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Transcription
- ???:
んにゃ~お!
- 主人公:
- 朝、少しずつ目が覚め始めた頃……なんだかおかしな声が聞こえた。
- ???:
んにゃ~お!
- 主人公:
- 今日はペロが起こしに来たのだろうか?ペロが自分からこんなかわいい声を
出すのは久しぶりな気がする。 - う~ん…もう少し寝させて…
- 主人公:
- まだふかふかのベッドから出るのが嫌だったので、
ペロを抱き寄せてもう少し寝ようと……したのだが…? - …ん……?硬い?
- 主人公:
- ペロの体ってこんなに硬かったか……?これは硬いというかもうAGSか何か……
俺は目をつぶったまま……あちこちを撫でまわしてペロ(?)の正体を探る。 - ???:
んあ、そ、そこは……!何をする!
- あれ……今度は柔らかい?
- ???:
や、やめろ、主!その触り方、お、おかしくなってしまう!!
- 誰だ!?
- 主人公:
- そこにいたのは……
- ???:
はぁ、はぁ……せ、せっかく起こしに来たのに……。
酷いぞ……で、でも、なんだか、悪くなかった。 - …………本当に……だれ、ですか?
- 主人公:
- そこにいたのは初めて見る女の子だった……。
だが、体の硬い部分といい、所々に何か既視感のようなものを感じる…… - ハッピー:
主よ。まだ寝ぼけているのか?ハッピーだ。今日はバニラ嬢が忙しくてな、
代わりに起こしてこいと言われた。全く、猫使いの荒い奴だ。そう思わんか? - ハッピーか……そうだったな…。
- 主人公:
- そうだったそうだった。この子はハッピー……オルカ号で飼っている猫だ。
- ハッピー:
にゃあん。
- よしよし、ちゃんと起こしにきて偉いな。
- ハッピー:
で、あろう?だったら、今すぐケーキを捧げるのだ。いいな?
- 朝ご飯がまだだろ?
- ハッピー:
朝食など済ませているに決まっておろう!だが、もう空腹だ、昼まで待てん!
- ハッピー:
大体、ご飯の量が少なすぎるのだ。バニラ嬢の奴、毎回満腹まで食べたら
太るとか言って、いつも決まった量しか食わせてくれんのだ。 なぁ、主からも言ってくれないか?満腹まで食わせてやれと…… - 主人公:
- そう言うハッピーは潤んだ目で俺を見てくる。
ダメだ、これもハッピーのため……将来病気になって苦しい思いをするのは 本人だし、俺達も苦しむハッピーを見たくない。 - 我慢してくれ……
- 主人公:
- 俺がそう言うとハッピーは下を向いて、深いため息を吐いた。
- 主人公:
- 猫というのはつくづく人の感情に訴えかけるのが上手い生き物だ。
そんな姿を見せられては甘くならざるを得ないというもの。 - 食べ物は無理だから、他のことで気を紛らわせるのはどう?
- 主人公:
- 俺がそう言うとハッピーは顔をあげて、目を輝かせた。
心なしか顔も紅潮している気がする。 - ハッピー:
だ、だったら、さっきのあれをしてくれ!
- さっきの?
- ハッピー:
さっき、我の体を触ったではないか!いつもの頭なでなでも嫌いではないが、
さっきのあれもなかなかに気持ちが良かった! - 主人公:
- さっきのことを思い出す。確かにさっき寝ぼけてハッピーの柔らかい部分を
触りまくった。 - あんなのでいいなら……
- ハッピー:
本当か!?本当なのだな!我が「満足」と言うまでやめてはならんぞ!
- ハッピー:
じゃあ、まずはお腹を撫でるのだ!お尻は最後だ、刺激が強すぎるからな!
