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Transcription
- ペレグリヌス:
そうだ。グラシアスの姐さんに会ったことはあるのか?
- いや―あ、ちょっと待て。
- 北極探検隊:
< 北極探検隊からの伝言。「グラシアス」という名の友好的なAGSと遭遇。>
- 北極探検隊:
< 探検隊の仲間として迎え入れ、任務を続行中。帰還時、挨拶する予定。>
- 北極探検隊:
- うちの隊員が会ったみたいだ。
- 主人公:
- ツッコミどころが山ほどあるが……
- 主人公:
- 外部を担当する部隊から特に報告がないところを見ると、
危険な状況ではなさそうだ。 - ペレグリヌス:
おっ!本当か?お前もぜひ会ってみるといい。
ちょっと頑固なところを除けばいい姐さんだ。 - 分かった。えっと……
- 主人公:
- バックアップしておいたデータでグラシアスについて調べようとした瞬間、
ロビーの向こうから悲鳴が聞こえた。 - ??:
ほえええええええええええええええ~!!
- Mr.アルフレッド:
どなたかと思えば!偉大なるハーピーの王、ペレグリヌス殿ではありませんか!!
- ペレグリヌス:
おお、俺っちのことを知ってるのか!?
- Mr.アルフレッド:
もちろんです!くうっ、ストーリーの中盤以降のあの活躍は本当に……!
- ペレグリヌス:
おい、待て、ここにいるコイツはまだ観てないらしい。ネタバレはNGだ。
- Mr.アルフレッド:
何ですってぇぇ!司令官殿、本当ですか!?
- う、うん……
- Mr.アルフレッド:
こんなことがあっていいのでしょうか!?人間たるあなた様が!
ドラゴンスレイヤーをまだ観たことがないだなんてぇ!! - Mr.アルフレッド:
ハァ~!!!早く私とLRLのお嬢さんに謝ってください!!
- ご、ごめん。
- Mr.アルフレッド:
いやいや!心が全然こもっていません!もう一度、ちゃんと!
- 申し訳ございません……
- 主人公:
- でもアルフレッドはどうやって作品を知ったんだ?
グアムに資料が残っていて、LRLのようにそれを観ながら過ごしてたのか? - Mr.アルフレッド:
ま、私も今しがた情報区域で観ただけなんですけどね。
- ……っ
- 主人公:
- 胸の奥底から初めて感じる感情が込み上げてきた。
- 主人公:
- これは……そうだ。殺意と名付けておこう。
- 主人公:
- バニラのようにホルスターから銃を抜こうか迷っていると、
アルフレッドとペレグリヌスはまるで有名スターとそのファンのように 和気あいあいと会話を楽しんでいた。 - ペレグリヌス:
いや、これは嬉しいな。ファンに会うなんて一体いつぶりだ?
- Mr.アルフレッド:
私こそ光栄の極みでございます!
ところで…他の皆さんもご一緒なんでしょうか…? - ペレグリヌス:
あぁ、グラシアスの姐さんは今外にいる。
- Mr.アルフレッド:
うほぉぉぉぉぉぉぉ!
- ペレグリヌス:
それから真祖のチビは……ちょっと今は微妙だが、アイツがいるから会えるはずだ。
- ペレグリヌス:
まぁ、そんな感じだ。
- Mr.アルフレッド:
あっ、ああ……
- Mr.アルフレッド:
…そうです。私が今まで数々の苦難を乗り越え、
司令官殿とバニラさんのありとあらゆる侮辱と迫害に耐えて生きてきたのは…… - Mr.アルフレッド:
まさにこの瞬間のためだったのです……!
- おい…
- ペレグリヌス:
おい、大将、見損なったぞ。そんなことするタイプだったのか?
- Mr.アルフレッド:
そうなんですよ!この前なんて私に役立たずの鉄クズという暴言を……!
- Mr.アルフレッド:
くぅっ、涙が!あっ私に涙腺などありませんが!
- 目すらないだろ。
- Mr.アルフレッド:
それはそうですが……!
- ペレグリヌス:
はははっ……あ、そうだ、話が出たついでだ。ちょっと座れよ。
あのな…… - 真祖のガキ?もしかしてサイクロプスプリンセスのことか?
- ペレグリヌス:
何だよ、俺っちのことは知らねぇであのガキンチョのことは知ってるのか?
- 熱狂的なファンがいるもんでね。
- Mr.アルフレッド:
LRLのお嬢さんのことですね。
- Mr.アルフレッド:
くうっ、お嬢さんのあの推し活っぷりには頭が下がります……!
- 主人公:
- 人と鳥を足して割ったようなAGSと口うるさい空き缶ロボット。
- 主人公:
- そして、自分のことは何もわからない人間。
- 主人公:
- 傍から見たら、なかなかカオスな組み合わせだ……
- 主人公:
- でも、冗談を言い合いながら話をしているうちに、だんだんと気持ちが
楽になっていった。 - 慈悲深きリアン:
…よかったじゃん、ワトソン。
- T-14ミホ:
あっ、リアン、おっす~
- 慈悲深きリアン:
ミホ~、おっすおっす~
- T-14ミホ:
何してんの?
- 慈悲深きリアン:
あ、ううん、別に何も。
- T-14ミホ:
そか、じゃあさ、後で一緒に宿所見に行かない?
港の方の宿営地がほとんど完成したんだって。 - 慈悲深きリアン:
本当?うん!行こう行こう!
- T-14ミホ:
よし、決まり。じゃあ私は報告書だけ司令官に渡してくるね~
- 慈悲深きリアン:
あっ、ちょっと待って。
- T-14ミホ:
なんで?まさか牽制?リアンがそんなことするなんて意外だわ~
- 慈悲深きリアン:
いや、違うってば。あれ見て。
- T-14ミホ:
…ああ、そういうことね。
- 慈悲深きリアン:
……
- T-14ミホ:
…まぁ、私たちじゃ満たしてあげられないこともあるよね。
- 慈悲深きリアン:
そういうこと。
- T-14ミホ:
じゃあ今日……ハッ!
- 慈悲深きリアン:
わぁ!急にどした?
- T-14ミホ:
司令官はほっといて、女同士で遊ぼ~!おやつもたっぷり用意して~!
- 慈悲深きリアン:
あはは。そうしよっか。