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Transcription
- ???:
傍観もまた罪。
- ???:
義務を怠れば、悪が横行するのは自明の理。
- ???:
悪に対し、責任を果たさなかった者に免罪などあり得ない。
- ???:
傍観を定められた者だとして、それが犠牲者に関係があろうか?
- ???:
そして、傍観による悪を許す者はもう存在しない。
- ???:
だから、贖罪は真に果たされることはない。
- 主人公:
- 敵対的な生存者との交戦後、実際に交戦した隊員たちから報告を受けた。
- T-14ミホ:
ええと……お母さんが交戦を開始すると同時に、
私も支援しようとしたんだけど……別のポイントまでの移動中に ブービートラップに引っかかっちゃって……建物が崩壊したの…… - T-14ミホ:
でも落下中にピントが助けてくれて、ケガはしなかったわ。
- T-14ミホ:
ありがとう、ピント!
- P-24ピント:
私たちがいた場所以外の建物にも、これでもかってくらいトラップが
設置されてたわ。 - P-24ピント:
あれは完全に…私たちを狙った罠だった。
- AS-12スチールドラコ:
お母さんに言われた通り、ブルガサリと待機してたら、
いきなりバキバキって音がしてさ!建物がガラガラ~!って崩れてきたんだよ! - AS-12スチールドラコ:
でも私の盾とブルガサリのパイルバンカーがあったから
ペシャンコにはならなかったよ! - T-60ブルガサリ:
私とスチールドラコはミホとは別の建物にいたのですが、
そこにも爆弾が設置されていました。爆弾は作戦官が 交戦を開始した直前に爆発し、そのせいで建物が崩壊しました。 - T-60ブルガサリ:
ですが、スチールドラコの報告の通り、軽傷で済み、
その後、やってきた隊員たちに救助されました。 報告は以上です。 - T-60ブルガサリ:
……みんな、公的な場で報告する時は言葉遣いに気を付けて。
- 大丈夫だよ。楽にしてくれ。
- 主人公:
- 隊員たちの報告が終わり、最後に紅蓮の番となった。
- C-77紅蓮:
生存者の痕跡を追跡し、薔花と名乗るバイオロイドと接触。
突如攻撃を受けたため、マニュアルに従い交戦に突入しました。 - C-77紅蓮:
薔花との交戦中、080機関ヨコハマ支部のニッキー・トレイシー協力のもと、
薔花の撃退に成功しました。 - 薔花が攻撃してきた理由は?
- C-77紅蓮:
……
- 紅蓮?
- C-77紅蓮:
私に……恨みがあるようです。
- え?恨み?どういうこと?
- C-77紅蓮:
分かりません……何か色々と言ってはいましたが……
- C-77紅蓮:
最終的に、ただ私を殺したいだけと言っていました。
- ……紅蓮はオルカで復元されたよな?
- C-77紅蓮:
そうです。
- じゃあ他の紅蓮と勘違いしてるのかな?
- C-77紅蓮:
紅蓮モデルそのものに恨みがあるようでした。
- うーん。何か心当たりは?
- C-77紅蓮:
……
- C-77紅蓮:
いえ……分かりません。
- 主人公:
- 俺も考えてはみたが……
- 主人公:
- 与えられた情報も少なく、当事者が分からないとなるとお手上げ状態だった。
- 襲撃に備えてオルカ号も再整備しておこう。
- 主人公:
- だが、まったく進展がないというわけでもない。
- ニッキー・トレイシー:
本物の人間様じゃない。すごい久しぶりだわ!
- 主人公:
- ニッキー・トレイシーは俺を見るや、嬉しそうに笑った。
- シラユリ:
ニッキー・トレイシー。礼儀がなってませんよ。
- ニッキー・トレイシー:
あ……やだ、感極まっちゃって、つい。
え~っと……こういう時は…… - ニッキー・トレイシー:
ご機嫌……よろしくって?
- ニッキー・トレイシー:
あはは!久しぶりに敬語で喋るから変になっちゃうわね!
- いつも通りの話し方でいいよ。
- ニッキー・トレイシー:
ありがとう。早速好きになっちゃったわ。
- ニッキー・トレイシー:
夜、こっそりお邪魔してもいいかしら?
