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Transcription
- T-13アルヴィス:
み、道が険しい……
- ダッチガール:
大丈夫?荷物持とうか?
- T-13アルヴィス:
うぅ……ううん、大丈夫…このくらい……
- LRL:
よく言った!使い魔よ……!
- LRL:
この真祖の軍勢に属する者が……はぁ……よ、弱った姿を見せるのは恥…なのだ!
- LRL:
だ、だから……
- LRL:
はぁ……はぁ……ふぅ…。
- ダッチガール:
大丈夫?手伝おうか?
- LRL:
……永劫の時を……ひぃ…生きてきた…よ、余は…。
- LRL:
うむ………
- ダッチガール:
ちょうだい、私が持つ。あ……
- ダッチガール:
そういえば元々の計画だと、探検はここまでだったと思うけど……
タチ、そうだよね? - タチ:
[僕はコンコン。そうだよ。マスターが許可したのはここまでだったよ。]
- タチ:
[俺はトントン。そうだ。これ以上はマスターの許可が下りるまで待機しろ。]
- LRL:
ふっふっふっ……。両手に死者の霊魂を宿し、操るとは!さすがは余の咆哮の剣!
相当なやり手であるな! - ダッチガール:
ただの腹話術じゃん。
- LRL:
うぐっ。しかし、余の眷属のための探険……待機など―
- タチ:
[マスターがお前の眷属だと?]
- LRL:
うむ……ひっ、ひぃっ…!?な、何故剣を抜くのだ……?
- T-13アルヴィス:
ちょっと待ったぁ!
- T-13アルヴィス:
司令官様にプレゼントする宝物を探すための探険でしょ?
仲間同士で喧嘩しちゃダメだよ~! - タチ:
[プレゼント……]
- LRL:
そ、そうだぞ!
- LRL:
この旅はこの真祖の眷属であり、オルカ号の司令官、
咆哮の剣のマスターのための探険。 - LRL:
眷属が喜ぶ宝物を見つけるのが目的なのだ!見よ!余が手に入れたこの宝の地図を!
- T-13アルヴィス:
うわぁ~!すごーい!なになに?そんなのがあったんだね~?
- タチ:
[……!]
- T-13アルヴィス:
あれ?これって昨日LRLが寝る前に描いてたやつじゃない?
- LRL:
うぐっ……
- LRL:
…よ、余は啓示を受けたのだ!ここに伝説の宝物があるという啓示を!
- LRL:
真祖のプリンセスを疑うものではないぞ!余に続く準備はできておるのか!?
使い魔たちよ! - T-13アルヴィス:
ついてく、ついてく!チョコレートもたくさんあるよね?
- LRL:
もちろん!
- LRL:
さぁ……遠征は終わらぬ!我らが胸に宝物への野心ある限り!余に続け、我が軍勢!
- T-13アルヴィス:
わぁ~い!
- タチ:
[チョコレート…。]
- タチ:
[マスター…!]
- ダッチガール:
おーい。みんな、司令官が予定にない所に行く時は連絡しろって言ってたはずだよ。
- ダッチガール:
……真っ暗な所は嫌だな。
- LRL:
うわああぁぁ…!すごく綺麗……海と繋がってるみたい!
- LRL:
……はっ!
- LRL:
…ど~だ!使い魔たちよ!美しいと思わないか!
- T-13アルヴィス:
うんうん!司令官様も呼んじゃう?
- タチ:
[……。]
- タチ:
[…マスターが喜ぶプレゼント。]
- ダッチガール:
あ……。1人で行動したら危険だよ。
- ダッチガール:
それからタチ、君は私と一緒で現場監督を任されてるんだから……
- LRL:
余の剣よ、1人でどこに向かおうというのかね!
- T-13アルヴィス:
あそこにもう1つ洞窟があるよ~
- T-13アルヴィス:
タチが発見したみたい。私たちも行こう!
- LRL:
その提案、寛大な余は受け入れてやろう。
- LRL:
行け、白き野獣よ!
- T-13アルヴィス:
うん!わかった!
- T-13アルヴィス:
あっ、違うか!白い野獣、行っくぞ~!
