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Transcription
- P/A-8ブラックハウンド:
さすがプロは違うわ……
- P-29リントヴルム:
まだ完成してないのに、すごくいい感じ!
- P-29リントヴルム:
この曲、リンティのソロ曲にしちゃダメです?
- P/A-00グリフォン:
私たちのと次元が違う……
- P-22ハルピュイア:
ただいま~うぅぅぅ……、体が―
- P-22ハルピュイア:
あれ?さっきの歌、何?
- P-49スレイプニール:
まさか新曲!?
- P/A-00グリフォン:
うん。ミューズが作ってきたやつ。
- P-49スレイプニール:
ミューズ来てるの!?どこどこ!?
- P/A-00グリフォン:
今トイレに行ってるわ。みんなで歌う曲らしいわよ。
- P-49スレイプニール:
ふふふ、やっと部屋から出てきたのね……。
- P-49スレイプニール:
ミューズが帰ってくる前に聞かせてよ!ほら、最初から最初から!
- P-22ハルピュイア:
うわぁ…出だしから雰囲気が出てる……。
- ミューズ:
あ……
- P/A-00グリフォン:
おかえり。
- P/A-00グリフォン:
よかったじゃん。みんな気に入ってるわよ。
- ミューズ:
…ありがとうございます。
- P/A-00グリフォン:
……どうせだからさ、私たちが作ってる曲も全部あなたがやってくれない?
- P/A-00グリフォン:
私たちが作ったのとあなたのじゃクオリティーに差がありすぎて……
- ミューズ:
それはだめです!
- P/A-00グリフォン:
わぁあっ!?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ど、どうしましたか!?
- P/A-00グリフォン:
い、いや……ミューズに私たちが作った曲の手直しを
お願いしてただけなんだけど……あ~……びっくりした……。 - ミューズ:
あっ……す、すみません……
- ミューズ:
ですが……それはだめです。
- ミューズ:
これ以上私が手を入れたら……曲に込められた皆さんの想いが消えてしまいます。
- P/A-00グリフォン:
想い?
- ミューズ:
……その曲は、プロデューサーのために作ったものですよね?
- P/A-00グリフォン:
べ、別に?そういうわけじゃないけど?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
あれだけあからさまな歌詞を書いておいてそのセリフ……。
ツンデレの代名詞になれますよ……グリフォン。 - P/A-00グリフォン:
……
- ミューズ:
歌詞だけでなく……曲全体からも伝わってきます。
- ミューズ:
これは世界に二つとない、たった一人のための歌です。
- ミューズ:
他人にはただのラブソングに聞こえるかもしれませんが、
プロデューサーだけは聞いた瞬間ハッとするものがあるはずです。 - P/A-00グリフォン:
そうかな……?
- ミューズ:
はい。そういうものです。
- ミューズ:
歌を通して本当の想いを伝え、それを聞いた相手もそれに答える……
- ミューズ:
……私はそんな歌に憧れ―
- P-49スレイプニール:
ミューズ!
- ミューズ:
ひぃっ!?
- P-49スレイプニール:
やっと出てきてくれたのね!!すっごく心配してたんだから!!
- P-49スレイプニール:
おまけにこんな素敵な曲まで作ってくれるなんて……!
- P-49スレイプニール:
ミューズはもう名誉スカイナイツよ!
- P/A-00グリフォン:
なんだそれ?そんなのあったっけ?
- P-49スレイプニール:
あれ、なかったっけ……?
- EB-48Gフレースヴェルグ:
では、私がプロデューサーに許可をもらっておきましょう。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
……何を隠そう私、こういう追加戦士みたいな熱い展開、嫌いじゃないです。
- P-22ハルピュイア:
みんな、プロデューサーから呼び出しよ。
- P-49スレイプニール:
なんだろ?
- P-22ハルピュイア:
スタイリストとのミーティングをするから……艦長室に集まるようにって言ってるわ。
- P-49スレイプニール:
あぁ、スタイリストね……。
- P/A-8ブラックハウンド:
大喜びするかと思ったのに意外と静かね?
- P-49スレイプニール:
だって私の可愛さってもう完成してるじゃない?これ以上何をするっていうの?
- P-49スレイプニール:
まぁ……グループの統一感とかそういうのは打ち合わせしないとだめか……
- P-49スレイプニール:
それに、ミューズは髪も何とかしなくちゃいけないしね!とりあえず行くわよ!
- ミューズ:
わ、私もですか……?
- P-49スレイプニール:
そうよ。メイクもして、髪型も整えて、
アイドルの衣装に着替えれば、ミューズも立派なアイドルよ。 - ミューズ:
わ、私は……その……
- EB-48Gフレースヴェルグ:
メカクレ地味っ子が変身する展開ですか……王道ですね。
- EB-48Gフレースヴェルグ:
ですが、王道は王道だから王道なのです……。
つまり、ミューズさんは敵と戦うためプロデューサーの前で変身しなければならず、 顔を赤らめて― - ミューズ:
て、敵?プロデューサーの前で……?
- P-49スレイプニール:
ほらほら、この子の言うことは気にしないで!早く行こう!