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Transcription
- サラカエル:
来たか。
- アザゼル:
ものすごい……規模ですね。
- アザゼル:
こんな場所が隠れていたなんて……
- ヴェロニカ:
奥は霧がさらに深くなっていますね。
- ヴェロニカ:
そして、あの塔は……
- サラカエル:
また大したものだな。光を崇め、賛美する意匠だ。
- アザゼル:
ですがあんな塔、教団のどんな記録にも残されていません。
- アザゼル:
あれほど巨大なものがあるなら、特級聖域として指定されているはずです……。
- ヴェロニカ:
となると昔の教団が全滅して、救援者様が降臨されるまでの空白期間に
建てられたとしか考えられません。 - アザゼル:
ですが、どうやって……
- アザゼル:
サラカエル、どこに行くのですか!
- サラカエル:
ここで無駄な議論をしたところで答えなど出ん。
- サラカエル:
前方に人の気配を感じる。背教者を捕まえ、尋問を行う。
- 祈る信徒:
光よ…。
- 祈る信徒:
今、この世のあらゆる被造物はいかなることを行う前に、
貴方の意思を尋ねるでしょう。 - 祈る信徒:
日に日に貴方の偉大さと神々しさは増し、そしてますます私達には欠点が……
- サラカエル:
背教者よ、頭を上げ審判者を拝謁せよ。
- 祈る信徒:
………
- 祈る信徒:
…多いということを気づかされます。どうか父母の心情で無限の恩寵を私達に―
- サラカエル:
貴様ら……!
- アザゼル:
ちょ、ちょっと待ってください!約束を忘れたんですか!?
- 祈る信徒:
あ……
- 祈る信徒:
アザゼル様……?
- サラカエル:
それとこれとは話が別だ、アザゼル!
- サラカエル:
この者は不敬にも教団の天使を冒涜するという罪を犯した!!
- アザゼル:
でも……。
- アザゼル:
い、祈りの最中ではなかったですか。特に熱心な信徒なのです。
他のことに神経を使う余裕がなかっただけでしょう。 - アザゼル:
さぁ、お立ちください。道に迷った哀れな子羊よ。
- アザゼル:
私は教団の熾天使アザゼル。
あなたを現世に降臨した選ばれし者のもとへと導くため、ここに参りました。 - アザゼル:
共に選ばれし者の意志をこの世界に実現していきましょう。
- サラカエル:
救援者の意志ではなくて光の意志だ、アザゼル。
- アザゼル:
お願いですから……今は少しだけ大人しくしていてください……
- 祈る信徒:
……ああ。
- 祈る信徒:
ついに私達に施しを。あの日が来たからですね……
- アザゼル:
はい?
- サラカエル:
…ふん。ついに狂ったか。
- サラカエル:
よく見ておくがいい。これが背教者の悲惨な末路だ。
- アザゼル:
ど、どこに行くのですか?
- サラカエル:
ここの責任者を探す。
- サラカエル:
その者を見つけ罪を問いただし、罰し、満天下に光の意志を再び広める。
- ヴェロニカ:
周辺を確認してきました。
- ヴェロニカ:
家は全て空き家の状態で、道で数人の信徒達に出会いましたが……
皆この信徒と同じ状態でした。 - アザゼル:
少し不安ではありますが、深い信仰心は感じられます。
- アザゼル:
ここの者たちの信仰は変わっていません、サラカエル。
- サラカエル:
そんなことはまだわからん。その揺るぎない信仰心が
もし間違った方向に向いていたなら、それに勝る不敬などない。 - アザゼル:
……
- ヴェロニカ:
他の信徒たちは全員あの建物の中にいました。
私が中に入っても目もくれず、各々祈りを捧げていました。 - サラカエル:
怪しいな。案内しろ、私がそこを検めてみよう……ん?これは……?
- アザゼル:
鉄虫です!一体どこから現れたのでしょう!?
- サラカエル:
聖域を汚す鉄の群れめ…!
- サラカエル:
審判者の怒りを受けよ!!