- ダッチガール:
みんな!ちょっと待って―
- ダッチガール:
…はぁ……。司令官が私に監督を頼んだ理由が分かった気がする。
- ⁇:
きゃあああぁぁぁぁぁぁ―!!!
- ダッチガール:
悲鳴!?
- ダッチガール:
みんな、どうしたの!?
- ダッチガール:
みんな、大丈夫?
- タチ:
[奇妙な祭壇を発見した。]
- タチ:
[人間の……銅像みたいだね。]
- ダッチガール:
人間を象った銅像……?でもこの様子って……
- ダッチガール:
他のみんなは?
- タチ:
[石に躓いて転んだみたい。]
- タチ:
[祭壇を見て驚いたようだ。マスターに仕える者として容認しがたい醜態だな。]
- ダッチガール:
LRL、大丈夫?ケガしてない?
- LRL:
ふぃぃ…頭ぶつけちゃった……
- LRL:
何でこんなところにこんなのがあるんだよぉ……
- T-13アルヴィス:
そうだね~、宝物じゃなくて変な物ばっかり。
- ダッチガール:
銅像の後ろにあるアレ……コウヘイ教団の装飾に似てる。
- ダッチガール:
でも何か……ちょっと違うみたい。タチはどう思う?
- タチ:
[分からない。]
- ダッチガール:
あ、タチはまだ礼拝に参加したことなかったよね。
- ダッチガール:
いつか参加してみてほしいな。司令官もたまに来るし。
- タチ:
[マスターが……?]
- ダッチガール:
うん。先週も来たよ。
- タチ:
[……考えておく。しかし今はこれを調査するのが先だ。]
- タチ:
[どうして人間同士で殺し合ってるんだろう?]
- ダッチガール:
……タチはこういうのには慣れてるの?
- タチ:
[こいつは秘密組織に生まれて、暗殺の為の道具として育てられたからな。]
- タチ:
[実際にこういう光景は何度も見てきたよ。ただ……]
- ダッチガール:
ただ?
- タチ:
[銅像になっているのは初めて見た。]
- ダッチガール:
そうだね、この銅像は何かを訴えたいんだろうね……。
- ダッチガール:
何を伝えたいんだろう……?それにどうしてこんな……?
- LRL:
う、うむ。そうだな?それより…探険も終わったことだし早く帰るとしようか。
- LRL:
残念である!結局ここでも千年の秘宝は見つからなかったか……。
残念残念!帰るとしよう! - タチ:
[怖いのか?]
- LRL:
こ、怖いだと!?千年の歳月を生きる吸血鬼の王、真祖のプリンセスがたかが―
- T-13アルヴィス:
わぁっ!
- LRL:
うああぁぁぁぁぁ~ん!
- T-13アルヴィス:
ひひひっ、びっくりした?
- LRL:
うはぁぁん、アルヴィスのバカ~!もう知らない!
- ダッチガール:
あっ、だから1人で行っちゃ危険だって!
- ダッチガール:
アルヴィス、LRLと一緒にいてあげて!
- T-13アルヴィス:
分かったぁ!
- タチ:
[……やっと静かに捜索できそうだね。]
- ダッチガール:
手伝うよ。
- タチ:
[こういうことには慣れてるのか?]
- ダッチガール:
まぁね。炭鉱に閉じ込められるのに比べたら全然怖くないよ。
- ダッチガール:
それにこれが何を意味するのかも……気になるしね。
- タチ:
[銅像に特別な仕掛けはないみたいだよ。]
- ダッチガール:
あのシンボルもそうみたいだね。ただ普通に彫られてるだけみたいだし。
- ダッチガール:
とりあえず写真を撮って……何か持って帰れるものはないかな?
- タチ:
[身動きの邪魔にならないものを持っていこう。]
- ダッチガール:
このバッジはどう?
- タチ:
[バッジ?]
- ダッチガール:
バッジに教団の紋章が刻まれてる。あの銅像に彫られてるものと同じだよ。
- ダッチガール:
う~ん……ただの考えすぎならいいんだけど……。ちょっと心配だな……
- タチ:
[どんな危機が迫ろうと心配することはない。]
- タチ:
マスターは私が守る。
- ダッチガール:
え?今普通に喋った?タチの本当の声、初めて聞いたよ。
- タチ:
[……帰ろう。]