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主人公
- 楽しくて幸せな時間はどうして早く過ぎてしまうのだろう……
Transcription
- 主人公:
- 楽しくて幸せな時間はどうして早く過ぎてしまうのだろう……
- 主人公:
- あっという間に退勤時間となり、アルマンとアルファが秘書室に戻っていった。
- はぁ、気持ちを切り替えよう……
- 主人公:
- 今日受け取ったデート抽選会の関連フォルダを開いた。
- 日時は俺の裁量に任せる、か…定期的に開催するのには賛成だ。
- 主人公:
- デート抽選会の大まかな流れはこうだ。
- 主人公:
- 参加希望者は自分がしたいデートプラン、日程、コンセプトなどを
作成し提出する。 - 主人公:
- そしてそれは審査が行われるのではなくランダムに抽選され、
当選したデートプランを俺が確認し、特に問題がなければ、 そのままその子とデートをする。 - 主人公:
- すでに当選した者も追加応募は可能だが、抽選に補正値が適用され
当選確率は著しく低下するようになっている。 - 主人公:
- 俺が拒否してキャンセルとなった場合か、俺が当選者とデートをしたら、
次の抽選が行われる…… - まぁ、俺が拒否することはないと思うが―あ~…そうか。
- 主人公:
- 俺はオルカのみんなを心から愛している。
だからデートを拒否するつもりはない。 - 主人公:
- それが“ちゃんとしたデート”であれば……
- 応募者のアイデアっていうのが、なんとなく危険な気がする……
- 主人公:
- 趣旨はいいと思うが、悪用の余地があるように思える……。まぁ、だから俺が
拒否権を行使できるという安全装置を組み込んでおいたのだろう…… - 主人公:
- ヤバいデートプランなどいくらでも想像がついてしまう……
とりあえずそのことは考えないようにしておこう……。 俺は気を取り直してパネルに表示されている抽選開始ボタンをタッチした。 - さて……
- 主人公:
- 最初のデート相手は……