シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- ドラキュリナ:
ちょ、ちょっと待って……
- ドラキュリナ:
少しゆっくり歩いてよ……!私、体力ないんだからね……
- エタニティ:
昔の映画で観ましたが、歩きが遅い人が最初に……
- ドラキュリナ:
あんたまた怖いこと言うつもりでしょ!?やめてよね!
- 解体者アザズ:
仕方ありませんね……。では私が。
- ドラキュリナ:
悪いわね、ありがと―
- ドラキュリナ:
って、何してるの?
- 解体者アザズ:
乗り物を作っています。
- 解体者アザズ:
部品は足りていると思ったのですが、足りなくて幼児用サイズしか作れませんね。
- 解体者アザズ:
あっ、音が出るボタンもつけておきましょうか?
- ドラキュリナ:
……!?
- エタニティ:
警笛はいけません。
- エタニティ:
大きな音は敵が集まってくるかもしれません。
- ドラキュリナ:
ツッコむところそこなの…!?
- ドラキュリナ:
もういい!行くわよ!回復したから歩けるわ!
- 解体者アザズ:
あら?さっきは一歩も歩けない感じでしたけど。
- エタニティ:
ほとんど完成したようですし、せっかく作ってくれたのですから
乗ってあげたらどうですか? - ドラキュリナ:
そんなもんに乗るくらいなら、それ担いで走るわ!
- ドラキュリナ:
だいたい、滅茶苦茶遅そうじゃない。
- ドラキュリナ:
うぅっ…!早く帰ってトマトジュース飲みたい……。
- 解体者アザズ:
ちょっと待ってください。
- ドラキュリナ:
今度は何よ!?
- 解体者アザズ:
そこまで仰るのでしたら特製エンジンを追加しましょう。
- 解体者アザズ:
ペダルを踏む必要はありません。ただ座っているだけで超高速で移動できます。
- 解体者アザズ:
これなら満足しますか?
- ドラキュリナ:
だから乗らないってば!
- エタニティ:
では私が乗ってもいいですか?
- 解体者アザズ:
残念ながらドラキュリナさんの体型に合わせて作ったので難しいと思います。
- 解体者アザズ:
仕方ありません。ワイヤレス操縦機能を追加して、
万が一に備えて携帯することにします。 - 解体者アザズ:
ふふ、ですから、乗りたくなったらいつでも言ってください。
- ドラキュリナ:
乗・ら・な・い~!
- ドラキュリナ:
全部消えてしまえ!!!
- ドラキュリナ:
……ふぅ。こっちは片付いたわよ。
- 解体者アザズ:
この一番大きな工場が最後ですね
- 解体者アザズ:
仕上げといきましょう。
- ドラキュリナ:
は?うそ!?そっちもう片付いたの?私より多かったわよね?
陰キャ、弾薬がほとんどないとか言ってなかった? - 解体者アザズ:
弾薬ならこの後補充する予定です。ここは良質な金属がたくさんありますから。
- ドラキュリナ:
そうじゃなくて、さっきないって言ってたでしょ……。
- エタニティ:
さぁ次に行きましょう。
- ドラキュリナ:
弾薬補充しなさいよ。大事な時に撃てなかったらどうするのよ。
- エタニティ:
弾薬なら先程のままですが。
- ドラキュリナ:
え?じゃあどうやって戦ってたの……?
- ドラキュリナ:
まさかその棺で殴り殺したの?
- エタニティ:
はい、発砲するほど強い敵ではありませんでしたから。
- エタニティ:
棺は……新調しなくてはいけないようです。
ご主人様と一緒に使おうと思って大事にしてきましたのに…… 完全に壊れてしまいました。 - 解体者アザズ:
死と誕生は同義です。
その棺はさらに頑丈なものへと生まれ変わることができますからね。 - 解体者アザズ:
新しく作る時に特殊合金で補強しておきましょう。
- エタニティ:
防音も可能ですか?
- 解体者アザズ:
なるほど、それは考えもしませんでした……追加しておきますね。
成分比を少し変えるだけですので。 - エタニティ:
完璧です。
- ドラキュリナ:
……だんだんあんた達の会話に慣れていく私が嫌になるわ……。
- ドラキュリナ:
ついにこれが最後ね。
- ドラキュリナ:
チッ。
- ドラキュリナ:
……ファイナルステージらしくAGSがうじゃうじゃいるじゃない。
今まで戦ってきたの全部足してもここより少ないんじゃないの? - エタニティ:
ここを処理すれば私達の役目も終わりです。
- エタニティ:
後は教団の方々を信じて待つのみ。
- ドラキュリナ:
……ねぇ。最後になるかもしれないから言うけどさ。
- ドラキュリナ:
あんた達といると本当にイライラさせられるし、大変なことしかなかった……
- エタニティ:
それはすみませんでした。では……
- ドラキュリナ:
人の話は最後まで聞きなさいよ!
- ドラキュリナ:
だからさ、私が言いたいのは……け、結構楽―
- 解体者アザズ:
絶好のタイミングですね。ゴー。
- ドラキュリナ:
え、なに!?さっき私に作った乗り物……速っ!?
- ドラキュリナ:
でも、なんで工場に突入してんの……?AGSだらけよ……………?
- ドラキュリナ:
…………!?!?!?!?
- ドラキュリナ:
大爆発したんだけど!?
- 解体者アザズ:
バベルはエネルギー障壁に保護されていて無理ですが、
普通の建物なら何てことありません。 - 解体者アザズ:
これで私達のやることもなくなりましたね。
エタニティさんが言う通り教団の方達を信じて待ちましょう。 - ドラキュリナ:
いや待って!?大爆発したんだけど!?
- ドラキュリナ:
私をあんなのに乗せようとしてたわけ!?
- ドラキュリナ:
いつから爆弾ついてたの!?ねぇ!?
- エタニティ:
音を聞きつけて、残党が押し寄せていますね。
- エタニティ:
弾薬を残しておいてよかった。ここを乗り切れば後はもう本当に待つだけですね。
- 解体者アザズ:
天使さん達が上手くやってくれることを祈るのみです。
- ドラキュリナ:
あ~、も~!終わったらさっきの爆発のことちゃんと説明してよね!?