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Transcription
- E-16タロンフェザー:
これは面白くなってきました!この2人の戦いが予選から見られるなんて!
- コネクターユミ:
今回のスチオン大会にシーズンランキング2位と3位のプレイヤーが
別チームで参加し、リーグ戦で早くも対決することとなりました。 - E-16タロンフェザー:
果してどちらが勝つのでしょう!解説のユミさんはどう思いますか?
- コネクターユミ:
難しい質問ですね。まずシティーガードチームのリーダーであるリアン選手は
マルチプレイヤーという言葉がピッタリの選手です。 - E-16タロンフェザー:
マルチプレイヤーですか?
- コネクターユミ:
はい、アタッカー、タンク、ヒールはもちろん、メインからサブまでこなす
万能っぷりです。さらに洗練されたエイムで緊迫した状況でも 様々な変数を生み出し、戦況を覆します。 - コネクターユミ:
ですが、この選手の特筆すべきポイントはずばりオーダーです。
ゲームをしているとどうしてもトンネルヴィジョンに陥りやすいんですが、 リアン選手はまるで相手を上空から見ているかのように視野が広いんです。 - コネクターユミ:
相手チームからすると非常に厄介な相手であることには違いありません!
- E-16タロンフェザー:
ですが!アレクサンドラさんの永遠の弟子、終わりのない補習授業、
080機関の自称特級エージェント、トモさん率いるチーム悪童会も なかなかの実力です! - E-16タロンフェザー:
チームの主将でもあるトモ選手はリアン選手とは全く異なるタイプです。
トモ選手は今まで「T-2ブラウニー」以外のキャラを使用したことがないんです。 - コネクターユミ:
T-2ブラウニーはアタッカー、タンク、ヒールが全部可能な万能キャラです。
ですがゲームで万能という言葉は裏を返せば微妙という意味でもあります。 - E-16タロンフェザー:
ですがそここそがトモ選手の力量発揮となります。
味方と敵チームの構成を見て、動物的な第六感で柔軟なアイテムツリーを選択し、 戦場を引っ掻き回します。 - E-16タロンフェザー:
そうこう話をしている間に試合の準備ができたようです!
まずは各チームの主将が登場し挨拶を交わします。 - 慈悲深きリアン:
は~い、トモ。
- 慈悲深きリアン:
こうやって向き合うと、何だかすごく懐かしくて……
それでいて何だかこそばゆいね。 - トモ:
コソバ・ユイ……?誰……?どういう意味?……あっ!
- トモ:
危ない危ない!いきなり心理戦を仕掛けてくるなんて!
うっかりハマるところだったよ! - トモ:
ゲームでもチャットでよく邪魔してきたけど、同じ手は通じないんだから!
- 慈悲深きリアン:
ん?あははっ、違うってば~。
- 慈悲深きリアン:
ただ嬉しいんだよ。トモを見ていると昔のことを思い出しちゃって……
話しかけたくなるの。 - 慈悲深きリアン:
でもさ……
- 慈悲深きリアン:
今シーズン私が2位だったのに、勝てると思う?
- トモ:
最後のゲームが間に合ってたら私が確実に2位だったし!!
- トモ:
ぎりぎり12時過ぎちゃって……ちょっとの差だったじゃん!
- 慈悲深きリアン:
あはは……
- 慈悲深きリアン:
とにかく結果だけ見れば私が2位だったわ。そうでしょ?
- トモ:
もういい!次は私が勝てばいいだけだし!
- トモ:
覚悟してよね!
- 慈悲深きリアン:
あっ、そうだ。1つだけ気になることがあるの。答えてくれない?
- トモ:
またどこでハイドしてるのか聞き出そうとしてるんでしょ?教えてあげないよ~だ!
- 慈悲深きリアン:
あははっ。違うよ。そんなんじゃないよ~。
- 慈悲深きリアン:
ねぇ、トモは今、幸せ?
