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セラピアス・アリス
皆さんいらっしゃいますね?

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  1. セラピアス・アリス:

    皆さんいらっしゃいますね?

  2. セラピアス・アリス:

    この数日間でだいぶ慣れたと思いますが、当分は仕事の量が増える一方でしょう。通常の業務に加え、パーティーの準備もありますので。

  3. セラピアス・アリス:

    この点をよく理解して……予定通り本日もコンスタンツァお姉さまとバニラはご主人様のお世話。残りは私と一緒に行政業務の処理をしましょう。

  4. セラピアス・アリス:

    以上です。始めてください。

  5. 天香のヒルメ:

    アリス……お、お姉さま。昨日妾が提案した大浴場建設の件はどうなった。

  6. セラピアス・アリス:

    ……

  7. 天香のヒルメ:

    …のでしょうか。

  8. セラピアス・アリス:

    さっきちゃんと検討の方に回しておいたので、確認してみなさい。

  9. セラピアス・アリス:

    コンスタンツァお姉さまの意見を採用し、スペースを現在の案の3倍に拡張して、希望者と一緒に体を洗えるよう修正したわ。

  10. 天香のヒルメ:

    おお…

  11. 天香のヒルメ:

    ふむふむ。それは名案だ。ぜひとも妾に担当させてくれ。

  12. セラピアス・アリス:

    ……

  13. 天香のヒルメ:

    …ませんか。

  14. ブラックワームS9:

    この件は私が処理いたします。

  15. 金蘭S7:

    あ…ありがとうございます。まだ行政業務は不慣れなものでして……

  16. ブラックワームS9:

    今までご主人様の護衛任務を専任されてきたのですから当然です。気にしないでください。

  17. 金蘭S7:

    ブラックワームさんも本格的な行政業務は初めてではありませんでしたか?

  18. ブラックワームS9:

    私はグアムにいる時、リーダー……セレスティア様の補佐をしていましたから、経験があります。

  19. 金蘭S7:

    あ、それで……

  20. ブラックワームS9:

    はい。お姉さまもすぐに慣れると思います。

  21. 金蘭S7:

    …お姉さまだなんて、恥ずかしいですね。拙よりも経験豊富な方にそんな風に言われては……

  22. ブラックワームS9:

    そんなことありません。素晴らしいお姉さま達に恵まれて幸せです。

  23. 金蘭S7:

    ふふ。そう言っていただけると嬉しいです。

  24. ブラックワームS9:

    ところで…これは…?

  25. 金蘭S7:

    …!あ、それは…

  26. ブラックワームS9:

    …とりあえず目立たないように私が手直ししておきます。

  27. ブラックワームS9:

    アリスお姉さまに見つかれば、間違いなく……

  28. セラピアス・アリス:

    私が見たら、何がどうなるというの?

  29. 金蘭S7:

    あ、アリスさん……

  30. ブラックワームS9:

    ……

  31. セラピアス・アリス:

    オルカ号Bセクターの通路の掃除と片づけは……私の記憶が確かなら、金蘭の担当よね?だけど……

  32. セラピアス・アリス:

    これはどう見てもご主人様の仕業ね。

  33. セラピアス・アリス:

    こんな単純業務にびっしり方法やら改善点やらを書いているあたり、久々に仕事ができて舞い上がっていたのでしょうね。目に浮かぶわ……

  34. 金蘭S7:

    ……

  35. セラピアス・アリス:

    協力要請の内容は、忘れてないわよね?

  36. 金蘭S7:

    ……申し訳ございません。

  37. セラピアス・アリス:

    これはご主人様のためなの。その点を忘れないで。

  38. セラピアス・アリス:

    ただ……

  39. 金蘭S7:

    …?

  40. セラピアス・アリス:

    やり過ぎも良くないわ……

  41. セラピアス・アリス:

    ご主人様は時折とんでもないことをするので……追い込まれたら何をするのか予測できないわ。もしかすると……ここのネットワークをハッキングする可能性だってある。

  42. ブラックワームS9:

    …認めたくはありませんが、その可能性はあります。

  43. 金蘭S7:

    はい……

  44. セラピアス・アリス:

    それに……ご主人様はパネルを没収してるから、金蘭に直接接触してきたのよね?

  45. 金蘭S7:

    …はい。昨日の仕事帰りに……通路の端に隠れていらっしゃいました。

  46. セラピアス・アリス:

    当然ながら次の約束もしたのでしょう?

  47. 金蘭S7:

    今日の…同じ時間に……

  48. セラピアス・アリス:

    とりあえず今日は昨日と同じように簡単な仕事をひとつ差し上げて。

  49. セラピアス・アリス:

    そして、明日からは私達の業務開始時間に秘書室に来るよう伝えておいて。

  50. ブラックワームS9:

    それはいい考えですね。毎朝ご主人様にお会いできますし。

  51. セラピアス・アリス:

    …許可は私がもらっておくわ。あ、それと……

  52. セラピアス・アリス:

    明日からは制服ではなく自由な服装で勤務するように。各自、身だしなみはさらに気を付けて。いいわね?

  53. 金蘭S7:

    はい、承知いたしました。

  54. ブラックワームS9:

    アリスお姉さまは行政業務がお嫌いだと思っていました。

  55. セラピアス・アリス:

    ……まぁ、それほど好きではないわよ。

  56. セラピアス・アリス:

    でも、今は違う。好き嫌いではなく、私達はご主人様の代わりに仕事をしているの。

  57. セラピアス・アリス:

    以前よりもさらにご主人様と過ごせる時間が増えたのだから、そう悪いことでもないでしょう?それに戦闘任務がなくなったわけでもないし。

  58. セラピアス・アリス:

    答えになったかしら?

  59. ブラックワームS9:

    ふふ、はい。

  60. セラピアス・アリス:

    皆さん。戦闘に、行政業務にお世話まで。ご主人様の手であり足である私達はあらゆる面で完璧が求められます。

  61. セラピアス・アリス:

    至らない点があるのなら、寝る間を惜しんでも努力しなければなりません。わかりましたね?