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Transcription
- T-3レプリコン:
うわ、凄い……これぜんぶ鉄虫の残骸?
- T-2ブラウニー:
足の踏み場もないっすね~
- T-2ブラウニー:
これ全部、カーン隊長とホードの新入りさんが二人だけでやっちゃったんだとか。
- T-60ブルガサリ:
あたしらさ~、救出作戦って言われて張り切ってたのに、
なんか結局ただ担架運んできただけだったよね。 - T-14ミホ:
カーン隊長のヤバさはサンドガールから聞かされてたけどさ。
実際に見るのとじゃ大違い。 - T-14ミホ:
援護ぐらいできるかと思ってたのに、
スコープ覗いたらもう敵が潰れてるんだもの。 あたしが一発も撃つ隙がないなんて……はぁ、自信なくすわぁ。 - T-60ブルガサリ:
現地に居残ってた子と合流してからがまた……
- T-60ブルガサリ:
もうこっちは指咥えて見てるしかなかったっつうか。あの新人、何者なの?
ホードの怪物って隊長さん一人じゃなかったの? - AS-12スチールドラコ:
お母さん!私もあの足に穿くギューッンてやつ欲しい!
あのギューッンて回るやつ! - P-24ピント:
あんたはその盾で橇でもしてなさいよ。
……っつうか、あんた走り回ったら台無しでしょうが! - AS-12スチールドラコ:
でもピントだって羨ましかっただろあれ?
砂埃とかめっちゃ巻き上げてかっこいいし! - P-24ピント:
うう、まぁそりゃ……でも私は飛べるし!
- C-77紅蓮:
さあ、負傷者の保護も無事完了。皆さん撤収しますよ。
後はスチールラインの方々に任せましょう。 - T-3レプリコン:
はい。残敵の掃討はお任せを。
- T-2ブラウニー:
つっても、なんもやることなさそうな……
- T-2ブラウニー:
とりあえずツナ缶でも探すっすかねぇ?
- T-75ウェアウルフ:
よぉケシク、とうとう隊章の刺青いれたって?
- T-4ケシク:
あ、はい。そう……なんですけど……
- T-4ケシク:
あんまり目立つ所に描くのは、ちょっと見せびらかしてるみたいで、
照れくさいっていうか…… - クイックキャメル:
え~?どこどこ?見せてよぉ。
- T-75ウェアウルフ:
バ~カ察しなよ。最初に誰に見せたいかって乙女心をさ。
- クイックキャメル:
あー、そりゃやっぱり一番乗りは司令官でないとね!
- T-4ケシク:
そそそそそんなのお見せできる箇所じゃありませんよぅ!
- T-75ウェアウルフ:
でもさぁ、あれだけの大活躍したケシクなら「特別報償」もらえる資格も
あると思わない? - クイックキャメル:
そうそう。オルカ最大の福利厚生といえば真夜中のあのお部屋ですよ。
今後の戦意高揚のためにもね。ぜひ堪能しといてもらわないと! - T-4ケシク:
???えぇと?それは一体……
- T-75ウェアウルフ:
よぉし、そうと決まればお姉さんが「申請手続き」について懇切丁寧に
レクチャーしようじゃないの! - E-16タロンフェザー:
こらぁ!ケシクに何を吹き込もうとしてるんですか!
- クイックキャメル:
えー大事じゃん?そりゃ今回はあんただって優先権あるかもだけど―
- E-16タロンフェザー:
すごく大事なことだからこそ!段階を踏んで!妙な誤解のないように!
きちんと正しい知識を身につけなきゃいけません!ケシクにはまだ早すぎます! - クイックキャメル:
……
- T-75ウェアウルフ:
……マジで?
- E-16タロンフェザー:
ねぇケシク、ああいう悪い大人の口車に乗っちゃ駄目だよ?
