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Transcription
- 主人公:
- 今日の仕事はこのあたりで終わりにしよう。
- …良いね。何もかも順調だ…。
- 主人公:
- ここ最近続いた狂乱のイベント準備のおかげで艦長室はもちろん、
オルカ号全体は混乱のるつぼと化していた。 - 主人公:
- よく見る祝い事の飾りから生まれて初めて見るもの、
何に使うのか全く分からない飾り… - 主人公:
- さらにはどこから入手してきたのか、奇抜なコスをした隊員たちまでいる…。
- だが…最後まで油断してはいけない…
- 主人公:
- 今日がまさに決戦の日…!この数ヶ月、俺を戦々恐々とさせてきたこの日…
23時59分59秒を過ぎるまで気は抜けない…! - …みんな楽しそうでよかったよ。
- 天香のヒルメ:
皆、幸せそうだな。妾にまで伝わってくるぞ。
- 主人公:
- みんなが一心不乱に頑張ってくれたおかげで、新年イベントが盛大に
行われている。 - 主人公:
- 今日一日だけはオルカの全隊員が楽しく過ごせるよう、
隊長たちが警備を担当してくれている。 初めて迎えたクリスマスの時も隊長たちが警備をしていたな…懐かしい。 - 天香のヒルメ:
ところで…。
- うん?
- 主人公:
- 艦長室に所狭しと集まって、飲んだり食べたり楽しそうにする隊員たちを
見ながら、ヒルメが口を開いた。 - 天香のヒルメ:
皆、ぬしのことを愛しておらんのか?
- …え?どうした…?急に…
- 主人公:
- ヒルメが急に変な事を言うので、みんな和やかに笑った。
だが… - 天香のヒルメ:
なぜこの日に…チョコレートをあげんのだ?
- ……ヒュッ…………
- 主人公:
- 一瞬の静寂…………終わった。
- 主人公:
- まるで狩人のような…でも同時に悲しみと狼狽に満ちた視線が全方向から
俺に突き刺さった。 - 天香のヒルメ:
……?
- 主人公:
- この間わずか2秒、この空間で状況が把握できていないのはヒルメだけだ…。
- 炉端のポルティーヤ:
ももももも申し訳ありません、ご主人様!
- 炉端のポルティーヤ:
料理長が「今からキッチンすべての戦力を総動員してチョコレートベースを作る」
と言っています!!!お待ちください!!!! - 待って…!
- バーバリアナ:
危ないところだったわ!年に一回しかないバレンタインデーを忘れるなんて!
こうしちゃいられないわ! - バーバリアナ:
アタシは仲間を集めて材料かっぱらってくるから!
- 待ってぇぇぇぇぇ…!!
- 主人公:
- 俺の必死の懇願は、興奮しながら役割分担を決める隊員たちの声に
かき消され、誰も聞いてはいなかった。 そして、気が付けばみんな各自の持ち場へと散っていた…… - 天香のヒルメ:
……くくくくく……なるほど……
- ヒルメ、ちょっといいかな……
- 天香のヒルメ:
ふふふふふふ…、先に言っておくが故意ではないぞ。
これは妾が仕える高貴な存在に誓おう。 - じゃあなんでそんなに笑ってるんですかねぇ…?
- 主人公:
- できるだけ怖い顔で威嚇しながら近寄ったが、ヒルメは全く動じる様子がない。
- 天香のヒルメ:
すまぬ、そう怒るな……こういう事かとわかったら思わず……ぬしも大変だな。
- 主人公:
- くくくと笑いながら楽しそうに俺の頭をポンポン叩くヒルメを見ていたら、
怒りたい気持ちも自然となくなった。 - はぁ…心の準備をしておかないとな…
- 天香のヒルメ:
ぬし、ぬしよ、これを見ろ。
- 天香のヒルメ:
ぬしの隊員たちが鉄虫と遭遇したのではないか?
- …そうだな…、やるべきことはやらないとな…。
- 主人公:
- 深呼吸をして気持ちを切り替え、机に座ってパネルを見る。
- ……わぁ……すご……
- 主人公:
- そこには今まで見たこともないような勢いで鉄虫に突撃している
隊員たちの姿があった。 <俺が望んだ願い> END…?