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Transcription
- T-4ケシク:
今の爆発音は……
- A-15サラマンダー:
あ~あ、やられちゃったか。あたしの可愛い子ちゃん、
せめて看取ってあげたかったけど…… - A-15サラマンダー:
まぁおかげで隊長らは何キロか稼げただろうし、あたしたちの位置も
しばらくはバレないよ。 - T-40ハイエナ:
ねぇ、今からだって間に合うでしょ。あんたたちだけでも先に行ってよ。
ここはウチ一人で充分だから…… - A-15サラマンダー:
傷と一緒にその口も縫ってやろうか?
余計な冗談かますぐらいなら歌でも唱って聞かせなよ。退屈凌ぎにさ。 - T-40ハイエナ:
……マジウゼぇ。余計なお世話だっつってんだよ。
ほっといてくれりゃ自分の始末ぐらいつけられるっての…… - T-4ケシク:
ハイエナさん……
- A-15サラマンダー:
なに虫がいいこと言ってんだコラ。
これだけちょろい博打のカモをそう易々と手放してたまるかよ。いいか? お前を放り出すのはケツの毛まで毟って毟ってお子様VIOにしてからだ。 - T-4ケシク:
な、何を言ってるんですか?
- T-40ハイエナ:
おー、ここで勝負?いいねぇ。それでこそサラマンダーだ。
乗ったぜ。じゃあ何賭ける? - A-15サラマンダー:
あたしはその手榴弾が欲しいかな。
- T-40ハイエナ:
ンだと?どんだけ素寒貧にしても得物だけは手ぇつけないのが決まりだろうが!
- A-15サラマンダー:
だってもうお前のそのザマじゃ使えやしないだろ?
応じるならあたしはこいつを賭ける。 - T-40ハイエナ:
ッ!?戦闘刺激剤?
こ、この野郎!そんなもん用意してあったンならとっとと渡せよ! - T-4ケシク:
ダメです!今の容体じゃ痛みを誤魔化せるだけで傷はますます拡がっちゃいます!
- A-15サラマンダー:
つまりあたしが負けなきゃいいわけだ。引っ込んでなケシク。
あたしはこいつの武装を一切合切巻き上げるまで退かないよ。 - T-40ハイエナ:
へへ、上等だぜ……今日こそ吠え面かかせてやるよ!
- A-15サラマンダー:
へっへー、やったね!これで最後の手榴弾ゲット!
- T-40ハイエナ:
畜生!なんでこうなる!?
- T-4ケシク:
……
- T-4ケシク:
(……イカサマだ……これ間違いなくイカサマやってる……)
- A-15サラマンダー:
後はそのショットガンだけしか残ってないねぇ。
さすがにそいつまで巻き上げるのは酷かなぁ?夜のお供がなくなっちゃうもんねぇ。 - T-40ハイエナ:
……サラマンダー、てめぇ本当にウチが勝ったらその刺激剤よこすんだろうな?
いざとなったらケシクに泣き落としかけさせようとか思ってないな? - A-15サラマンダー:
ねーケシク、負け犬がこんなこと言ってるけどさ、あんたも保証してくれる?
- T-4ケシク:
いやそれって……はい。好きにしてください。それで皆さんの気が済むのなら
- T-40ハイエナ:
よおし、最後の勝負だ……さぁツボ振りな!
- A-15サラマンダー:
よっと……おやぁ?
- T-40ハイエナ:
えっ勝った?マジ?ウチの勝ち!
- T-4ケシク:
!?
- T-40ハイエナ:
よおし刺激剤もらい!ホラ寄越せ!
- A-15サラマンダー:
しょうがないにゃぁ。ハイどうぞ。
- T-40ハイエナ:
おっしゃぁぁこれでもう一花咲かせられるぜ!最後だけはドカンと派手に……
- T-40ハイエナ:
派手に……あ、れ?何、これ、ふわぁ……力が抜ける……眠……
- A-15サラマンダー:
あっれぇ?それ戦闘刺激剤じゃなくて麻酔剤じゃない?
わー間違えちゃったてへぺろ~。 - T-40ハイエナ:
テメェこのヤロ、どこまで……
- A-15サラマンダー:
……よーし寝た寝た。これでしばらくは大人しくしてくれるね。
- T-4ケシク:
どうしてこんな手の込んだことを?
- A-15サラマンダー:
こうでもしなきゃコイツは絶対安静なんて聞かないよ。
ほら、姿勢楽にさせてやって。 - A-15サラマンダー:
まったくもう。寝顔は子供みたいに可愛いのにねぇ。
……悪いけど、このショットガンも借りてくよ。 あたしも丸腰ってわけにはいかないからね。 - T-4ケシク:
どこに行くんですか?
- A-15サラマンダー:
さっきのバーニングウォーカーが囮だと気付いたら鉄虫は
こっちを探すかもでしょ。そうなる前に支度をしとかないとね。 - A-15サラマンダー:
ケシク、あんたも手伝って。そこの手榴弾ぜんぶ持ってきて。
ハイエナは寝かしときゃ大丈夫。とうぶん目を覚まさないからさ。 - T-4ケシク:
はい、わかりました。