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Transcription
- T-13アルヴィス:
すっご~い!!じゃあグラシアスは別の次元から来たの~?
- LRL:
そうだ!
- LRL:
別の次元から来たグラシアスは竜殺者との契約を結び、
悪竜の滅殺を誓ったのだ! - LRL:
その途中でサイクロプスプリンセス……えっと……
ペレグリヌスが先だったっけ…… - グラシアス:
高貴な血統の末裔よ、まずそなたが合流し、ペレグリヌスが後から合流した。
- LRL:
…さすがはグラシアス。真祖のプリンセスはそなたの聡明さに敬意を表するぞ!
- T-13アルヴィス:
それで次は?次はどうなったの?
- LRL:
世界中を旅しながら悪竜を次々と退治し……
- LRL:
そして、最凶の悪竜ニーズヘッグを倒したのだ!
- T-13アルヴィス:
うわあ、すごい!
- T-13アルヴィス:
えっと、じゃあ誰が一番すごいの?誰が一番強い?
- LRL:
あ、えっとぉ……それは……
- LRL:
竜殺者、グラシアス…その時の登場人物は、えっと……
- グラシアス:
我らは誰がより重要なことを成したとか、誰がより優れているとか、
- グラシアス:
優劣をつけることはせず、各自の使命を全うしようと約束したのだ。
- グラシアス:
なぜなら、我らの誰かが一人でも欠けたら、何も成し得ないということを
知っていたから。 - グラシアス:
ふふ、あの時が懐かしい……。
そう思わないか?高貴な血統の末裔よ。 - LRL:
…うむ!今でも目をつぶるとあの時の光景がありありと浮かぶのだ。
- LRL:
あ、そうだ、グラシアス!真祖のプリンセスに新しい趣味ができたのだ!
- T-13アルヴィス:
それ、昨日描いてた絵じゃん!
- T-13アルヴィス:
ここまで持ってきたの?
- グラシアス:
……
- LRL:
ふっふっふっ!余は悠久の時を経て、今日という日が来ることを
すでに予見しておった…… - LRL:
どうだ!そなたとそっくりだと思わぬか?
- T-13アルヴィス:
……あれ?ここ、金色じゃなくて茶色で塗ってない?
- T-13アルヴィス:
う~ん、暗くてそう見えるのかな?
- LRL:
えっ…!そんなはず……!
- LRL:
あぁ……本当だ。どうしてここだけ間違えちゃったんだろ……
予見してたのに……う、うぅぅ…… - グラシアス:
……悪竜との戦いが終わると、いつも灰と埃まみれになったものだ。
- グラシアス:
そんな細かい部分まで表現したのだな。
- LRL:
……ふふ、それだけではないのだ!
- LRL:
ここにあるこのバッジとカードも、ひひひっ…
- T-13アルヴィス:
う~ん……………はっ!
- T-13アルヴィス:
…アルヴィス、いつもこの時間に寝るから眠くなってきちゃったなぁ。
- T-13アルヴィス:
ごめん、先に寝るね……むにゃむにゃ……
- LRL:
白き野獣よ、睡魔に打ち勝つのだ!
- LRL:
本物のグラシアスに出会えるチャンスなどそう滅多に……ふわあああ~…
- グラシアス:
夜も深くなってきた。ひと眠りするがいい。
- LRL:
もう少し話がしたいのに……まだ見せたいものがたくさんあるのに……
- LRL:
司令官の話も……まだちょっとしかしてない……ふわぁぁぁ…
- グラシアス:
残りはまた今度することにしよう。
- LRL:
でも……目を覚ましたらグラシアスいなくなっちゃうかも……
- グラシアス:
そんなことはない。約束しよう。
- LRL:
……うん。司令官も……ずっと、いてくれたもんね……
- LRL:
へへ……約束だよ……すぅ…すぅ……
- グラシアス:
……
- エンプレス:
みんな寝た?
- グラシアス:
ああ、先程眠りについた。
- エンプレス:
そう。どうやら今夜は徹夜で見張りをしなくちゃいけないかもね。
近くを見回ってきたんだけど、まだ近くに鉄虫とマリオネットの痕跡が 結構残ってたの。 - エンプレス:
あれだけの数をあなた一人で相手してたなんて信じられないの。
- グラシアス:
私は自分の使命に忠実に従っただけのこと。
- エンプレス:
……でも本当に明日の朝、私達と一緒に行ってくれるの?
- エンプレス:
本当は司令官と会うの躊躇ってるんでしょ?
- グラシアス:
……何故そう思うのか理由を聞いてもいいか?
- エンプレス:
生きている人間がいるって知ってたのに、すぐに合流しなかったじゃない。
- エンプレス:
PECSの会長達っていう「人間」との契約を後悔していて……人間との出会いを
望んでなかったように見えたの。 - エンプレス:
違うの?
- グラシアス:
……ここにいる子。
- エンプレス:
…え?
- グラシアス:
真祖の姫と似たこの子と色々なことを話した。
- グラシアス:
灯台に独り残り、長い歳月を過ごしたらしい。
そこでドラゴンスレイヤーの本を擦り切れるほど読んだそうだ。 - グラシアス:
そんなこの子の前に……人間が現れ、その人間が何をしてきたのか……
それを話しているこの子の目は…… - グラシアス:
初めて私と会った時のように輝いておった……
- エンプレス:
……
- グラシアス:
それにこの白い子もそう……。そして探検隊長と言っていた子も人間と共に
経験したことを楽しそうに話していた。 - グラシアス:
自分の主人について肯定的に話すバイオロイドなど、
これまで一度も会ったことがない…… - エンプレス:
主人じゃないの。司令官、なの。
- エンプレス:
私達は人間の命令には逆らえないけど、モノ扱いせずに人間と同じように
接してくれるの。 - エンプレス:
意地悪なときは本当に意地悪だけどね!でも……
- エンプレス:
あの人のためなら何でもしてあげたくなる……そんな人なの。
- グラシアス:
……
- グラシアス:
ふふ、さてはその者に恋心を抱いておるな?
- エンプレス:
そそそそんなんじゃないのぉ!!!ただ、ほら!?そばにいると元気が
出てくるような?だから、無性に助けてあげたくなるような!? - エンプレス:
庇護欲?が刺激されて、それでいてちょっとカッコよ……
あ~!もう知らないの、とにかくいい人なの! - グラシアス:
ふふ、やはり夜が明けたら共に箱舟に行くしかなさそうだな。
そなたの話を聞いていたら私もさらに…… - グラシアス:
最後の人間に会ってみたくなった。
- エンプレス:
……後悔しないはずなの!というか後悔とか絶対ありえないの!
- エンプレス:
なぜなら……私達の司令官だからなの!