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Transcription
- 主人公:
- 艦長室でモモのアニメを観ていると、隣に座っていたモモが
顔を隠していることに気づいた。 - 何で顔隠してるの?
- 魔法少女マジカルモモ:
恥ずかしくてです……
- 恥ずかしい…?
- 主人公:
- 自分のアニメを初めて観るのかという問いに、モモは小さく首を横に振った。
- 魔法少女マジカルモモ:
いいえ……白兎ちゃんやポックルさんと一緒に何度も観ましたけど……
- 魔法少女マジカルモモ:
司令官と一緒に観るのは初めてなので……
- あ、確かにそうだな。
- 主人公:
- それは確かに恥ずかしいかも……お?
- ブラックモモだ。
- 主人公:
- 俺達が今観ているのは外伝にあたる劇場版だ。
- 主人公:
- 真っ黒なドレスを着て登場した画面の中のモモは、白兎を見て妖艶に笑った。
- 魔法少女マジカルモモ:
あぁぁ……
- ふふ……そんなに恥ずかしい?
- 魔法少女マジカルモモ:
こ、これだけは本当に無理ですぅ……死んでしまいます……
- そこまで!?新鮮でいいじゃん。
- 主人公:
- モモは画面を消そうとリモコンに手を伸ばす。
俺はそれを抱き寄せて動きを封じ、阻止した。 - ブラックモモ:
[ごめんなさい。モモは……もう魔法少女ではなくなってしまいました。]
- ブラックモモ:
[モモは……マジックジェントルマンに……心と体を全部奪われちゃったから…♡]
- あ~、そういえばこういう設定だったよな。
- 主人公:
- フレースヴェルグに無理矢理叩き込まれたモモの設定を思い出した。
- 主人公:
- 本来、魔法少女はみんなのために存在するから、誰か一人だけを愛すると
堕落してしまうとか言ってたっけな? - 魔法少女マジカルモモ:
はううぅぅ……
- 主人公:
- ブラックモモが登場したのは映画のほぼ終盤だったため、
すぐにエンディングクレジットと次の劇場版の公開日を予告するテキストが 表示された。 - でも……俺はすぐに観れる!
- 主人公:
- ササッと再生リストから次の劇場版を探し、再生しようとすると、
ずっと顔を隠していたモモがジタバタし始めた。 - 魔法少女マジカルモモ:
だ、だめですぅ!!それだけは絶対にやめてください~!
- 魔法少女マジカルモモ:
え、えっと!私はもう帰りますので一人で観てください!!
- あ、うん、わかった……
- 主人公:
- 思ったより本気の抵抗に、俺も手を止めた。
- 魔法少女マジカルモモ:
そ…その作品は…本当に恥ずかしいシーンがたくさんあるんですぅ……
- 魔法少女マジカルモモ:
いくら私が演技したわけじゃないと言っても、これはぁ……
- 分かった。ごめん、観ないから。
- 主人公:
- 映像を消すとモモは安堵のため息を吐いた。
- 魔法少女マジカルモモ:
……司令官、好きなんですか?ブラックモモ。
- う~ん…
- 主人公:
- やはり普段のモモからは想像もできない姿だから、
新鮮な魅力を感じるとでも言えばいいのか…… - 主人公:
- 俺の答えを聞いたモモは顔を少し赤らめた。
- 魔法少女マジカルモモ:
じゃあ、私が実際に着てみせましょうか?
- え?本当?それってもっと恥ずかしいんじゃない?
- 魔法少女マジカルモモ:
えへ、いいえ。演技すること自体は全然恥ずかしくありません。
こう見えて私もプロですから! - う~ん……よし。お願いします。
- 主人公:
- …………今思えば、モモの話をもっと真剣に聞くべきだった。
- 主人公:
- …………モモは……本当に「プロ」だった。
- 魔法少女マジカルモモ:
フフ……
- 主人公:
- 一旦外に出て、着替えてきたモモは部屋に入ってくるや否や、
俺をベッドに押し倒し、馬乗りになって甘い笑みを浮かべた……。 普段の恥ずかしがり屋な様子は一切なく、それはもう完全な小悪魔であった。 - モ、モモ……?
- ブラックモモ…?:
しーっ。しずかに……
- 主人公:
- 耳元でささやくモモは下半身を密着させた状態でゆっくりと、
とてもゆっくりと……誘惑するように腰を動かし始めた。 - っ……!?
- ブラックモモ…?:
フフフ……可愛いジェントルマン……もうこんなに……
- ブラックモモ…?:
私……もう、我慢できなくなっちゃった……
- い、いきなり!?そ、そんな……
- 主人公:
- 俺がそう言うと、モモはクスッと妖艶に笑い、指先で俺の胸をなぞった。
- ブラックモモ…?:
だって……
- ブラックモモ…?:
今の私は……
- 主人公:
- モモの細い指がゆっくりと俺の首をつたって上に進み、唇に触れた。
- ブラックモモ…?:
よい子のみんなのお友だち、マジカルモモじゃなくて……
- 主人公:
- いたずらっぽく唇を押さえていた指が離れた。
- 主人公:
- そして、モモは俺の首に腕を回して顔を近づけた。
- ブラックモモ…?:
ジェントルマンに心と体を許して、堕落してしまった……
- ブラックモモ…?:
ブラック……モ・モ……ですから♥
- 主人公:
- モモ……ではなく、ブラックモモが囁きながら俺の唇を舐めた瞬間、
- 主人公:
- 俺は……考えることをやめた。