- シラユリ:
ニッキー・トレイシー。
- ニッキー・トレイシー:
あ~、順番を守れってこと?分かったわ。シラユリが終わったら行くから。
教えてね♡ - シラユリ:
……
- 主人公:
- 色んな意味でシラユリの沈黙が怖い……
- ニッキー・トレイシー:
わ~お……あはは……
- ニッキー・トレイシー:
080機関、ヨコハマUOU学園支部のニッキー・トレイシーよ。
- ニッキー・トレイシー:
通信は受信してたけど応答ができなくてごめんね。
- ニッキー・トレイシー:
通信装置が第二次連合戦争の時に故障したっきり修理できてないのよ。
受信はできるんだけど発信ができなくてね。 - ニッキー・トレイシー:
ほら、公務員って仕事が遅いじゃない?私たちは公務員じゃないけど。
まぁ、似たような理由よ。 - 主人公:
- それってつまり……
- 滅亡前から生きてるってこと?
- ニッキー・トレイシー:
も~。レディに年齢の話題は振っちゃダメよ……?
- ニッキー・トレイシー:
でも、最後の人間様だから答えてあげちゃう♡
- ニッキー・トレイシー:
そうよ。第二次連合戦争まではスペシャルエージェントとして活躍して、
その後の滅亡戦争からは支部を守って生きてきたわ。 - 大変だったな…
- ニッキー・トレイシー:
別にそんなに大変じゃなかったわよ?
- ニッキー・トレイシー:
自分の家を守るだけだし。
- ニッキー・トレイシー:
それに一人で守ってきたけど、本当に独り寂しく暮らしたわけでもないし。
- ニッキー・トレイシー:
ヨコハマには結構生存者がいるのよ。
- シラユリ:
自己紹介はそのくらいにしておきましょうか。
私たちに与えられた時間は限られています。 - シラユリ:
ニッキーさん。 今回交戦した薔花というバイオロイドについて
何か知っていますか? - ニッキー・トレイシー:
う~ん…ごめんなさいだけど、私が知ってる情報はゼロに近いわ。
私の権限が最高等級じゃないから、支部の設備を全部使えるわけじゃないのよ。 - ニッキー・トレイシー:
とりあえず、私が実際に見て得た情報とすれば……
まずはこの辺りに来たのは最近ね。 - ニッキー・トレイシー:
あの時少し話しただけだけど、性格が変わってるってことはすぐに分かったわ。
あんなのでよく今まで生きてこれたもんよ。 - ニッキー・トレイシー:
多分だけど、あちこち放浪して、最近ヨコハマに流れ着いたんじゃないかしら?
- ニッキー・トレイシー:
う~ん……私に分かるのはこれくらいだけど、ウチの支部の設備やデータベースを
調べれば関連する情報を得られるかもしれないわ。 - ニッキー・トレイシー:
シラユリなら私より権限が多いじゃない?
- シラユリ:
残念ながら、080機関は基本的に秘密組織です。私が上位の諜報員だったら
話は違うでしょうが、私はオルカで復元されたモデルで、権限はありません。 - シラユリ:
ですが、私たちにはドクターとスカディーさんがいます。
- シラユリ:
あの二人なら何かいい方法を見つけ出せるかもしれません。
- 主人公:
- 何はともあれ、当初の目的通りUOU学園に行くことには変わりなさそうだ。
- じゃあ作戦を続けよう。
- 主人公:
- 薔花というイレギュラーとは遭遇したが、俺たちの目的のために
作戦は続けるべきだ。 - 主人公:
- いや、薔花について調べるためにも、UOU学園へ向かわなければならない。
- ニッキー・トレイシー:
だったら、道案内は私に任せて。
- ニッキー・トレイシー:
ヨコハマは私の庭のようなものだから。
- シラユリ:
ニッキー・トレイシー。
- ニッキー・トレイシー:
どうしたの?まだ何かあったかしら?
- シラユリ:
……
- シラユリ:
オルカへ来たこと……歓迎します。遅れましたが……
- ニッキー・トレイシー:
……
- ニッキー・トレイシー:
ははははは!
- ニッキー・トレイシー:
あなたは私が知ってるシラユリとは全然違うわね!
- シラユリ:
当たり前ではないですか。シラユリは同じモデルといっても全部違うのですから。
- ニッキー・トレイシー:
たしかにその通りね。でもあなたは激レアシラユリよ。
- ニッキー・トレイシー:
いや、待って……
- ニッキー・トレイシー:
そういう意味では今まで会ってきたシラユリも激レアってことじゃない?
なんだか得した気分♪ - ニッキー・トレイシー:
とにかく歓迎してくれてありがとう!改めてよろしくね!