- トモ:
え?そんなのわかんないよ。
- トモ:
ただ、楽しいよ!みんなで遊んで、笑って、お喋りして……ただそれだけ。
- トモ:
何でそんなこと急に聞くの?
- 慈悲深きリアン:
……ううん…気にしないで。
- 慈悲深きリアン:
ちょっと聞いてみたかっただけだから。
- トモ:
何それ。変なの。
- 慈悲深きリアン:
お喋りしすぎちゃったかな。スタッフが時間がないって言ってる。
- 慈悲深きリアン:
名勝負にしようね、トモ。よろしく!
- E-16タロンフェザー:
何と!T-2ブラウニーがあんな強キャラだったとは!
大会を見守る方たちの認識が昨日とは違うものになりそうですね! - コネクターユミ:
どんな武器でも扱える代わりに熟練度が低く、使えるキャラではないとの評価が
一般的でした。ですがそれはもう過去のものとなりましたね。 - コネクターユミ:
現在トモ選手が使っているブラウニーの動きは全く予想できませんでした。
- コネクターユミ:
秒単位で武器を切り替えながら最適なタイミングでスキルを活用し、
リアン選手が使用する「不屈のマリー」の動きを完全に封じています! - コネクターユミ:
ですが、あれ…?
- E-16タロンフェザー:
拠点占領戦なのにどうして不屈のマリーをずっと押さえているんでしょう…?
拠点を奪わないといけないのに……? - コネクターユミ:
ランカー同士のプライドでしょうか?チーム悪童会のメンバーもトモ選手に
拠点を守れと呼んでいますが、聞こえてないみたいですね……。 - E-16タロンフェザー:
ですが、両選手のプレイスキルが尋常ではないということは確かです。
こんな名勝負はなかなかお目にかかれません! - コネクターユミ:
トモ選手のT-2ブラウニー、発泡コンクリートで不屈のマリーの攻撃を阻止!
と同時にここで至近距離からの140mm迫撃砲!! - E-16タロンフェザー:
この近接での砲撃は自分もダメージを受けますよ~!!
- コネクターユミ:
煙幕効果が発動したため煙の中の状況判断が難しくなっています。
やっと煙が消えてきました……。 ……………!? - E-16タロンフェザー:
T-2ブラウニー、不屈のマリーに超接近!超接近しているその両手には
突撃小銃を構えています!まさか!まさかぁぁ! - E-16タロンフェザー:
究極の至近乱射戦!信じられません!
ブラウニーで上位互換のようなタイプのマリーを倒すつもりなのでしょうか!? - コネクターユミ:
そんなはずは……!不屈のマリーがT-2ブラウニーと同系キャラであることは
誰もがわかっていると思いますが!ステータスが違い過ぎます! - コネクターユミ:
そんなこと……一段階、いや、二段階以上は実力に差がなければ
倒すなんて絶対に出来ないはずです…! - E-16タロンフェザー:
あーっと!しかし!ここで拠点が占領され、シティーガードチームの勝利!
試合終了です! - E-16タロンフェザー:
ああ、トモ選手、チームメンバーにめちゃめちゃ怒られています!
- コネクターユミ:
敗北という結果にはなりましたが、予選から名勝負が誕生しましたね。
- コネクターユミ:
試合のハイライトをお送りしつつ、次の試合でまたお会いしましょう。
- E-16タロンフェザー:
お疲れさまでした~。
- コネクターユミ:
お疲れ様でした。
- コネクターユミ:
この後はえっと……あ……
- コネクターユミ:
イベントマッチはキャンセルされましたよね?
- E-16タロンフェザー:
主役の特別ゲストの参加が不透明となったため仕方ありません。私も残念です。
- コネクターユミ:
「深海」って名前のあの方ですよね?私も知ってます。すごい有名ですからね。
- コネクターユミ:
確か本人が参加意思を表明していたはずですが……
どうして参加できなくなったんですか? - E-16タロンフェザー:
なんでもスチールラインに所属していて、今、地獄訓練の真っ最中だとか……
- コネクターユミ:
そうだったんだ……