- E-16タロンフェザー:
分からないことは私が順を追って説明してあげるから。
変に焦ったりするのは禁物。わかった? - T-4ケシク:
あ、はい。よろしくお願いします。
- T-75ウェアウルフ:
おいフェザー大丈夫か?墜落した拍子にどっかブッ壊れちまったか?
- T-40ハイエナ:
あーいたいた。ケシク!頼んでた奴はどうなったのさ?
- T-4ケシク:
あ、ハイエナさん。丁度いまお届けするところでした。
- T-4ケシク:
はいこれ、補充の擲弾セット。炸薬量も注文通りに。
- T-40ハイエナ:
おぅ、サンキュー!……あれ?雷管だけなんか違くない?
- T-4ケシク:
そこはダメです!
落としただけで暴発するような感度のセッティングは却下です。 雷管は今後とも正規品を使ってもらいますからね! - T-40ハイエナ:
ちぇ~
- T-40ハイエナ:
それじゃナイアガラパーティコンボのタイミング、
組み直さなきゃならないじゃん…… - A-15サラマンダー:
よぉケシク。うちのベイビィのトルクコンバーターどうなってる?
- T-4ケシク:
いまアザズさんに最終調整お願いしてます。
そちらから戻り次第、すぐ組み込みますので。 - T-4ケシク:
あ、もうこんな時間?
ちょっとアンドバリさんとミーティングがあるんで、失礼します! - クイックキャメル:
……こりゃまた、驚いた……
- T-75ウェアウルフ:
あんたたちも変われば変わるもんだねぇ。
「専用装備はショーツの中身と一緒」っての、けっこう至言だと思ってたんだけど? - A-15サラマンダー:
そりゃもちろん大原則ですとも。それともあんた、
ショーツの中の敏感なモンは、絶対誰にも触られたくないとでも? - T-75ウェアウルフ:
……ははッ!
- T-75ウェアウルフ:
そりゃもちろん「相手による」よね~!
- 主人公:
- ……
- ケシクは皆と馴染めたみたいだな
- アルマン枢機卿:
はい。今回も未来は別の分岐に逸れました。とても喜ばしいことです。
- 迅速のカーン:
皆が期待していた戦力増強には届かなかったかもしれんがな。
- 滅亡のメイ:
いいんじゃないの?ただでさえ突撃バカは一人いるだけで持て余し気味なのよ。
二人や三人に増えられたら、たまったもんじゃないわ。 - 迅速のカーン:
……かつての私が、ケシクモデルとして優秀だったわけではない。
私はただ単に戦場で「そういう壊れ方をした」だけの話だ。 - 迅速のカーン:
今の私は、その残骸に過ぎない。
- 鉄血のレオナ:
かつての純粋な自分を目の当たりにして恥じ入っているならば、
それは無意味な自己憐憫だぞ。迅速の。 - 迅速のカーン:
鉄血……
- 鉄血のレオナ:
私の前身もまた貴官の過去の疵の一つだと聞くが。
ならばその影法師として言わせてもらう。 - 鉄血のレオナ:
貴官が奪われ、捨て去り、見失ったものすべてが、貴官の強さの礎となった。
だからこそ勝ち取り、守り通せたものがある。その価値を否定するな。 - 鉄血のレオナ:
無駄な犠牲なぞ何一つなかった。
- 鉄血のレオナ:
今のお前が共にあるなら、私は何よりも尊いモノを最後まで守護できる。
迅速のカーンよ。 - 迅速のカーン:
過ぎた言葉だ。だが、礼は言っておく。
- 主人公:
- オルカの隊員には、動乱の時代を駆け抜けた者たちが幾人かいる。
- 主人公:
- 彼女たちの過去は尊重されるべきものだと思っている。
だが同時に、今のオルカが彼女たちにとって歴史を繰り返す場所であってはならない。 - 主人公:
- 俺たちは、まだ見ぬ未来を目指して進もうとしているのだから―
- -:
<怒りの狼牙>完。
…………………………………特別編へ続く。