が入ってきました。 - わかった。今すぐ行く。
- 主人公:
- 礼拝堂から出ようとした時、ふと後ろを振り返った。
- 主人公:
- 説教の真っ最中だったはずのアザゼルは俺を見つめていた。
- アザゼル:
……
- 主人公:
- 目が合い、微笑んだアザゼル。
その瞬間だけは教団の天使ではなく、どこか抜けたところのある いつものアザゼルだった。