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Transcription
- 主人公:
- 今オルカは空前のトウモロコシブーム。聞くところによると隊員達の間では
ツナ缶に比類するレートで流通しているのだとか。 - 主人公:
- そしてそんなタイミングでよりにもよって、
遠征部隊が稼働中のトウモロコシ自動農園を発見した。 人類文明が滅んだ後も延々と栽培を続けていたらしい。 - そんなことって可能なのか?
- コンスタンツァS2:
余剰作物をバイオマス燃料に再加工して運行し続ける、
とても効率的なシステムを完備していたみたいです。 メンテナンスもないまま100年以上も動き続けているのは驚きですが…… - 主人公:
- で、困ったことに隊員の中には、任務の合間に上官の目を盗んで件の農場に
忍び込む者が続出しているのだとか。 - ……でもなんで皆トウモロコシを?
- べつに食糧事情は問題ないよね?
- コンスタンツァS2:
……
- 主人公:
- どういうわけかコンスタンツァも顔を赤らめて返事をためらっている。
う~ん、どうなってるんだ? - 主人公:
- ともかく問題は。完全自動化された施設ほど鉄虫の温床になるという点だ。
今までも多くの工場がそうだった。 - コンスタンツァS2:
農耕機械がベースですから、軍用AGSが寄生されるのに比べれば
脅威度は低いのですが、それでも危険ではあります。 - 主人公:
- 放っておいても問題はないのだが、勝手に忍び込む隊員は
もちろん少人数で行動するので、いざ出くわすと充分危ない。 - どうしたもんかな……
- 主人公:
- なので念のためスカイナイツの哨戒ルートに加えておいたら、
今朝さっそく悪戯者たちが見つかった。 - 主人公:
- 目下の意味不明なトウモロコシブームを終息させられれば解決なのだが。
何故か相談すると誰もが困り顔で話を逸らそうとする。 - 主人公:
- いっそ工場を武力制圧してしまった方が手っ取り早いが……
べつだん戦略的な有用性もないからなぁ。 - コンスタンツァ、近隣の偵察報告をマップに出して
- コンスタンツァS2:
はい。ただ今……こちらになります。
- 主人公:
- 地図上に周辺の情報がマーキングされる。そういえばこの区画には、
オルカへの合流を見合わせているバイオロイドの小規模集団が 点在しているという話だった。 - 主人公:
- 問題のトウモロコシ農園が安全に運営できるようになれば、彼女たちの
食糧事情は格段に改善されるだろう。いずれ移動する我々にとっての戦略価値は低いが、 オルカのスタンスを伝えるメッセージとしては意味がある。 - よし。自動農場の鉄虫を排除だ。その後で施設は開放する。
- コンスタンツァS2:
かしこまりました。それではさっそくアルマンさんに作戦立案を依頼します。
- 主人公:
- それにしても……トウモロコシねぇ。
いやツナ缶だって最初はどうかと思ったけれど。 - 主人公:
- なんで今になって急に?