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Transcription
- ペレグリヌス:
ひゃはははは!姐さん、その格好でまともに戦えるのかよ?
- 主人公:
- 狂ったように笑い転げるペレグリヌスの横には……
- グラシアス:
うぅむ……
- 主人公:
- 初めて見る人型ロボットがいた。
- 主人公:
- だが、姐さんと呼ばれているということは……?
- グラシアスか!?
- グラシアス:
ん……
- グラシアス:
…ふふっ、安心した。
- え?
- ペレグリヌス:
あぁ……、まーだ慈悲深キャラでいこうとしてやがる。
- ペレグリヌス:
さっきまであたふたしてたのはどこ行ったんだよ~?つまんねーの。
- グラシアス:
確かにそうだったが、盟友を見たら視野が広がった。
- ペレグリヌス:
はぁ、こりゃ言うだけ無駄だな……
- グラシアス:
ふふ。
- 一体…どうなってる?
- グラシアス:
アザズとドクターさんが新しい体を作ってくれた。
- ……あ~
- 主人公:
- その2人の名前を聞いた瞬間、すんなりと納得してしまった。
- グラシアス:
ペレグリヌスの言う通り、最初はちょっと戸惑ったが……ふふ。
- 主人公:
- グラシアスは俺に一歩近づいた。透明な青い目が笑っているように見えた。
- グラシアス:
本当に嬉しい。こうしてそなたと同じ目線で話ができるとは……
- ペレグリヌス:
あ~、はいはい……
- ペレグリヌス:
ところで姐さん、大丈夫なのか?どう見ても前の体よりも機能や出力面で
劣ってそうに見えるんだけど。 - グラシアス:
アザズとドクターさんが大差ないと言っていたが……慣れるまでは
少し努力が必要だろうな。 - ペレグリヌス:
そんじゃあメロドラマの撮影はそのくらいにして肩慣らしに外行こうや。
いいよな、相棒? - 部隊編成や戦闘任務のことはアルマンに聞いてくれ。あと、俺は遠慮しとく。
- ペレグリヌス:
か~っ!呑気なもんだぜ。羨ましいったらありゃしない!マジで!
- グラシアス:
……盟友よ、その……
- どうした?
- グラシアス:
…何でもない。
- グラシアス:
せっかくの休暇だと聞いている。
私達も協力するのでゆっくりと休むといい。 - うん、ありがとう。
- ペレグリヌス:
ま~た始まったよ…ったく……。
- ペレグリヌス:
んじゃ俺っち達は行ってくっからな。
- ペレグリヌス:
あっ、そういや真祖のガキの復元はどんな調子だ?
- もうすぐ終わるそうだ。遺伝子の種の保存状態がとても良かったらしい。
- ペレグリヌス:
当たり前だろ~。そりゃあもう俺っちが大事に大事に―
- グラシアス:
ペレグリヌスは口は悪いが、大切な仲間だと思っているのだ。
- ペレグリヌス:
大切な仲間ぁ!?やめろやめろ!あんなん生意気なただのガキだろ!
- ペレグリヌス:
んじゃ本当にもう行くからな!またな!
- 主人公:
- ペレグリヌスとグラシアスを見送り、再び情報区域に戻ろうとしたが、
立ち止まった。 - あぁ、そうだ。
- 主人公:
- ドラゴンスレイヤーの熱狂的なファンのことが頭に浮かんだ。
実物の真祖のプリンセスを見たら死ぬほど喜ぶか、 ひっくり返るかのどっちかだな…… - …想像しただけでも楽しくなってきた。
- 主人公:
- 今頃は……新たな探検の準備をしているところだろうか?
- 主人公:
- 箱舟の入口付近にあった「北極探検隊ベースキャンプ」という
立て札が建てられたイグルーを思い出した。