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Transcription
- T-20Sノーム:
雪の下にこんなにたくさんの物資が埋まっていたなんて……
- T-20Sノーム:
入念に探査を行った甲斐がありましたね。
- T-20Sノーム:
とりあえず皆さんに手伝ってもらって、全部運び終えたら……
もう少し入念に探査を―あら? - T-20Sノーム:
皆さんあそこに集まっていましたか。
- T-3レプリコン:
シルキー上等兵!本当によくお似合いです……!
- T-50PXシルキー:
え…えへへ……そうですか?
- T-50PXシルキー:
わ、私はもう十分です。今度はブラウニーが着けてみてください。
- T-2ブラウニー:
お!ついに私の番っすか!
- T-2ブラウニー:
じゃ~ん、どうっすか?いつもより可愛いんじゃないっすか!?
- T-50PXシルキー:
ブラウニーはブラウニーらしくていいですね。
- T-3レプリコン:
やっぱりブラウニーだわ。
- T-2ブラウニー:
何で私だけそんな反応なんすか!?
- T-20Sノーム:
皆さん!
- T-20Sノーム:
こちらにいたんですね。何だか楽しそうですね?
- T-2ブラウニー:
あっ、ノーム兵長!
- T-3レプリコン:
背中に背負っていらっしゃるのは……さすがは兵長!そんな大量の物資、
どちらで見つけられたのですか? - T-20Sノーム:
雪の中に埋まっていました。
- T-20Sノーム:
まだたくさんありますので、もしよろしければ皆さんも一緒に……
- T-20Sノーム:
ところで、その手に持っているのは、ウサギのカチューシャ……?
- T-2ブラウニー:
あ…!
- T-3レプリコン:
これはその……遊んでいたわけではなくてですね……
- T-3レプリコン:
物資探索中に……はぁ……申し訳ありません、兵長。
- T-20Sノーム:
構いませんよ、少しくらい休憩してもいいじゃないですか。
- T-20Sノーム:
家族なんですから、そんなことで謝らなくてもいいんですよ。
- T-2ブラウニー:
ではノーム兵長も着けてみないっすか?
- T-3レプリコン:
ブラウニー、ちょっと!何言ってるの…!
- T-2ブラウニー:
で、でもウサギのカチューシャっすよ。
- T-2ブラウニー:
ノーム兵長もバニーガールの効果を知れば、きっと興味が湧くに違いないっす!
- T-20Sノーム:
バニーガールの効果?
- T-20Sノーム:
一体どんな……
- T-20Sノーム:
なるほど……そんな効果が……
- T-2ブラウニー:
家族を作る特別なイベントでも時折使用されていたそうっす!
- T-20Sノーム:
…家族?
- T-3レプリコン:
そんなときにまで……?
- T-3レプリコン:
シルキー上等兵、ブラウニーの話……本当なんですか?
- T-50PXシルキー:
私も初耳ですが……嘘を言っているようには見えませんね。
- T-50PXシルキー:
情報の出どころがあるはず、どこで入手したんでしょうか……
- T-20Sノーム:
か、家族を作るとなると……
- T-20Sノーム:
わ、私たちにとって異性は司令官しかいません……つまり……
- T-2ブラウニー:
言うまでもないっす!ご想像の通りっす!
- T-2ブラウニー:
さぁさぁ!着けてみるっす!
- T-50PXシルキー:
前から思っていましたが、ノーム兵長は家族という言葉に弱いですよね……。
- T-3レプリコン:
家族に特別な思い入れのある方ですからね。
そのせいで私たちを守ろうとして、ケガをされることもありますが… - T-3レプリコン:
そんなところが素敵だと思います。
- T-3レプリコン:
シルキー上等兵もそう思いませんか?
- T-50PXシルキー:
もちろんです。でも……
- T-50PXシルキー:
いつか大変なことが起こりそうな……そんな不吉な予感が……
- T-20Sノーム:
で、ではちょっとだけ……
- M-5イフリート:
ちょっと、みんなそこで何してるの……
- M-5イフリート:
それは……
- M-5イフリート:
ウサギ……?
- T-2ブラウニー:
あっ、イフリート兵長!いらっしゃったっすか!
- T-2ブラウニー:
そういえばイフリート兵長もウサギ 好きっすよね?
- T-2ブラウニー:
今、バニーガールが流行ってるっす!特に男性に大人気らしいっすよ!
- T-20Sノーム:
探査中にこのカチューシャを発見したそうです。
- T-20Sノーム:
いかがですか?イフリート兵長も一緒に……
- M-5イフリート:
……じゃない。
- T-20Sノーム:
はい…?
