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主人公
- ゲームエリアにやって来た。機械的なインテリア、奇妙な電子音、きらびやかな照明、そして……

Transcription

  1. 主人公:

    - ゲームエリアにやって来た。機械的なインテリア、奇妙な電子音、きらびやかな照明、そして……

  2. T-9グレムリン:

    おいお~い!普通そこで人質は立ち上がらないでしょ!!

  3. 主人公:

    - 何やら古いゲーム機に向かって銃を構えるグレムリンがいた。

  4. 主人公:

    - もちろん本物の銃ではなく銃型のコントローラーだ。

    1. よ、グレムリン。
  5. 主人公:

    - グレムリンはゲーム機に向かって何やら文句を言っていたが、俺の顔を見るや否やニッコリと笑った。

  6. T-9グレムリン:

    あ……こんにちは、司令官。

    1. どうした?そんなにイライラして?
  7. T-9グレムリン:

    いや~、せっかくなので滅亡前のアーケードゲームを設置したら、難しすぎるってクレームが入ってきたものですから……

  8. T-9グレムリン:

    私も実際にプレイしてみたら……

  9. 主人公:

    - そこまで言うとグレムリンは頬を膨らませて、顔を真っ赤にした。

  10. 主人公:

    - 自分でプレイをして、ゲーマーとしてのプライドが傷ついたか……

    1. ふん……グレムリン。大変だったろう……
  11. 主人公:

    - 俺はそう言ってコントローラーを握った。

    1. あとは俺に任せろ。
  12. T-9グレムリン:

    ふふ~ん……司令官でもクリアできないと思いますけどね~?

    1. ふっ……俺を誰だと思っている……
  13. T-9グレムリン:

    え?ワーカーホリック、女好き、偏食、いたずら好き、えっち、たまにおこちゃま、信じられないくらいの楽観主義者……

    1. ちょっとひどいのが入ってない!?
  14. T-9グレムリン:

    でも、ゲームがすっごく強くて……

  15. T-9グレムリン:

    私の大好きな人。

  16. T-9グレムリン:

    えへへ。

    1. ……不意打ちは卑怯でしょ。
  17. T-9グレムリン:

    たまにはこういう手も大事ですよ。

  18. T-9グレムリン:

    あっ、ゲームが始まりましたよ。

  19. T-9グレムリン:

    司令官、頑張って!

    1. よっしゃ!俺の実力!見せてやる!
  20. 主人公:

    - 俺のことを好きだと言ってくれる女の子が見てるんだ、いい所を見せてやらなきゃな!

  21. T-9グレムリン:

    えー……コメントをどうぞ。

    1. うん……難し過ぎますね。
  22. 主人公:

    - 何回もゲームオーバーの画面を見た後、俺は怒りを鎮めつつ認めるしかなかった。

  23. T-9グレムリン:

    これ、撤去しましょうか?

    1. お前はそれでいいのか?
  24. T-9グレムリン:

    いいえ、負けっぱなしでやめちゃうなんて私のゲーマー魂が許しません。

    1. 俺もだ。
  25. 主人公:

    - とりあえず今は戦略的後退をした後、ゲームエリアを見て回った。

  26. 主人公:

    - いくつかゲーム機とカラオケブースを見た後、俺たちはARゲームゾーンの入口の前に立っていた。

  27. T-9グレムリン:

    ゲーム機が充実していて楽しいですが、やっぱりメインはARゲームゾーンですよね。

  28. 主人公:

    - 俺は受付に並べられているたくさんの銃を見た。

    1. お~、全部本物そっくりだな。
  29. T-9グレムリン:

    いくつかを除いては全部本物ですよ。

    1. え?
  30. T-9グレムリン:

    弾薬の弾頭を柔らかいものに変えて、火薬の威力も低くしていますが、本物の銃ですよ。

  31. T-9グレムリン:

    新しく専用の銃を作るよりこっちの方が安いんです。

    1. 敵は?
  32. T-9グレムリン:

    マキナさんのホログラム技術と、今回新たに開発された超小型ドローンと人工知能を使って、私たちが今まで戦った敵を再現して戦います。

    1. 危険はないの?
  33. T-9グレムリン:

    いくつか安全装置を設けてるので、命に関わるような危険はないはずです。

    1. そっか、それなら安心か……。
  34. 主人公:

    - 当初計画にはなかったと思うが……まぁ、本来の目的を考えればこの程度は許容範囲か。

  35. 主人公:

    - 俺はグレムリンに案内されてARゲームゾーンを見物した後、別の場所へと向かった。