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Transcription
- 全員:
ユニット……？
- P-22ハルピュイア:
2つのユニットに分かれて、1曲ずつ歌うってこと？
- うん。そして、全員で歌う曲ももう1つ追加しよう。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ふむ。曲のコンセプトは私達が決めてもよろしいのでしょうか？
- もちろん。むしろその方がいいと思う。
- P-49スレイプニール:
じゃあプロデューサー！私のユニットはこの三人でいくわ！
- P-49スレイプニール:
ほらほら、ミーティング始めるわよ！
- 主人公:
- スレイプニールはハルピュイアとフレースヴェルグに腕を絡め、
部屋の隅へと連れて行ってしまった。 - う～ん…判断が早い……
- P/A-00グリフォン:
…あんた、正気なの？
- P/A-00グリフォン:
あれ、どうすんのよ。
- あれって…スレイプニールのこと？
- P/A-00グリフォン:
そうに決まってるでしょ！あっち、ツッコミがいないわよ！
- P/A-8ブラックハウンド:
私かグリフォンのどちらかは、戦隊長の傍にいた方がいいと思います……。
- 主人公:
- スレイプニールの方を見ると、ハルピュイアとフレースヴェルグに
自分が考えるユニットのコンセプトを熱く語っていた。 - …ちょっと不安かも……？
- P/A-00グリフォン:
ちょっとじゃなくてすごく不安よ！はぁ…ジャンケンで負けた方があっちに―
- P-49スレイプニール:
プロデューサー！コンセプトが決まったわ！バンドスタイルでいくわ！
- P-49スレイプニール:
あと、フレースヴェルグがユニット名も考えてくれたわ！
もう少し話をまとめるからちょっと待ってね！ - P/A-00グリフォン:
……はっや……
- P/A-8ブラックハウンド:
……。
- P-29リントヴルム:
リンティはあまりこういうことを言うキャラではないので、
言いたくないんですが……。 - P-29リントヴルム:
ヤバそうな気しかしません……。大丈夫ですかね？
- リンティまで…。で、でもバンドのアイドルってカッコよくない？
- 主人公:
- 俺がそう言うと、ブラックハウンドが大きなため息をついた。
- P/A-8ブラックハウンド:
無事にステージに上がって演奏できれば、それは本当にカッコいいでしょうけど……
- P/A-00グリフォン:
はぁ……私知～らない。
そもそもプロデューサーって、それを成功に導くのが仕事でしょ？ - ……
- 主人公:
- 3人の反応を見ていたら、急に不安になってきた。
- 主人公:
- でも、ハルピュイアがいる。あの子がいればさすがに大丈夫だと思いたい……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
星になぞらえる…ですか……。素敵なアイデアです。流石ですね…！
- P-49スレイプニール:
へへへっ……でしょ！？あとは練習するだけよ。
- 主人公:
- フレースヴェルグはすでにスレイプニールの言葉にまんまと乗せられていた。
- P-49スレイプニール:
それに、バンドだからダンスも必要ないわ！
- P-22ハルピュイア:
あっ、そうね！
- P-22ハルピュイア:
私も賛成～！
- P-29リントヴルム:
戦隊長が一瞬で二人の心を掴んだ……！
- P/A-8ブラックハウンド:
……こういうところを見ると、やっぱり戦隊長って
リーダーシップがあるのかもね……？ - P/A-00グリフォン:
あんのバカども……。
- ハ、ハルピュイアまで……
- 主人公:
- 事態の深刻さに気付いた時には、時すでに遅し……！
話し合いをする三人はとても楽しそうで、 もうメンバーを変更させる気にはなれなかった。 - 今更口を出すのもなぁ……
- P/A-00グリフォン:
じゃあ、どうすんのよ。
- 何とかしてみる。ちょくちょく確認するようにするよ。
- P/A-8ブラックハウンド:
じゃあ、私たちはどうしよっか？
- P/A-8ブラックハウンド:
何か希望とかある？
- P-29リントヴルム:
はい！ボクにいい考えがあります～。
- P/A-00グリフォン:
はぁ……そういえばここにも1人いたわ……。
- それじゃあ話を進めといてくれ。あとでまた来るから。
- P/A-8ブラックハウンド:
はい。