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疾走するアタランテ
お断りします。

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  1. 疾走するアタランテ:

    お断りします。

  2. ポックル大魔王:

    あれぇ……イグニスさん?

  3. イグニス:

    ここに来る途中、一つ心配なことがあると言いましたよね?こういうことです……

  4. イグニス:

    アタランテさんはあの赤いアリーナで活躍されるほどの強靭な身体能力をお持ちです。ですが―

  5. 疾走するアタランテ:

    私が仕えるお方は女神アルテミス様のみ。他の誰かに仕えるなどあり得ません。

  6. 疾走するアタランテ:

    能力を高く評価してくださったのは光栄ですが、お断りいたします。

  7. イグニス:

    …そういうことです……

  8. ポックル大魔王:

    あの……実は魔獣軍団を担当する方は別にいてですね。

  9. ポックル大魔王:

    その方が来るまでの期間だけ…というのはダメでしょうか?

  10. 疾走するアタランテ:

    何度お願いされても私の答えは同じです。

  11. 疾走するアタランテ:

    私の人生は偉大なる狩りの女神、アルテミス様に全てを…

  12. ゴルタリオンXIII世:

    黙って聞いておれば呆れたものよ。

  13. ゴルタリオンXIII世:

    アルテミスだか何だか知らんが、畏れ多くも大魔王様からのお誘いを断るとは……

  14. ゴルタリオンXIII世:

    女神?ハッ!そのような実体もない存在より、ここにおわす我が大魔王様の方が遥かに偉大であろう!

  15. 疾走するアタランテ:

    …今、何と言った?

  16. ポックル大魔王:

    ゴルタリオン、やめなさい…!アタランテさんに失礼です。

  17. ゴルタリオンXIII世:

    大魔王様。謙遜も徳ではございますが、他と比べられた時は腹を立てるべきです!

  18. ゴルタリオンXIII世:

    黙って聞いておれば大魔王様を愚弄しおって…!生意気な奴めが…ついてこい!身の程というものを教えてくれる!

  19. 疾走するアタランテ:

    私の前でアルテミス様を侮辱したのだ……

  20. 疾走するアタランテ:

    無傷で帰られると思うなよ。

  21. イグニス:

    ゴルタリオンさんがめちゃくちゃにされてますが…止めなくても大丈夫なのですか?

  22. ポックル大魔王:

    ゴルタリオンなら大丈夫です。たまには痛い目に遭った方が彼のためです。

  23. ポックル大魔王:

    それより、簡単に会議をしましょうか……

  24. イグニス:

    そうですね。もうすぐパーティーが始まりますし……

  25. イグニス:

    このままだとゴルタリオンさんがまた司令官と言い出しそうですから。

  26. ポックル大魔王:

    社長……

  27. ポックル大魔王:

    ……世界の半分は無理ですが、私ならすべて差し上げるのに……

  28. イグニス:

    え?どうしました?

  29. ポックル大魔王:

    こ、こんな私ですが、社長が満足してくださるのなら……

  30. ポックル大魔王:

    あ、あれ?……もしかして、社長の話ではありませんでしたか?

  31. イグニス:

    他の方を探す話だと思っていました……

  32. イグニス:

    そうでしたね。司令官のために魔王軍を復活させるんですもんね。

  33. ポックル大魔王:

    あの、他の方には……

  34. イグニス:

    もちろんですよ。恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ。司令官とお近づきになりたいと思うのは皆さん同じですから。

  35. イグニス:

    では本題に戻って、他の人材を……

  36. 疾走するアタランテ:

    ちょっと待ってください。今司令官と言いましたか?

  37. ポックル大魔王:

    あれ?アタランテさん?ゴルタリオンはもういいんですか?

  38. 疾走するアタランテ:

    はい、狩りはもう終わりました。子熊よりも弱いですね。

  39. 疾走するアタランテ:

    そんなことより、どうして彼の話が出てくるのですか?

  40. ポックル大魔王:

    あ、それはですね……えっと…その……しゃ、社長に……

  41. イグニス:

    魔王軍の目的の一つが司令官だからです。

  42. 疾走するアタランテ:

    …それは危害を加えるということですか?

  43. イグニス:

    まさか、違います。ただ。

  44. イグニス:

    楽しく笑って過ごしてもらえるように、おそばでサポートしたいだけです。

  45. 疾走するアタランテ:

    楽しく笑って……ふむ……

  46. 疾走するアタランテ:

    ポックルさん。先ほどのお話、まだ有効でしょうか?

  47. ポックル大魔王:

    ということは……!

  48. 疾走するアタランテ:

    契約期間も決まっていますし、条件が明確なら……それにオリンポスのご加護を受けていらっしゃる彼のためでしたら、アルテミス様も喜んでお許しになることでしょう。

  49. 疾走するアタランテ:

    アルゴー船に乗れなかった不名誉をこの機会に雪ぐことができそうです。

  50. ゴルタリオンXIII世:

    であれば受け取るがいい!闇の契約だ…

  51. 疾走するアタランテ:

    …あれだけの打撃を受けて動けるだなんて。丈夫ですね。

  52. ゴルタリオンXIII世:

    ぬふふふふ…!!死に逆らう権能こそ!ポックル大魔王様の腹心、ゴルタリオンXIII世を象徴よぉ!ふはははははは!!

  53. ゴルタリオンXIII世:

    アタランテ……いや「破滅の魔獣」よ!我輩はお前を認めた!魔王軍への合流、歓迎するぞ。

  54. ゴルタリオンXIII世:

    控えの方にもサインするように!

  55. イグニス:

    ちょっと待ってください。また私の時みたいに服装に関する条項はありませんか?

  56. イグニス:

    私が確認します。

  57. ポックル大魔王:

    アタランテさんも仲間になってくれたし、残りはあと1人だ!

  58. ポックル大魔王:

    魔竜軍団をなんとかすれば!