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Transcription
- エタニティ:
漆黒のような闇ですね。
- エタニティ:
まるで棺の中に入っているようです。
- ヴェロニカ:
前回通った通路よりも暗いです。
- ヴェロニカ:
気をつけないと壁にぶつかるかもしれません。
- ドラキュリナ:
チッ……
- ドラキュリナ:
……何、この通路。色んな所に繋がってるし、塞がれてるところもあるわね。
- エタニティ:
どうしてわかるのですか?
- ドラキュリナ:
舌打ちした音でよ。
- ドラキュリナ:
異常に広いわ。ほんとなんなの?
- 解体者アザズ:
エコーロケーションですか。音の反響で空間を把握する能力ですが、
素の状態でそれが可能だなんて。さすがはビスマルクの技術力です。 - 解体者アザズ:
ふふ。これからも仲良くしましょうね。
- ドラキュリナ:
お断りよ。ここを切り抜けたらあんたとは二度と関わらないんだから。
- ドラキュリナ:
この辺りにドアがあるはずだけど―
- エンジェル:
開けてはいけません!
- ドラキュリナ:
びっくりしたぁぁ……!な、何で?
- エンジェル:
侵入者が入って来ることを想定して、罠が仕掛けられています。
- エンジェル:
僕が許可したもの以外には手を触れないでください。
- アザゼル:
人間達が最後に作った聖域ですから、
秘密の通路くらいはあると思っていましたけど…… - アザゼル:
この罠は鉄虫ではなく人間用の罠なのですね……。
- サラカエル:
聖域を設置するだけでも大変だっただろうに……、
こんな迷路のような秘密通路まで……。 - サラカエル:
背教者達は自分たちの王国でも作ろうとしていたのか?
- エンジェル:
……
- 解体者アザズ:
お話し中すみません。
- 解体者アザズ:
司令官と通信が繋がりそうなんですが、どうされます?
- アザゼル:
……!伴侶…!
- アザゼル:
お願いします!繋げてください!
- 主人公:
- あれから激しい攻防が数時間続いていたが、マリーと龍が率いる部隊の合流で
ようやく一息つけるようになった。 - 主人公:
- 祈る思いで更新された被害報告を確認し、安堵のため息をつく。
その時、プライベートチャンネルから通信要請が入ってきた。 - こんな時に誰だ……アザズ!?
- 主人公:
- パネルに表示された名前を見て緊張が走る。
- アザズ、無事か?他のみんなは?
- アザズ?:
わ…… は……し……です
- アザズ?:
…た… …あ……える……。
- アザズ、俺の声は聞こえるか?
- アザズ?:
……し… …い………や……塔に……
- あ……
- 主人公:
- ノイズだけしか聞こえず、とうとう通信も切れてしまった。
- 解体者アザズ:
……
- 解体者アザズ:
すみません。通信妨害が予想値の570%も強くなっていました。
- アザゼル:
伴侶……無事でよかった……
- ヴェロニカ:
ですが、外の状況はこちらよりも深刻かもしれません。
- ヴェロニカ:
アザゼル様、どうされますか?
- アザゼル:
……
- アザゼル:
塔に行きましょう。今は私達ができることをしましょう。
- アザゼル:
信徒とエンジェルのお姉さんを助け、伴侶に迫る危機を阻止します。
- 解体者アザズ:
はい。あの塔を無力化させれば、鉄虫もこれ以上現れることはないでしょう。
- サラカエル:
それもいいかもしれないが、失敗のリスクも覚悟しなければならない。
- アザゼル:
その必要はありません。
- サラカエル:
なぜそう言い切れる?
- アザゼル:
伴侶は私がこう行動することを予測しているはずです。
- アザゼル:
もし危機に直面したとしても……伴侶は私達を救ってくれます。必ず。
- サラカエル:
盲目的だな。
- アザゼル:
サ、サラカエルに言われたくありません…!
- エタニティ:
さぁ、行きましょう。ご主人様が危険です。
- エタニティ:
やっと……ご主人様と今を共にするという覚悟を決めたのです……。
このまま死ぬわけにはいきません。 - アザゼル:
はい。必ず伴侶をこの危機から救い、私達も無事に帰還するのです。
行きましょう。 - アザゼル:
……エンジェル、聞きたいことがあります。
移動しながら話してもらってもいいでしょうか?