- バニラA1:
ご主人様……なかなか食堂にいらっしゃらないので、様子を見に来ましたが……
- ごめん……つい。
- 主人公:
- ハッピーは俺の膝の上で、体をビクつかせて蕩けきっている。
あまりにも気持ち良さそうだったので、反応がいい所を入念に触ってあげていたが お尻を触ってあげた頃には「満足」と言う余裕はなくなってしまっていたようだ。 - バニラA1:
ハッピー……ご主人様を起こしに行くくらいできないと困ります。
- ハッピー:
す、すまない……でも、我は悪くないぞ。主がてくにしゃんなのが悪いのだ。
- バニラA1:
人のせいにするんじゃありません。そんなこと言ってるとおやつは無しにしますよ。
- ハッピー:
うぅ……ごめんなさい。
- バニラA1:
さぁ、ご主人様もそろそろシャワーを浴びてください。
その間にお食事をお持ちしますので。 - いや、ちゃんと食堂に行くよ。
- 主人公:
- そもそも「たまには食堂で朝食を食べたい」と俺が昨日言ったのだ。
それなのに、猫を撫でてて遅れたから、やっぱり部屋で食べるというのは ワガママが過ぎるだろう。 - バニラA1:
ふふ、そうですか。
- バニラA1:
では、シャワーを浴びてらっしゃる間に
お召し物を準備しておきますね。 - うん。ありがとう。
- 主人公:
- シャワーを浴びて着替えると、俺とバニラとハッピーは食堂へと向かった。
- 主人公:
- オルカ号の通路はいつも偵察から帰ってきた隊員や今から出撃する隊員、
非番でいつもとは違った格好で歩く隊員などがいて、活気や笑い声に満ちている。 - おはよう。
- P-22ハルピュイア:
司令官、おはよ~。
- 偵察帰りか?お疲れ様。
- エンプレス:
司令官、おはようなの!今日の司令官の朝食は私の産みたての卵なの!
- そうか、美味しそうだな。
- 主人公:
- 今日はエンプレスの卵か~。新鮮だし、卵かけご飯というのもアリだな。
俺が天井を見上げながら考えていると…… - バニラA1:
卵かけご飯ですか?
- あ、うん。よくわかったな?
- バニラA1:
これくらい分かって当然です。エンプレスさんが卵を産んだ日は基本的に
オムレツか卵かけご飯が食べたいと言い出しますからね。 前回はオムレツでしたから、今日は卵かけご飯かな?と思いまして。 - 流石だな……。
- 主人公:
- ちなみに、オムレツも絶品だ。エンプレスの調子次第では
卵を2個産んだりもするし、両方食べるという選択肢もある。 - B-11ナイトエンジェル:
おはようございます。司令官。
- おはよう……
- B-11ナイトエンジェル:
どうしましたか?
- ……
- B-11ナイトエンジェル:
…………
- …………………
- B-11ナイトエンジェル:
…………………
- これ、夢か。
- B-11ナイトエンジェル:
もっとおかしなことがあったのに、私で気が付くだなんて少しひどくないですか?
- 俺もそう思うけど、一度経験があるからな……
- B-11ナイトエンジェル:
まぁ、そうですね。
- それで、これはどういうことなんだ?
- B-11ナイトエンジェル:
これはエイプリルフールイベントというものです。
- エイプリルフール……?
- B-11ナイトエンジェル:
簡単に言えば、普段なら絶対にあり得ないことをしても
「まぁ、エイプリルフールだから」ということで済ませてもらえる 非常に便利な日のことです。 - バニラA1:
つまり、私がご主人様のことをけちょんけちょんに言っても
許されるという事です。 - それ、普段と変わらないよな?
- B-11ナイトエンジェル:
- 俺がそう言うと、バニラはとぼけるように他所を向いた。
- ハッピー:
ふはははは!そして、エイプリルフールだからこそ、こうして我が
やってこれたわけだ!感謝せよ!我とエイプリルフールに! - ハッピー:
さあ!我にケーキを捧げるのだ!さもなければこの夢を破壊しつくしてやるぞ~!
