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主人公
- 箱舟の中を見回っていると、不意に「気配」を感じた。

Transcription

  1. 主人公:

    - 箱舟の中を見回っていると、不意に「気配」を感じた。

    1. これは……
  2. 主人公:

    - 数えきれないほど経験してきた、俺に襲い掛かろうとする気配だ……!

    1. そこだぁぁぁぁーっ!
  3. 主人公:

    - 気合いを入れて奇襲を受け止めた……!……と思ったのだが……

  4. ??:

    きゃっ……

    1. ……?
  5. 主人公:

    - 可愛らしい悲鳴が聞こえたと思うと、俺の胸には思ったよりだいぶ小さな体格の子が抱かれていた。

  6. セティ:

    うううぅ……

    1. セティ……?
  7. セティ:

    し、司令官様……

    1. ど、どうしたの……?
  8. 主人公:

    - 普段、抱かれることすら恥ずかしがるセティが俺を襲撃する……?何が起きてるんだ!?

  9. セティ:

    し、司令官様……あのぉ……じ、じっとしていてもらえますか!

  10. セティ:

    今から司令官様を食べちゃいますから!がるるる……

    1. ……!
  11. 主人公:

    - 頭の中で「がるるる」が繰り返し再生される!

  12. 主人公:

    - 攻撃的なセリフ、震える声、そして恥ずかしさで潤む瞳が胸に突き刺さった!がるるるってなんだよ!

  13. セティ:

    で、ですからぁ……大人しく―きゃっ!?

    1. …どうぞ召し上がれ。
  14. セティ:

    あ……はい……で、では…いた…いただきます……

  15. 主人公:

    - この時のセティに一体何があったのかは、数日後、情報区域でメインとエラに襲撃されてから知ることになる。

  16. -:

    < インドア派 > END.