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主人公
- 任務を終えて帰還したスカイナイツに、これからアイドルになるためのレッスンを開始し、ゆくゆくはライブをするという計画を話した。

Transcription

  1. 主人公:

    - 任務を終えて帰還したスカイナイツに、これからアイドルになるためのレッスンを開始し、ゆくゆくはライブをするという計画を話した。

  2. 主人公:

    - その道のプロと俺の全面的なバックアップを約束すると、メンバーは目をキラキラとさせていた。

  3. EB-48Gフレースヴェルグ:

    とても興味深い提案です。司令官様のサポートがあるのなら、何の心配もありません。

  4. P-29リントヴルム:

    司令官のリンティが、ステージの上で最高にプリティな姿を見せてあげますね~!

  5. P-22ハルピュイア:

    面白そうだけど……ちょっと心配だわ……

    1. 大丈夫!俺が全力でサポートするから。
  6. P-22ハルピュイア:

    うん!

  7. P/A-00グリフォン:

    人間、本気なの?

  8. P/A-8ブラックハウンド:

    グリフォンはあまり気が進まない?

  9. P/A-00グリフォン:

    そ、そういうわけじゃないけど……本来の任務とかもあるし……

    1. それなら心配ない。そこは調整済みだ。
  10. P/A-00グリフォン:

    それなら……私から言うことはないわ……

    1. よし。今から俺のことはプロデューサーと呼んでくれ!
  11. P-49スレイプニール:

    はい、プロデューサー!

  12. P/A-00グリフォン:

    はぁ?何それ、バカじゃないの?

  13. P/A-8ブラックハウンド:

    私も……司令官って呼ぶのに慣れてるから……

  14. P/A-8ブラックハウンド:

    なんだかちょっと恥ずかしいかな……。

  15. P-22ハルピュイア:

    プロデューサー、プロデューサー……

  16. P-22ハルピュイア:

    どうしよ。呼び方が変わっただけなのに、ちょっとドキドキしてきちゃった……

  17. EB-48Gフレースヴェルグ:

    確か、この前借りた恋愛小説の主人公がプロデューサーだったような……

  18. EB-48Gフレースヴェルグ:

    そのせいかもしれませんね?

  19. P-22ハルピュイア:

    そ、それは関係ないわよ!全然!

  20. P-29リントヴルム:

    はは~ん……わかりました。しれい…、じゃなくて、プロデューサーさ~ん?

  21. P-29リントヴルム:

    アイドルになったリンティとぉ~、禁断の恋に落ちたいんですね~?そういうことですね~?

  22. P-22ハルピュイア:

    き、禁断の恋……

  23. EB-48Gフレースヴェルグ:

    確か展開もそんな感じでしたよね……

  24. EB-48Gフレースヴェルグ:

    アイドルの女の子がステージに上がる直前、控え室でプロデューサーと……

  25. P-22ハルピュイア:

    や、やめてぇ~……!

    1. さ、みんな、これを見てくれ。
  26. 主人公:

    - オードリーに頼んで作ってもらった衣装を取り出すと、それぞれ好き放題に喋っていたメンバーは一斉に静まり、目を丸くした。

    1. リンティとグリフォン、それからブラックハウンドの分だ。
  27. P-29リントヴルム:

    きゃ~!!ちょーカ~ワ~イ~イ~!!!

  28. P/A-8ブラックハウンド:

    これ……本当に私たちが着ていいんですか?

  29. P/A-00グリフォン:

    わぁ……

    1. 試しに着てみな?
  30. 主人公:

    - 目を輝かせる3人に衣装を渡し、スレイプニール、ハルピュイア、フレースヴェルグたちに目をやる。

  31. P-22ハルピュイア:

    本当に綺麗……

    1. みんなの分も、すぐに完成するはずだから。もうちょっと待って。
  32. P-22ハルピュイア:

    大丈夫よ、しれい……

  33. P-22ハルピュイア:

    …プ、プロデューサーのこと、信じてるから……

  34. EB-48Gフレースヴェルグ:

    プロデューサーの行動力には本当に驚きました。いつの間に準備していたのですか?