ふははははは! - 主人公:
- 自慢げに笑うハッピーを見ていると、俺は重大なことに気が付いた。
この言動にこの体の意匠…… - 主人公:
- こいつ……もしかして……
- タイラントか?
- ハッピー:
タイラント?我の名前はハッピーだぞ?
- バニラA1:
そうです。ハッピーですよ。
- そう……じゃあチョロンもいるの……?
- バニラA1:
いるはずですが、ご主人様が夢だとお気付きになったので
恐らく出てこないと思います。 - 主人公:
- ロクのチョロンな姿を見てみたくはあったが、
ロクの場合、あれはトラウマになっているようだったし、 出てこない方がいいのかもな。 - B-11ナイトエンジェル:
それにしても、夢だという事に気が付いたのにまだ覚めませんね?
- 確かにそうだな……
- ???:
ふっふっふ……何故だか教えてやろう……
- 主人公:
- すると通路の灯りが消え、向こうの方からゆっくりと
誰かが歩いてくる足音が聞こえた。 - ハッピー:
誰だ!
- 主人公:
- 三人はすぐに俺を守るため陣形を組む。
そして、俺はホルスターからアザズが改造してくれた 『司令官専用拳銃Mk.217』を抜いた。 - 主人公:
- 足音の主が俺達の近くまでやって来ると、立ち止まった。
- Dr.ドクターマン:
私は、Dr.ドクターマン!
- 主人公:
- そう叫ぶと同時に通路の灯りが戻り、俺たちの前には
ドクター?のような人物が立っていた。 - Dr.ドクターマン:
何故、夢が覚めないのか?それは私が登場していないからだ!!
- Dr.ドクターマン:
さぁ、エイプリルフールはここからが本番だ!
- バニラA1:
……
- ハッピー:
………
- B-11ナイトエンジェル:
…………
- ……………
- バニラA1:
どこからツッコめばいいんでしょうか?
- B-11ナイトエンジェル:
ニバさんの件があったので、もう大抵のことには動揺しないつもりでしたが……
- Dr.ドクターマン:
ふっふっふ……さぁ!私と健全な研究環境と世界征服について
激しい舌戦を交えようではないか!! - B-11ナイトエンジェル:
…………なんだか、頭が痛くなってきました。
- バニラA1:
私もです。これ以上登場人物が増えると手に負えなくなりそうですね……
- ハッピー:
……なぁ主
- ハッピー:
我はお腹が空いたのだが……
- Dr.ドクターマン:
まずは私から始めてもいいか?
- B-11ナイトエンジェル:
勝手に始めないでください。
- その舌戦に勝てば、夢が覚めるのか?
- Dr.ドクターマン:
しらん。
- は?
- Dr.ドクターマン:
別に私がこの夢を操っているわけではないからな。
そして、私は絶対に負けを認めん! - えぇ……
- バニラA1:
ご主人様、もうこれは……武力行使しかないのでは?
- 主人公:
- バニラはそう言って銃を構えた。
- ハッピー:
そうだ!それが手っ取り早い!我が破壊の限りをつくしてくれる!
ぐるるるるる…… - おい、一応オルカ号の中だぞ!?
- B-11ナイトエンジェル:
大丈夫です。いざという時は私に掴まってください。
今の私には立派な浮き袋がありますから……! - …………
- Dr.ドクターマン:
そうか……そちらがその気なら仕方がない。この手は使いたくなかったが……。
……ポチッとな。 - 今何を押した!?
- 主人公:
- すると後ろの方からゴゴゴ……という地響きのような音が聞こえてきた。
- 主人公:
- 音の方に目をやると、そこには信じられない光景が……!
- 主人公:
- 小さな隊員のような生物が、通路を埋め尽くしながら一気にこちらに
向かってきていた! - 主人公:
- それは到底逃げ切れるような速度ではなく、
俺たちはその生物たちの群れになす術もなく飲み込まれた。 - 主人公:
- 酷い夢だった………………………………ひっ!?
- ミニペロ:
にゃあ~ん!