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Transcription
- ムネモシュネ:
…生きているペンギンとチンチラを見るのは初めてです。
- どんな気分?
- ムネモシュネ:
とても…高揚感を感じます。
- エンプレス:
へへ、うちのペン子、可愛いでしょ。
- セティ:
わぁ…タイガーが大人しくしています……
- エンプレス:
タイガーって人見知りしたっけ?
- エンプレス:
この子が知らない人の前で怯えるのなんか見たことないけど。
- セティ:
そ、そんなことありません……
- 主人公:
- 今回はエンプレス、セティと一緒にムネモシュネの部屋を訪れた。
- 主人公:
- 予想通り、ムネモシュネはタイガーとペンギン達に大きな関心を見せた。
- ムネモシュネ:
このペンギン…「ペン子」を本モデルが触ってみてもよろしいでしょうか?
- エンプレス:
もちろんなの!タイガーと違ってペン子は大人しくていい子だか―いたぁっ!?
- セティ:
た、タイガー!
- エンプレス:
い、今この子、私に嚙みついた?ねぇ!?嚙みついた!?
- エンプレス:
うあああっ!?
- ムネモシュネ:
……
- 主人公:
- 2人のバイオロイドと1匹のチンチラがひと騒動起こしている間も、
ムネモシュネは静かにペン子を撫でていた。 - ムネモシュネ:
…です。
- え?
- ムネモシュネ:
本当に不思議な…感触です。
- それはそう―んあっ。
- 主人公:
- しばらくペン子を撫でていたムネモシュネは、突然俺の頬を触り始めた。
- おい…ムネモシュネ?
- ムネモシュネ:
…管理者様の感触はペン子とも本モデルとも違います。
- まぁ…そうだろうな。
- ムネモシュネ:
……
- ……
- ムネモシュネ:
………
- …ムネモシュネ?
- ムネモシュネ:
…あ。
- ムネモシュネ:
…もしかして、気分を悪くされましたか?
- いや、そうではないけど―
- エンプレス:
し、司令官!タイガーどうにかするの~!
- セティ:
た、タイガー…!
- 主人公:
- タイガーは頬をパンパンに膨らませてエンプレスの人差し指に
噛みついていた。 - ムネモシュネ:
動かないでください。
- エンプレス:
このチンチラ、凶暴なの!ムネモシュネにどうこうできる相手じゃないの―
……ってあれ? - 主人公:
- ムネモシュネが両手でタイガーを包み込むと、
タイガーは大人しくエンプレスの指から口を離した。 - エンプレス:
…私、今とてつもなく裏切られたって気持ちなんだけど、
この感情……普通だよね? - エンプレス:
タイガーとはそれなりに長い付き合いだと思ったのに~!
- セティ:
す、すみません、すみません……
- ムネモシュネ:
はい、どうぞ。「タイガー」は本当に…「可愛い」と判断されます。
- セティ:
あ…ど、どうも……
- 主人公:
- その後もしばらくムネモシュネは、タイガーとペン子と俺を撫で回していた。