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Transcription
- T-2ブラウニー:
おーいケシク、頼んであったライフルはどうッスか?
- T-4ケシク:
はい、ボルトを交換しておきました。
- T-4ケシク:
もう、147さんは槓桿操作が雑すぎるんです。もっと丁寧に、ってお願いしてたじゃないですか。
- T-2ブラウニー:
う~ん、この銃ってもともと人間様向けの造りだから脆すぎるんスよ。
- T-2ブラウニー:
もっと重くていいから、私らの腕力に合わせた頑丈な銃はないんスかね?
- T-4ケシク:
このあいだバイオロイド専用ライフルのトライアルが済んだって話だし、
もうすぐ支給されると思いますよ。 でもそれまではこの銃を使わなきゃですから、大切に扱ってくださいね? - 上官:
おいケシク、またブラウニー147の銃を直したのか?
お前が気前よく交換部品を寄越すから、そいつは一向に懲りないんだ。 - 上官:
おい147、次にそいつを壊したら銃剣だけで戦列に立たせるぞ。いいな?
- T-2ブラウニー:
ひぃ、了解っす……肝に銘じます!
- 上官:
ケシク、そんな馬鹿の相手をしている暇があるなら、もちろん補給品の確認は
済んでるな?余所の隊では誤配送があったという話だが。 - T-4ケシク:
は、はい!
- T-4ケシク:
さっそく確認いたします!
- T-4ケシク:
- 毎日、目が回るほど忙しい……でも勇猛で頼もしい仲間たちが、
私に頼って背中を預けてくれるのは、とても誇らしくで胸が高鳴る。 - T-4ケシク:
- 私はバイオロイド。造られた命。
それを蔑む人もいる。哀れむ人もいる。 だけど、私はたまらなく幸せだ。 - T-4ケシク:
- そう、人間様たちには感謝しかない。こんなにも素敵な同胞たちと、
やりがいのある仕事を与えてくださった。彼らの戦争のために命を賭けて戦えと 命じられても、もちろん不満なんてこれっぽっちもない。 - T-4ケシク:
- だから神様、どうかお願いします。
- T-4ケシク:
今日の出撃でも仲間たちが、みな無事で帰ってきますように……
- 主人公:
- 鉄の王子の行方を捜し、俺たちは新たな上陸地点に到着した。
- 主人公:
- まずは橋頭堡の確保、それから久々に陸路での遠征が始まる。
- 主人公:
- 寒冷地から脱したとはいえ油断は禁物だ。
ここから先は未知の敵が待ち受けているかもしれない……