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Transcription
- 主人公:
- この前のユサールの態度がどうも気にかかる。
- 主人公:
- 何か言いたいことがあったのに、我慢していたようだった……
- 主人公:
- どうせ時間もあることだし、オービタルウォッチャーの宿所に
行くことにした… - AC-6ユサール:
……ん、こほん。
- んん?
- AC-6ユサール:
おにぃ……おにぃの好みやって聞いたもんやさかい着てみたんやけど……
- AC-6ユサール:
よう見てや……おにぃが好きなんはどこなん……?ここ……?それともここ……?
- 主人公:
- 俺がバニーガール好きだという噂が広まってるのか?
それよりいつものユサールとは口調も違うし、積極的なセリフ…… そっちの方が気になる…… - ユサールって本当はあんな感じの子だったのか?
- 主人公:
- ドアをノックしようとした手を止め、少し考えていると……
- AC-6ユサール:
…んんっ!
- AC-6ユサール:
うひひひひ……うちアホなことやっとるわぁ!
- 主人公:
- ユサールから聞いたことがない笑い声が、ドアの向こうから聞こえてくる。
- ……入っていいんだろうか?
- AC-6ユサール:
こないして積極的に誘惑したらおにぃも我慢でけへんようになって、
そのまま……ほら、あの、愛し合う男女がするっちゅう…… - AC-6ユサール:
……うぅ~!うちこんな破廉恥な子とちゃうのに…どないしたんやろ……。
誰かに見られたらどないすんねんー……ん? - AC-6ユサール:
どないしたん?思ったより早かったなぁ。
- え?
- 主人公:
- あれ?俺が来ることを知ってたのか?
- AC-6ユサール:
……?何してんねん。はよ入ってきぃや。
- わ、わかった……
- 主人公:
- 何も言わずに帰るつもりだったが、俺だと分かっているのなら……
- 主人公:
- ユサールの気持ちに応えるため、ドアを開けて中へと入った。
- AC-6ユサール:
今ちょうどうちにピッタリ合うん見つけて、おにぃに見せようと……
- AC-6ユサール:
へ……?
- あ……元気……?
- 主人公:
- ドアを開けた瞬間、俺の勘違いだったということに気付いた。
- 主人公:
- ユサールが……氷の彫刻のように凍っていた。
- AC-6ユサール:
司令官、様……?どうして、ここに…
- なんとなくちょっと……
- AC-6ユサール:
どこから聞いていたのですか?
- ……ん、こほん。から……
- AC-6ユサール:
全部、お聞きになったわけですね。
- ……
- AC-6ユサール:
……
- それ、よく似合ってるよ。
- AC-6ユサール:
……
- ……
- AC-6ユサール:
…かい。
- え?
- AC-6ユサール:
さっさと出ていかんかい!何ぼーっとしとるん!
- ちょ、ちょっと待った!
- 主人公:
- ユサールが叫びながら手あたり次第に物を投げ始めた。
- んぷっ!?
- 主人公:
- 何かに顔を覆われて目の前が真っ暗になった。
- 主人公:
- それに触れた瞬間、指先に柔らかい生地の感触……
そして、やけにリアルな温もりを感じた…… これはユサールがさっきまで着ていた…… - これは……!
- AC-6ユサール:
きゃ…
- AC-6ユサール:
キャアアアァァァァァァ!
- 主人公:
- ユサールをなだめるのに相当な時間がかかった……。
少しは落ち着いてくれたようだが…… - 落ち着いた?
- AC-6ユサール:
ほっといて……もう終わってん……
- AC-6ユサール:
方言に、独り言に……しかも……
- AC-6ユサール:
あ……あんなもんまで司令官様の顔に投げつけて……うぅ……
- 俺は気にしてないから……
- AC-6ユサール:
そういう問題じゃありませんから!司令官様はデリカシーがなさすぎます!!
- ご、ごめん。
- 主人公:
- 俺なりになだめようと思って言ったのだが、逆効果だったようだ。
- AC-6ユサール:
もうほっといてや……うちは可愛くもあらへんし……方言も使うし、
魅力ゼロの女なんや…… - 何言ってるんだよ。
- AC-6ユサール:
…へ?
- 方言の何がダメなんだ?
- AC-6ユサール:
…変やと思わんの?
- 全然。すごく可愛いよ。
- AC-6ユサール:
…ほんま?ほんまにそう思うん?
- うん。本当に。
- AC-6ユサール:
ほんまかいな……?ほんまに……そうなんやな?
- AC-6ユサール:
えへへ……おにぃは…方言が可愛いって思てるんやな……
- 主人公:
- いつの間にか呼び方が変わったような気がしたが、
ユサールの声も明るくなっているし、気にしないことにしよう。 - AC-6ユサール:
ほ、ほな……今うちが着てるこれは?バニーガールの衣装はどない思う?
- さっき褒めたけど……
- AC-6ユサール:
もっぺん言うてほしいんや。おにぃの口からもっぺん聞きたいんや。
- すごく似合ってるよ。
- AC-6ユサール:
…それだけなん?
- すごく可愛い。
- AC-6ユサール:
…それ以上はないん?おにぃ。
- ユサール、可愛いよ!世界で一番可愛い!
- AC-6ユサール:
えへへ…
- AC-6ユサール:
も、もっぺん言ってくれへん?
- ココ・イン・ホワイトシェル:
ユサールお姉ちゃんのあんなに嬉しそうな顔は久しぶりに見ますね。
- ココ・イン・ホワイトシェル:
うまく解決できたようで私もとっても嬉しいです。
- スパトイア:
……
- ココ・イン・ホワイトシェル:
どうしましたか?
- スパトイア:
はぁ、あの突っ走りすぎる性格……
- スパトイア:
あいつ、今自分がどんだけ恥ずかしいことしてるのか分かってないでしょ…。
明日の朝、布団の中で叫んで大変なことになるだろな…… - ココ・イン・ホワイトシェル:
…明日を心配するより今日が幸せな方がいいと思います。
- ココ・イン・ホワイトシェル:
よかったですね、ユサールお姉ちゃん。
- 主人公:
可愛いぞ、本当に可愛くて可愛くてどうにかなりそう!
- AC-6ユサール:
えへへへへ……もっぺんもっぺん!ええやろ?はよ言うて~
- -:
< エッチなこと想像してへんて! > END.