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主人公
- 箱舟の中を歩いていると、ふとムネモシュネのことを思い出した。たしか、自室にいるから用があれば来てくれと言っていたな。
Transcription
- 主人公:
- 箱舟の中を歩いていると、ふとムネモシュネのことを思い出した。
たしか、自室にいるから用があれば来てくれと言っていたな。 - 住居区域は…こっちだったっけ?
- 主人公:
- 隊員達が忙しそうに往来しているロビー。その隅にある小さな通路を目指した。
- 主人公:
- 通路の一番奥に到着し、ドアをノックした。
- ムネモシュネ、いるか?
- ムネモシュネ:
音声分析……完了。どうぞお入りください、管理者様。
- 主人公:
- 部屋に入るとムネモシュネはベッドの横にある小さな椅子から立ち上がった。
- やぁ。何かしてた?
- ムネモシュネ:
エネルギーの消耗を防ぐため待機中でした。
- ムネモシュネ:
睡眠をとるのが一番でしょうが、即時対応が難しいため
あの事件以来、睡眠は極力控えています。 - じゃあ待機中はずっと座ってるのか?
- ムネモシュネ:
そうです。
- 座ってるだけじゃ退屈しない?趣味とかないのか?
- ムネモシュネ:
理解不能。本モデルに「趣味」は必要ありません。
- でも暇だろ?
- ムネモシュネ:
本モデルは長期間、記憶の箱舟を一人で管理するように製作されました。
- ムネモシュネ:
そのような人間的な感情は業務の妨げとなります。
- そ、そうか。
- ムネモシュネ:
…管理者様?
- 何?
- ムネモシュネ:
どうして……座られたのですか?
- あっ、ごめん。ベッドに座るのはちょっとあれだったな。
- ムネモシュネ:
そういうことではありません。
- ムネモシュネ:
何か……本モデルに要請される事項がお有りなのでしょうか?
- いや、特にないよ。
- ムネモシュネ:
……
- 立ったまま話をするのも変だろ?
- ムネモシュネ:
話……本モデルと、でしょうか?
- そうだよ。ムネモシュネも座りな。
- ムネモシュネ:
……要請を確認。どのようなテーマでお話ししましょうか?
- えっと…
- 主人公:
- いざ、そんな風に言われると困るな……
- 主人公:
- 結局この日は俺の非常に簡単な質問とムネモシュネの極めて簡潔な回答を
何度か繰り返すだけで終わった。