  35. P-49スレイプニール:

    私はアイドル用の衣装なら持ってるから、私の分はそんなに急がなくても大丈夫よ、プロデューサー。

  36. EB-48Gフレースヴェルグ:

    うむむ……

  37. EB-48Gフレースヴェルグ:

    プロデューサー、少しアレンジを加えたりしてもよろしいでしょうか?

    1. 構わないよ。
    2. ……モモか?
  38. EB-48Gフレースヴェルグ:

    ありがとうございます。

  39. EB-48Gフレースヴェルグ:

    ……(コクリ)

    1. やりすぎはダメだぞ。オードリーが気を悪くするかもしれない。
  40. P-49スレイプニール:

    ソウルメイトが作ってくれるんなら安心ね!私のスタイルにぴったりフィットして、最高に可愛い衣装を作ってくれるはず!

  41. P-49スレイプニール:

    きっと―あ、みんな来たわね。

  42. P-29リントヴルム:

    プロデューサーさぁ~ん

  43. P-29リントヴルム:

    どうです!?リンティ、超絶可愛くないですか!?

  44. P/A-00グリフォン:

    まあ…悪くないんじゃない?

  45. P/A-8ブラックハウンド:

    すごく素敵です、プロデューサー。本当にありがとうございます。

  46. P/A-8ブラックハウンド:

    あの……みんなの分もあるんですよね?

    1. 大丈夫だよ。
  47. 主人公:

    - メンバーたちは衣装を気に入ってくれたようで、話に花を咲かせている。

  48. 主人公:

    - あまりに楽しそうに話しているのでしばらくその様子を見守った後、頃合いを見て本題に入った。

    1. まずはみんなの実力を把握したい。スレイプニール!
  49. P-49スレイプニール:

    ハイ!

  50. P-49スレイプニール:

    - スレイプニールがスカイナイツのメンバーに発見された時の話を思い出した。

    1. 一人で練習していた曲があるんだよな?
  51. P-49スレイプニール:

    うん。あれをみんなで歌うわけね!みんなで歌うなら、少し直す必要があると思うけど問題ないわ!

    1. よし。まずはその曲を完成させて練習してくれ。
  52. P/A-8ブラックハウンド:

    私たちだけでですか……?少し不安だな……

    1. この曲だけだよ。俺もまだ準備することがあるからさ。
  53. P/A-8ブラックハウンド:

    う~ん……

  54. P-49スレイプニール:

    そんなに心配しないで。私を信じて!

  55. P-49スレイプニール:

    作詞作曲もそれなりに勉強してるんだから。

  56. P/A-00グリフォン:

    あんただから不安なんだってば……

  57. P/A-00グリフォン:

    ま、まぁ、でも……ぷ、プ、プロデューサーもやる気満々だし。

  58. P/A-00グリフォン:

    たまには……乗ってあげないとね?

  59. P-29リントヴルム:

    プロデューサーさ~ん、可愛くなり過ぎたリンティに、夢中にならないよう気をつけてくださいね~?

  60. EB-48Gフレースヴェルグ:

    ううむ……、やはり、皆さん楽観視し過ぎな気がします……

  61. EB-48Gフレースヴェルグ:

    いいですか?アイドルというものはですね―

  62. P-22ハルピュイア:

    なんだか、ワクワクしてきちゃった!

  63. P-22ハルピュイア:

    …でもやっぱりダンスだけは自信がないわ……どうしよう……

  64. EB-48Gフレースヴェルグ:

    アイドルについてもう少し―

  65. P-49スレイプニール:

    みんな!!心の準備はできたわね?私たちのアイドルプロジェクトは今ここからスタートするわ!

  66. P-49スレイプニール:

    私たちの歌を、オルカに響かせるのよ!!

  67. EB-48Gフレースヴェルグ:

    そもそもアイドルというのはIdol―