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Transcription
- サラシア:
えへへ、今日はとっても楽しかったぁ!
- サラシア:
う~ん……お姉ちゃんどこに行ったんだろう……?お部屋にもいないなぁ……
- サラシア:
そうだ!戦団長に聞いてみよ~っと。
- サラシア:
戦団長~お姉ちゃん見なかっ…あ!
- サラシア:
お姉ちゃ~ん!
- アンフィトリテ:
シ、シア!?
- …シ、シア…来たのか。
- サラシア:
お姉ちゃん、戦団長と一緒に遊んでたんだね~?シアも混ぜて~!
- あ…そうだ。サラシアのもあるんだろ?
- アンフィトリテ:
そ……うでした!ちょうどいいですね。
- アンフィトリテ:
ほら、シア。こっちにおいで。
- サラシア:
うん……うわぁ~!マフラーだ!
- アンフィトリテ:
シアと戦団長にプレゼントしようと思って編んだのよ。
- サラシア:
えへへ~!あのね、今日遊んでる時、ちょっと寒かったんだ~
- アンフィトリテ:
そうだと思った。これからはマフラーをしっかり巻いて遊びに行くのよ。
- アンフィトリテ:
楽しかった?
- サラシア:
うん!あのね!バレーボールしたんだよ~!
- バレーボールか。誰としたのかな?
- サラシア:
えっと、パニパニとレイヴンとハンターと!
- アンフィトリテ:
よかったわね~。他には?
- サラシア:
えっと……それから…あ、美味しいものもいっぱい食べたよ。
- 主人公:
- サラシアはそう言うと、お弁当箱を机に置いた。
- 何だこれ?
- サラシア:
今日食べたやつだよ~!!シア、お腹空いてたから少しずつ食べちゃったけど、
お姉ちゃんと戦団長と一緒に食べたくてお弁当にしてもらった~! - 主人公:
- 弁当箱の中身はチーズ料理……ウンディーネか。
- 主人公:
- それから戦闘糧食と……これは何を炒めたものだろう?とにかく何かの炒め物。
- 主人公:
- 関連性のないメニューがぎゅうぎゅうに詰められている。
- サラシア:
早く食べよ~!シア、お腹空いちゃった~!
- ……ちょっと感動した。
- アンフィトリテ:
はい……
- 主人公:
- シアのためにお弁当を作ってくれた隊員達もそうだが、
それをあのシアが一緒に食べようと持ってきてくれるなんて…… - アンフィトリテ:
シア、お腹空かなかった?
- サラシア:
え?う~ん……えっとね、シア、持ってくる途中に
ちょっとずつ食べてたから大丈夫だよ。 - サラシア:
あ……食べちゃってごめんなさい……
- アンフィトリテ:
そんなことないわ。すごく嬉しい。
- 俺も嬉しいよ。
- アンフィトリテ:
早速頂きましょう。司令官様、どうぞ。
- ありがとう。サラシアはどこに座る?
- サラシア:
戦団長の隣~!えへへ。
- 主人公:
- 料理は冷たかったが、心は温まる食事だった。
- サラシア:
もぐもぐ……えへへ、美味しいね!
……………あ! - ん?
- サラシア:
そういえば、お姉ちゃんと戦団長、さっきなんで抱き合ってチューしてたの?
- ごほっ、ごほっ…
- アンフィトリテ:
こほっ…こほっ!
- サラシア:
いいな~シアにもやって~
- 主人公:
- 心温まる……食事だった。
- -:
< 星のシア > END.