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P-3Mウンディーネ
副艦長、ネリとテティスから通信です。戦況は緊迫しているそうです。

Transcription

  1. P-3Mウンディーネ:

    副艦長、ネリとテティスから通信です。戦況は緊迫しているそうです。

  2. P-3Mウンディーネ:

    しかも司令官とも通信が繋がらなくて……

  3. AG-2Cセイレーン:

    ……他の場所から敵が攻撃してくる可能性もありますね。

  4. AG-2Cセイレーン:

    もしくはあの光の柱の発生地点へ支援に向かう必要があるかもしれません。

  5. AG-2Cセイレーン:

    2つに分けたのは間違った判断ではないはずです……。

  6. AG-2Cセイレーン:

    隊長ならどんな判断を下したのでしょうか……

  7. 無敵の龍:

    同じ判断を下しただろう!

  8. AG-2Cセイレーン:

    隊長!?

  9. P-3Mウンディーネ:

    お待ちしてました!

  10. 無敵の龍:

    まだ本隊とは距離があるがそう遠くはない。

  11. 無敵の龍:

    快速航行で向かっているからこちらは心配無用だ。

  12. 無敵の龍:

    また、司令官との通信中、ホライゾンの功労を褒めて頂いた。この事態が落ち着けば相応の報酬も頂けるだろう。

  13. 無敵の龍:

    セイレーン副艦長。

  14. AG-2Cセイレーン:

    あっ、はい!

  15. 無敵の龍:

    ご苦労だった。

  16. 無敵の龍:

    小官が席を外している間の警戒、見事にやり遂げてくれた。

  17. 無敵の龍:

    ここからは小官が指揮する。セイレーン副艦長、直ちに光の柱へと向かい、スチールラインを支援せよ。

  18. AG-2Cセイレーン:

    ……了解しました。すぐに移動を開始します。

  19. AG-2Cセイレーン:

    どうかオルカ号を……司令官を……!

  20. 無敵の龍:

    心配するな。忘れたのか?

  21. 無敵の龍:

    小官は海で負けたことはない。

  22. 不屈のマリー:

    素晴らしい副官ですね。

  23. 不屈のマリー:

    上級者が不在でも適格な判断と、迅速な決断。

  24. 不屈のマリー:

    教本に出てくる軍人そのものです。

  25. 無敵の龍:

    小官にはあまり所有するモノがなかったが、部下には恵まれたようだ。

  26. 無敵の龍:

    セイレーン副艦長は誰かの下で働くには惜しい人材だ。

  27. 無敵の龍:

    別で艦隊を編成する計画もあるのだが、今は目の前の事態を解決しなくてはな。

  28. 無敵の龍:

    それと言葉遣いだが、そう硬くなる必要はない。そなたも小官も司令官の下で戦う同じ指揮官ではないか。

  29. 不屈のマリー:

    失礼。ブラックリバー時代の指揮体系がまだ体に染みついているようだ。

  30. 不屈のマリー:

    ところで……どうだ?副艦長を私に任せてみないか?

  31. 不屈のマリー:

    海上戦はもちろん、地上戦にも優れた人材にしてみせる。

  32. 無敵の龍:

    ふふ、マリー隊長の下にも優秀な副官がいると聞いた。小官が同じような提案をしたらどうするつもりだ?

  33. 不屈のマリー:

    そうだな。失言だった。

  34. 不屈のマリー:

    優れた人材を見つけると自分の知識を叩き込みたくなってしまう……指揮官ならではの習性のようだ。

  35. 無敵の龍:

    まったくだ……。

  36. 無敵の龍:

    だが、小官の提案も決して冗談ではないぞ、検討してみてくれ?

  37. 不屈のマリー:

    遠慮する。

  38. 不屈のマリー:

    うちの副官にはまだまだ教えることが山ほど残っている。

  39. 無敵の龍:

    先日、部隊運用の面では既にマリー隊長を追い抜いたとか言っていなかったか?

  40. 不屈のマリー:

    自分を犠牲にしながら士気を駆り立てるので非常に頭が痛い……。自分が倒れてしまっては元も子もないのだがな……。

  41. 無敵の龍:

    マリー隊長にそっくりだな。

  42. 不屈のマリー:

    悪い所が似てもらっても困る。

  43. 不屈のマリー:

    それはそうとインフラの安全点検を終えてすぐに無敵の龍艦隊と合流出来て本当に良かった……。

  44. 不屈のマリー:

    でなければどうなっていたことか。流石にこの状況は危なかった。

  45. 無敵の龍:

    天が味方をしてくれたようだ。

  46. 無敵の龍:

    お喋りはこれくらいにして、今後の作戦を検討しよう。本艦は港到着前から支援砲撃を開始する。

  47. 無敵の龍:

    セイレーンが率いる艦隊はコウヘイ教団の支部側に配置している。本艦隊はオルカ号本隊を支援する予定だ。マリー隊長、そなたの計画を教えてくれ。

  48. 不屈のマリー:

    支部にはレッドフード達が向かっていると聞いた。心配はいらないだろう。

  49. 不屈のマリー:

    今は本隊の戦力を補強する必要があると判断する。支援砲撃の後、停泊を頼む。

  50. 無敵の龍:

    了解した。水平線の向こうに港が見える。

  51. 不屈のマリー:

    これは酷いな。鉄虫があんなにいるとは……

  52. 無敵の龍:

    地盤が固くないから、無差別砲撃は避けた方が良いが……

  53. 無敵の龍:

    幸い、司令官から部隊配置図をもらっている。目標は港と距離がある森と廃墟。雑魚は速やかに片付ける!

  54. 無敵の龍:

    我々が来たことを味方、そして敵に知らしめる!!

  55. 無敵の龍:

    砲を上げよ!!!

  56. 無敵の龍:

    全艦隊、砲撃開始ィ!!!!!