シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- 主人公:
- デートが始まる前はいつも楽しみで、ドキドキしている。
- 主人公:
- 相手と楽しい時間を過ごせるというのもあるし、
- 主人公:
- その子のいつもとは違う一面を見れるからだ。
- 主人公:
- そういう意味では今回のデート相手であるスパトイアは楽しみだった。
- 主人公:
- 任務の前後はロボットスーツ、非番の日に見かけても整備服か
トレーニングウェア……。私服姿というのは見たことがない。 - 主人公:
- 態度もサッパリしていて、男女関係というよりは上下関係の方を
大事にしている感じだ。 - 主人公:
- そんな彼女がどんな姿でデートに来るのか想像がつかず、
結構楽しみにしている。 - 主人公:
- ワクワクドキドキしながら約束の場所に行くと、
- 主人公:
- スパトイアがいた。
- 主人公:
- ココとユサールに腕をがっしりと掴まれた状態で……
- 主人公:
- そのせいでスパトイアの格好があまり頭に入ってこなかった。
- お、お待たせ。
- 主人公:
- 俺がそう言うと、三人は俺の方に近づいてきた。
- 主人公:
- うーん。正確に言うとココとユサールがスパトイアを連行してきた。
スパトイアは二人に引っ張られて歩かされてる感じだ。 - ココ・イン・ホワイトシェル:
こんにちは、司令官。
- 主人公:
- ユサールは俺の手を取って、スパトイアの手を握らせる。
- AC-6ユサール:
司令官様。何があってもスパトイアの手を離さないでくださいね。
- スパトイア:
逃げないってば……
- ココ・イン・ホワイトシェル:
スカートを見て逃げましたよね?下着がいやらしいって言って逃げましたよね?
ブラウスが透けてるって言って逃げましたよね? あと、お化粧する時は3回も逃げましたよね! - ココ・イン・ホワイトシェル:
さっきだって、ずっと逃げる隙を窺ってましたよね!
- スパトイア:
……
- 主人公:
- なるほど、大体の状況把握はできた。
- 主人公:
- ユサールの言う通り、俺はスパトイアの手をしっかりと握った。
- 主人公:
- スパトイアの手はびっくりするほど冷たくて、汗でしっとりしていた。
- ココ・イン・ホワイトシェル:
では楽しんでくださいね。
- AC-6ユサール:
スパトイア、うちらのアドバイス忘れんといてな。
- AC-6ユサール:
司令官様、スパトイアをよろしくお願いしますね。
- 主人公:
- 二人に見送られ、デートを始めた。
- 主人公:
- すると、二人が見えなくなったあたりでスパトイアは
ぎこちなく笑みを浮かべ、口を開いた。 - スパトイア:
これ、ココとユサールに無理矢理着せられたんだよ……。
へ…変だよね。着替えてきても…いい? - う~ん……
- スパトイア:
……あはは……やっぱ……そうだよな……
- 元々可愛いけど、こういうのも似合うんだな。何で気付かなかったんだろ。
- スパトイア:
…………っ。
- 主人公:
- スパトイアだけじゃなく、俺の手も一気にしっとりしてきた気がする………。
- いつもと違うけど、すごく可愛いよ。
- スパトイア:
……
- 主人公:
- 見たままに感想を述べてみたが反応はイマイチだ……。
- 主人公:
- しかし、嫌がってはいないようだったので、そのまま続けた。
- 主人公:
- いつもみんなから嬉しい気持ちと安らぎをもらうように、
- 主人公:
- 俺もスパトイアにデートを楽しんでほしいから。
- ココ・イン・ホワイトシェル:
ユサールお姉ちゃん。
- AC-6ユサール:
なに?
- ココ・イン・ホワイトシェル:
バニーガールの時の仕返ししてません?
- AC-6ユサール:
……それも少しはあるかもな。
- AC-6ユサール:
せやけど、あの子 こないなことでもなかったらデートとか絶対せんやろ?
- AC-6ユサール:
それに…あの子もちゃんとおにぃのこと……好きなんやから……
- AC-6ユサール:
仲間やし、友達なんやったら応援せんとな!