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ニッキー・トレイシー
警備AGSがここまで滅茶苦茶になったんなら、この支部はもう閉鎖ね~……残念。

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  1. ニッキー・トレイシー:

    警備AGSがここまで滅茶苦茶になったんなら、この支部はもう閉鎖ね~……残念。

  2. トモ:

    え!?一番滅茶苦茶にした人だよね!?この人!

  3. ニッキー・トレイシー:

    あはははは!結果よければすべてよしって言うじゃない!

  4. ニッキー・トレイシー:

    あはははは…はは……やっぱりちょっとやりすぎたかしら?

  5. シラユリ:

    ドクター、スカディーさん?ハッキングの方は成功しそうですか?

  6. スカディー:

    私たちを誰だと思っているのですか?

  7. スカディー:

    当然、成功です。

  8. ドクター:

    解読プログラムで北米から発信された通信を解読して……

  9. ドクター:

    薔花ってバイオロイドについての情報を探してみるね。

  10. シラユリ:

    私もお手伝いします。

  11. シラユリ:

    分析官の仕事なら経験ありますので。

  12. 主人公:

    - 上陸部隊がUOU学園までの道の安全を確保している間に、先にUOU学園に向かっていた部隊がデータベースのハッキングに成功したとの報告が入ってきた。

  13. 主人公:

    - そして、程なくしてシラユリが薔花に関する情報を整理し、報告してくれた。

  14. シラユリ:

    薔花について理解するためには、まずマリア・リオボロスという人物について知る必要があります。

    1. リオボロス?アンヘルと何か関係があるのか?
  15. シラユリ:

    アンヘルの腹違いの姉です。

  16. シラユリ:

    ブラックリバー内部の反アンヘル派を率いていた人物です。

    1. ブラックリバー内で?どうして?
  17. シラユリ:

    アンヘル・リオボロスのやり方は敵を作りやすかったのです。

  18. シラユリ:

    マリアの夫であるニコラス・ロドリゲスがアンヘルのビジネスの邪魔になった途端、彼は“事故死”しています。

  19. シラユリ:

    マリアは夫の死と同時に自身も“リオボロス家”の人間であると宣言しました。

  20. シラユリ:

    それによって、彼女を利用しようと近づいてきた長老会を逆に利用して吸収し、自ら反アンヘル派の中心となりました。

  21. シラユリ:

    そして、バイオロイドを使った対アンヘル工作を展開、のちに自らを“女帝”と称しました。

  22. シラユリ:

    薔花はマリアがテロを起こすために作ったバイオロイドです。

  23. シラユリ:

    アンヘル派の施設と人物を対象にテロを起こし……

  24. シラユリ:

    マングースチームを攻撃しました。

    1. 何でマングースチームに?
  25. シラユリ:

    分析テキストがありました。

  26. シラユリ:

    薔花と紅蓮が外見的に類似しており、現場に残された薔花の遺伝子サンプルを分析した結果、薔花と紅蓮は遺伝的にも関連性があるそうです。

  27. シラユリ:

    紅蓮をはじめとするマングースチームは、薔花の出現よりも前から対テロ部隊として活躍していました。

  28. シラユリ:

    そして、薔花は紅蓮の遺伝情報をもとに作られた確率が高いということですし……

  29. シラユリ:

    おそらく同族嫌悪…もしくは対テロ部隊ということで特段の敵意を持っていたのではないでしょうか?

  30. 主人公:

    - その他にシラユリは薔花の行動様式などについても報告した。

  31. 主人公:

    - その報告を聞いていると、新たな疑問が浮かんできた。

    1. 一ついい?
  32. シラユリ:

    何でしょうか。

    1. これ080機関の情報だよな?
  33. シラユリ:

    そうですが。

    1. だったらアンヘルも知っていたはずだよな?
  34. シラユリ:

    アンヘルはマリア・リオボロスと薔花について知っているのに、どうして放置したのか……ということですね?

    1. 特別な理由もなくマリアを放っておくのはおかしい。
  35. シラユリ:

    司令官はどうして放っておいたと思いますか?

  36. 主人公:

    - 家族だから?罪悪感を感じたから?マリアの能力が優れていた?自分や企業のイメージをこれ以上悪くしないため?

  37. 主人公:

    - いや、間接的に知っているアンヘルという人物を思い返してみる……

    1. まとめて排除するつもりだったのか……
  38. シラユリ:

    はい。アンヘル・リオボロスは効率を重視していました。

  39. シラユリ:

    マリアの下に自分の敵を結集させて一気に消し去ろうとしたのでしょう。

  40. シラユリ:

    もちろん、あくまでも推測ですが。

  41. シラユリ:

    わざわざ薔花と関連する報告書には、「薔花の活動を制限しても射殺は禁ずる」という命令書が添付されていました。

  42. シラユリ:

    命令書が現場の諜報員にまでは共有されなかったので、私たちは知りませんでしたが、幹部たちは知っていたはずです。

  43. シラユリ:

    ブラックリバーの軍事力を考えれば射殺は容易かったでしょうね。

  44. シラユリ:

    物量作戦で一気に攻撃してもいいですし、

  45. シラユリ:

    貧民街のような重要度が低い場所に誘引して、爆弾で一気に吹き飛ばすという方法も可能です。

  46. 主人公:

    - 人命を軽視する方法ではあるが、滅亡前に実際に行われた作戦なんだろう。

  47. シラユリ:

    口頭報告は以上です。

  48. シラユリ:

    書面報告は整理でき次第ネットワークにアップロードしておきます。