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Transcription
- 主人公:
- バトルメイドは普段、俺の身の回りの世話をしてくれるが、
俺が無職となってからは行政業務もするようになった。 - 主人公:
- 今は以前のように俺が艦長室にこもっているわけでもないため、
特に世話をする必要もない。 - 主人公:
- 最初は秘書室も戦場さながらだったが、いくらか落ち着いてきた今は
アルファとアルマンも少しは一息つける程度にはなったようだ。 - そうだ、思い出したついでに…
- 主人公:
- 遊び回ってる俺が、代わりに働いてくれてる人の邪魔をするのは
気が引けるが……こういうタイミングでもないと…… - 主人公:
- 出かける準備をして艦長室のドアを開けると、アルマンが立っていた。
- ア、アルマン?
- アルマン枢機卿:
ご機嫌いかがですか、陛下。
- まさか…?
- アルマン枢機卿:
はい、陛下。そろそろ私に会いに来ると思いまして。
- アルマン枢機卿:
ある程度業務も落ち着いてきましたから。
- うん、探す手間が省けたよ。入って。
- アルマン枢機卿:
失礼します、陛下。
- 主人公:
- 艦長室に入るや自然と机の横に立つアルマン。
俺がベッドに腰かけたのを見て少し顔を赤らめた。 - アルマン枢機卿:
あ……つい。
- 習慣ってのは怖いよな。わかるよ。
- アルマン枢機卿:
ふふ、本当に。では、隣に失礼します。
- 仕事の方はどう?
- アルマン枢機卿:
今のところは問題ありません。
- アルマン枢機卿:
確認が必要な案件だけ別に分類しておきましたので、後でご確認をお願いします。
- …お!ほんと!?今見せて!
- アルマン枢機卿:
……
- うっ……
- 主人公:
- 「仕事はさせないと言いましたよね?」と言わんばかりの笑顔に
圧倒されてしまった……。 - 本当に会いに来ただけ?
- アルマン枢機卿:
はい。陛下にお会いしなくなって大分日が経ちましたので。
なんとなく……いつものように雑談でもしようかと。 - アルマン枢機卿:
…ところで、陛下は私に何かご用でしたか……?
- 主人公:
- そう聞くアルマンの表情はなんとなく神妙に見えた。
- 一緒にご飯でも食べようかと思って。
- ……こういうこと。
- アルマン枢機卿:
あ……
- アルマン枢機卿:
まだお食事前でしたか。ソワンさんに連絡してきます。
- いや、食堂に行って食べよう。
- アルマン枢機卿:
……
- アルマン枢機卿:
はい、では…
- 主人公:
- 俺が立ち上がると、アルマンも名残惜しそうに立ち上がった。
- 主人公:
- ゆっくり食事をして焦らすとしよう。
俺から仕事を奪ったことに対するささやかな復讐だ。 - 主人公:
- 俺の心の声を知ってか知らずか、アルマンは顔を真っ赤にしている。
一生懸命食事の後の流れを予測しているんだろう……。 - アルマン枢機卿:
きゃっ…
- 主人公:
- アルマンの両手首を掴んで、そのままベッドに押し倒した。
- アルマン枢機卿:
へ、陛下…!?
- 予想してたんだろ?
- アルマン枢機卿:
……
- アルマン枢機卿:
…はい。
- どれくらいの確率だった?
- アルマン枢機卿:
…約17万のパターンのうち、8個を除くすべて……
- 主人公:
- いつもの余裕そうで、少し意地悪そうな態度とは違い、
アルマンは顔を真っ赤にして少し荒く呼吸していた。 - 期待してた?
- アルマン枢機卿:
……ぅぅ……。
- 答えて。
- アルマン枢機卿:
…………
- 主人公:
- 何度も瞬きをしながら、しばらくモジモジしていたアルマンは……
……かすかに頷いた。 - じゃあ…俺はこの後どうするって予測が出てる?
- アルマン枢機卿:
そ、それは……
- アルマン枢機卿:
…まず、ほとんどの場合キスを―んっ。
- アルマン枢機卿:
んんっ……はぁ…陛下……
- 主人公:
- しばらく触れ合っていた唇と唇が離れる。
- 主人公:
- アルマンはぼーっと物足りなそうな表情で俺を見上げた。
- その次は?
- アルマン枢機卿:
…その次、は……
- 主人公:
- まだ俺に両腕を掴まれたまま、もどかしそうに膝を擦り当ててくるアルマン。
俺は黙ってアルマンが口を開くのを待った。 - アルマン枢機卿:
陛下が…私に…はぅっ!?
- 主人公:
- アルマンの予測は一度も外れなかった。疲れて眠ってしまうまで、ずっと……