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Transcription
- サラカエル:
背教者達が言っていた預言というのは、このことだったのか!?
- エンジェル:
正確には……その預言を実現させようとしているのです。
- アザゼル:
その預言の内容は何なのですか?
- エンジェル:
すみません。お話しすることはできません。
- エンジェル:
皆さんはこのまま支部の外に出て、
救援者様と一緒にできるだけ遠くに離れてください! - エンジェル:
教団の天使として、救援者様にお会いできない不敬をお許しくださいとお伝え―
あっ…!! - エンジェル:
もう光の帳が完成するなんて、あり得ない……。
- サラカエル:
光を凝集させて物理的な力を発揮する……。
- サラカエル:
アザゼル、これはお前の領分ではないのか。
- アザゼル:
はい。私が扱う光の力にとても似ています。
- アザゼル:
ですが、その規模が……。
- ヴェロニカ:
支部を完全に囲んでいます。
- ヴェロニカ:
強度も……ハァッ!!!
- ヴェロニカ:
……全く比べ物になりませんね。
- アザゼル:
これは……万が一のこともあるかもしれません。
- アザゼル:
選ばれし者に早く連絡を……
- アザゼル:
…………………。
- サラカエル:
この障壁は電波のようなものまで遮断しているようだ。
- サラカエル:
ここはもう完全な異界だ。
- アザゼル:
でも、選ばれし者には何としても連絡をとらないと……!
- アザゼル:
私が固執したせいでこんなことに……
- ヴェロニカ:
これほどの規模なら外からでも異変に気が付くはずです。
- ヴェロニカ:
救援者様も今頃きっと、対策を講じているはず。
- サラカエル:
ふん……ちょうどいい。救援者を試すいい機会だ。
- アザゼル:
そんなことを言っている場合じゃありません!
- サラカエル:
まぁ落ち着くのだ、アザゼル。状況は何も変わっていない。
- サラカエル:
はじめから救援者に知らせることなく自分一人で解決すると言っていなかったか?
- アザゼル:
……。
- ヴェロニカ:
申し訳ありません、アザゼル様。
サラカエル様のエンジェル様への質問が長引いてしまい……。 - アザゼル:
このままでは選ばれし者とオルカの皆さんに危険が及ぶ可能性が……。
- サラカエル:
お前が信じる救援者はこの程度の危機も自分で克服できんのか?
- サラカエル:
お前の救援者に対する信仰はたかだかこの程度なのか?
- アザゼル:
………
- サラカエル:
救援者に対するお前の信仰心を私に示して見せろ。
お前が信じてやまない救援者の力というものを私も見てみたい。 - サラカエル:
私を納得させてみろ。
- アザゼル:
……私の心の中に闇が入り込んでいたようです。
- アザゼル:
私は選ばれし者を信じます、サラカエル。
彼はどんなことがあろうとも皆さんを守ってくれるはずです。 - アザゼル:
そして、私達に危機が訪れたとしても……必ず救ってくださるはずです。
- サラカエル:
ふん。どうだか……。
- アザゼル:
私は信じています。
- ヴェロニカ:
お話し中に申し訳ありません。
- ヴェロニカ:
エンジェル様がいなくなりました。
- アザゼル:
ええ!?
- サラカエル:
バベルの方だろう。どうせ私達も行こうとしていた場所だ。すぐに追いかけるぞ。