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Transcription
- エンプレス:
う~ん……そろそろ一番下なんじゃない?
かなり下まで来たのに、まだ会えないね。 - エンプレス:
やっぱり何かあったんじゃ……?
- トリアイナ:
まさかぁ~……
- トリアイナ:
……って言いたいところだけど、ちょっと不安になってくるわね。
探検は何が起きてもおかしくないから。 - トリアイナ:
少し急ごう。
- 案内音声:
< ドアが開きます。 >
- LRL:
ひゃひぃ……、ひゃはぁ……はぁ…
- LRL:
うぅぅぅぅ……魔導具、怖かったぁ……
- サイクロプスプリンセス:
……
- LRL:
え…?ぷ、プリンセス……足が、震えてますけど……
- サイクロプスプリンセス:
…し、死を克服した反動が今になってやって来るとはな……
- LRL:
……!大丈夫ですか!?
- サイクロプスプリンセス:
…大丈夫だ。そなたを……未来の希望を導く気力なら、まだ残っておる。
- LRL:
ぷ、プリンセス……
- サイクロプスプリンセス:
ふふ。いつの間にか……自然に話せるようになっているではないか。
- LRL:
あ……
- LRL:
そ、その……司令、眷属がそう呼んでいたから……
- サイクロプスプリンセス:
構わん。余にとって俗世での呼称など、何の意味も成さぬ。
そこに意味があり、尊敬の念がこもっているならばな! - LRL:
は、はい……!
- サイクロプスプリンセス:
ふふ……うっ。
- LRL:
ぷ、プリンセス!
- サイクロプスプリンセス:
真祖の血を受け継ぐ少女よ……近くに寄れ……
- LRL:
はい…!
- サイクロプスプリンセス:
よく聞くがいい。地下に行くということはすなわち、
冥界に近づくことを意味する。 - サイクロプスプリンセス:
そして、その死を内包する地下の霊気が……反動を受けた
余の体を蝕んでいる。 - LRL:
じゃ、じゃあ今とっても……とっても大変なことになってるんじゃ……?
- サイクロプスプリンセス:
ふふ、これは一時的な現象にすぎぬ。いくら死の霊気が強力だとしても、
真祖の不死の権能には敵わない。 - サイクロプスプリンセス:
ただし……ここから脱出するまでの間は、余の力はじわじわと
弱まっていくだろう。 - LRL:
そ、そんな……
- サイクロプスプリンセス:
何度も言うが、助けが必要だ。
- サイクロプスプリンセス:
己の真の力に目覚めた……高貴なる真祖のプリンセスの助けが。
- LRL:
…!
- サイクロプスプリンセス:
希望を胸に夢見る少女よ、お前の真名は何と言う!
- LRL:
私は…
- LRL:
いや、余は……!
- LRL:
…運命の簒奪者、万物を観測せし者。
- LRL:
「世界」が授けた権能を行使する、サイクロプスプリンセス!
- サイクロプスプリンセス:
ふふふ……感じてみよ。そなたの心臓に流れる、高貴なる血を!
- LRL:
…か、感じる。今まで気付かなかった……強大な魔力が…!
- サイクロプスプリンセス:
…よし。そなたはこれで、真の余の血族となった!
- LRL:
う、うぅぅぅ……
- サイクロプスプリンセス:
真祖のプリンセスは泣いたりするのか?
- LRL:
ふ、ふん!力の覚醒により暫し身体が余の統制から外れてしまっただけだ!
- サイクロプスプリンセス:
では、進むぞ。この宝物殿の奥深くに隠された、真祖の秘宝に向かって!
- LRL:
ふっふっふっ!喜んでお供し―
- LRL:
え?真祖の秘宝!?
- サイクロプスプリンセス:
……
- サイクロプスプリンセス:
ふむ。この気配は……?