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Transcription
- T-14ミホ:
へへへ…、司令官、完全にノックアウトされちゃってたわね。
- 天香のヒルメ:
それもそうであろう、あんなに…激しくしてしまえば…無理もない。
- T-14ミホ:
え?あ~違う違う。
- T-14ミホ:
司令官からしたらこんなの準備運動にもならないわよ。
- 天香のヒルメ:
そ、そんなはず…妾はあんなに…。それに寝ておるし…
- T-14ミホ:
ただ眠くなったから寝てるだけよ。司令官は仕事し過ぎで、いっつも睡眠不足なの。
- T-14ミホ:
だから一回眠っちゃうとなかなか起きないんだよ。ほら見てて?
- 天香のヒルメ:
お、起きてしまうのではないか?
- T-14ミホ:
こんなほっぺをツンツンするくらいじゃ絶対に起きないから、大丈夫大丈夫。
- 天香のヒルメ:
…本当にぐっすり眠っておるな…。
- 天香のヒルメ:
それだけ…ここが安心できる場所なのだろうな。
- T-14ミホ:
今まで独りで生きてきたんだって?
- 天香のヒルメ:
そうだ、生まれてこのかた一度も…安心して眠れたことがない。
- 天香のヒルメ:
そなたも軍人ならばこの気持ち、少しはわかるのではないか?
- T-14ミホ:
う~ん…ちょっと違うと思う。私たちには帰ってくる場所があるから。
- 天香のヒルメ:
……
- T-14ミホ:
長期の作戦に出て、どんなに辛くても…
- T-14ミホ:
温かいお風呂と、労ってくれる司令官が待ってくれてるって思えば
耐えられるからさ。 - 天香のヒルメ:
…この前、礼拝堂に行ってきた。
- 天香のヒルメ:
そこにいた者たちも、そのように思っているようだった…
こやつは皆にとって本当に大きな存在のようだな。 - T-14ミホ:
うん。本当に大切な人だよ。
- 天香のヒルメ:
理由を聞いてもよいか?
- T-14ミホ:
う~ん、そうだなぁ……あ!
- T-14ミホ:
たまに意味わかんないことするけど、司令官って基本的には仕事人間なの。
- 天香のヒルメ:
確かにそうだな。暇さえあれば常に仕事をしておった。
- T-14ミホ:
うん。でもね…
- T-14ミホ:
そんなに忙しいのに、私たち一人一人のことを気をかけてくれて、
理解してくれる。ほらこれ見て。 - 天香のヒルメ:
「あなたもできる、ペットキツネの飼い方!」、「九尾の狐伝説50選」…
- T-14ミホ:
現実的に考えれば、司令官が私たち一人一人に関心を持つ必要はないわ。
- T-14ミホ:
将棋の駒みたいに所属部隊を編成して、指揮すればいいだけなんだから。
- T-14ミホ:
でも司令官は…私たちを一人の存在として認めてくれて、
個人的にも仲良くなろうとしてくれる。 - 天香のヒルメ:
それは、どうして…
- T-14ミホ:
さぁね…司令官は私たちのおかげで生き残ってこれたっていつも言ってるけど、
実際はそんなことなくて、全然逆。 - T-14ミホ:
司令官がいなかったら、私たちはもうとっくの昔に死んでたはずよ。
- 天香のヒルメ:
そなたは…こやつを愛しておるのか…?
- T-14ミホ:
うん。愛してる。私のすべてを捧げても惜しくないくらい。
- 天香のヒルメ:
…そなたのこやつへの行いを見るに…そこまでではないように見えたが…
- T-14ミホ:
もちろん適度に駆け引きはしなくちゃ~。
最初から全力で突っ走ってたら燃え尽きて空っぽになっちゃうじゃん? - T-14ミホ:
まぁ…今日は特別。久しぶりに気合入れて待ってたからね。
全力で、正直に、私の想いを全部ぶつけたわ。 - 天香のヒルメ:
……
- T-14ミホ:
あはは、急に黙らないでよ~。私まで恥ずかしくなってくるじゃない。
- T-14ミホ:
うーん、少しは司令官がどんな人なのか伝わったかな…?
- 天香のヒルメ:
そうだな…こやつと過ごして、妾もわかる気がしている。少しだが…
- T-14ミホ:
そ?あなたはどんな風に感じた?
- 天香のヒルメ:
誠実だが、いたずらっぽくて…
- 天香のヒルメ:
礼儀正しいが……た、たまに…
- 天香のヒルメ:
す、好き者で…
- T-14ミホ:
だよね?司令官、意外と別の一面あるからびっくりしちゃうわよね。
- 天香のヒルメ:
うぅっ…よく考えてみたら、ほぼすべての行動が淫らなような気も…
- 天香のヒルメ:
にもかかわらず…傍にいると、とても安心できる。
- T-14ミホ:
…うん。そうだね。
- T-14ミホ:
司令官の傍にいると、何があっても大丈夫って気持ちになる。
- 天香のヒルメ:
ふふ、それは良い信頼関係だな。
- T-14ミホ:
でしょ?
- T-14ミホ:
さ~てと、じゃあ私はお風呂入らなきゃ。あっ、あなたも一緒に行く?
- 天香のヒルメ:
わ、妾は大丈夫だ。
- T-14ミホ:
一緒に行こうよ~、司令官の昔の話とか色々してあげるから~。
- 天香のヒルメ:
……や、約束だぞ?
- T-14ミホ:
あはは、よーし!決まり!
- T-14ミホ:
髪の毛洗いっこしよー!
- 主人公:
- 主人公:
- 聞き慣れたアラームの音で目が覚める。手さぐりでそれを消して起き上がる…
- …布団?
- 天香のヒルメ:
すぅ…
- 主人公:
- 俺に掛かっていたのは布団ではなく、ヒルメのもふもふした尻尾だった。
俺に抱きついたまま眠っているヒルメは、よく寝ていてなかなか起きそうにない…。 - どうするかな…。…ん?
- 主人公:
- ヒルメを起こそうか迷っていると、枕元にあった小さなメモが目に入った。
- ミホか。
- ミホの手紙:
[司令官、おはよう。私は先に行ってるね。みんなの分もイベント頑張らなきゃ。]
- ミホの手紙:
[ヒルメはそのまま寝かせてあげてね。
昨日一緒にお風呂入った後、遅くまで話したから。 心境にも変化があったんじゃないかな…?これは司令官が直接確かめること。] - ミホの手紙:
[この際だから司令官もちょっとくらい寝坊しちゃいな~?
コンスタンツァには私が話しておくからさ。じゃあね。 - ぐっすり眠ってる司令官にこっそりイタズラしたミホより。] - 天香のヒルメ:
すぅ……くぅ……くぅ…
- ……言う通りにしておくか。
- 主人公:
- ヒルメは目を覚ますどころか俺の胸に鼻を押しつけ、もっと強く抱いてきた…。
気持ちよさそうな寝顔を見ながら再びベッドに横になった。 - あっ……そうだ。
- 天香のヒルメ:
んん…?
- 主人公:
- 今まで触ったことのない感触。ヒルメの耳を撫でると、耳をピクつかせて
くすぐったそうな声を出しながら体を少しモゾモゾさせた。 - 主人公:
- するとどこかで嗅いだことのある香りがした。
- …友達ができたみたいで、よかったな。
- 主人公:
- 時間はまだ夜が明けたばかり。
こんな時間だが、イベントの準備をしているみんなの賑やかな声が遠くで聞こえた。 - 主人公:
- 俺はミホのお言葉に甘え、寝坊することにした。