- M-5イフリート:
ウサギはそんなんじゃない!
- T-2ブラウニー:
え、ええ…?
- T-20Sノーム:
兵長……?
- M-5イフリート:
ウサギの耳を着けた程度で、本物のウサギになったみたいに…!
- M-5イフリート:
ウサギがどうして昔から色んな物語に出てくるのか理解してないくせに……!
本物のウサギの強さと可愛さ、そして完璧さに昔の人々がどうして夢中になったのかも 分かってないくせに……! - M-5イフリート:
カチューシャみたいなただのアクセサリーを着けてさ!
ウサギになったって喜ぶような奴がうちの部隊にいるなんて! 夢にも思わなかったよ……! - T-20Sノーム:
へ、兵長……
- M-5イフリート:
ウサギがどれだけ偉大なのか知ってる……?どうしてすごいのか知ってる……?
- M-5イフリート:
そもそもウサギがどんな動物なのかも知らずに……
ただファッションアイテムとして使えば可愛いって理由でさ!! 基本的なことも知らないくせに……! - M-5イフリート:
ウサギを単なる可愛い被食者と思ったら大間違いなんだから……!
ウサギだって前歯と後ろ足を使い、命を賭して戦う時があるんだよ……! - M-5イフリート:
「家族」を守る時は!
- T-20Sノーム:
家族……!
- M-5イフリート:
ふぅ…ふぅ……ウサギ、舐めんなよ……
- M-5イフリート:
…もういい。
- M-5イフリート:
兎に角それ外して……探査が終わったなら戻るよ……
- T-3レプリコン:
い、イフリート兵長があんなに声を荒げるところは初めて見ます。
- T-50PXシルキー:
あ……忘れてました。あんな風になるのも仕方ないですよ。
- T-50PXシルキー:
ウサギに対して人一倍真剣な方の前で
ウサギのカチューシャを着けていたんですから…… - T-3レプリコン:
でも、イフリート兵長もウサギの耳、つけてませんでしたっけ……?
- T-50PXシルキー:
イフリート兵長は完璧な角度、厚さ、手触りを実現させるために
何度も作り直しているんですよ……。 何ヶ月もかけて…… - T-50PXシルキー:
それくらいウサギに特別な愛を持っているんです。
- T-20Sノーム:
……ちょっとお待ちください!兵長!!
- T-20Sノーム:
先ほどのことは謝ります……。
ウサギがどんな動物なのかも理解せず……司令官と家族になりたいという ただの欲望のためだけにバニーガールになろうとしていました! - T-20Sノーム:
本物のバニーガール……いえ!真のウサギになるために!
兵長のお力が必要です! - M-5イフリート:
……お前さんみたいな奴を今までに何人も見てきたよ。
- T-2ブラウニー:
そうなんすか!?
- T-3レプリコン:
そんな話一度も聞いたことありませんが……
- T-50PXシルキー:
私も初めて聞きました。
- M-5イフリート:
そのうち何人が本物のウサギになれたと思う……?誰一人としていなかったよ……
- M-5イフリート:
お前さんのようにウサギ自体が目的じゃないんなら―
- T-20Sノーム:
私の動機が不純だったことは認めます。でも!
- T-20Sノーム:
真のウサギになりたいという気持ちだけは!この意志だけは誰よりも真剣です!
- M-5イフリート:
……
- T-20Sノーム:
お願いです、兵長。
- T-20Sノーム:
私を訓練してください!
- M-5イフリート:
……う~む。
- M-5イフリート:
いばらの道だよ……?
- T-20Sノーム:
構いません。
- M-5イフリート:
逃げだしたくなるかもしんないよ……
- T-20Sノーム:
乗り越えてみせます。
- M-5イフリート:
想像を絶する試練と苦難に耐えられんのかい……?
- T-20Sノーム:
望むところです。
- M-5イフリート:
……ふっ。
- M-5イフリート:
いいよ……じゃあ見せてもらおうか。
- M-5イフリート:
その気持ちが本物かどうかをさぁ!
- T-20Sノーム:
私の決心は揺らぎません!
- T-20Sノーム:
真のウサギになるまで、絶対に!
- T-2ブラウニー:
…もうすぐ食事の時間っすけど、あの2人にも言った方がいいっすかね?
- T-3レプリコン:
その前にカチューシャを隠しておきましょう。
- T-50PXシルキー:
大変なことにならなければいいんだけど……