シーンビューアの使い方

  1. 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
  2. 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
A-14Bスプリガン
今日もオルカは待っている!12時のマイオルカTV!

Transcription

  1. A-14Bスプリガン:

    今日もオルカは待っている!12時のマイオルカTV!

  2. A-14Bスプリガン:

    皆さん、こんにちは!12時のマイオルカTV、スプリガンです!

  3. A-14Bスプリガン:

    長~い修理が終わり、ついに!アクアランドのプールゾーンがオープンしましたああぁぁぁぁぁ~!

  4. A-14Bスプリガン:

    やったぁぁぁぁぁぁぁぁああ!

  5. E-16タロンフェザー:

    やったあぁ…

  6. オレンジエード:

    いえーい…

  7. A-14Bスプリガン:

    泳ぐぞぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!

  8. E-16タロンフェザー:

    うおお…

  9. オレンジエード:

    おー…

  10. A-14Bスプリガン:

    ……

  11. E-16タロンフェザー:

    ……

  12. オレンジエード:

    ……

  13. A-14Bスプリガン:

    ……あ、あのぉ……テンション低すぎません……?

  14. オレンジエード:

    水着……予約できませんでした……

  15. E-16タロンフェザー:

    私は任務中だったんでそれどころではなく……

  16. オレンジエード:

    シティガードが今回設定した露出ガイドラインが非常に厳しくて……そのせいで水着用の素材も時間も足りなくなったとかでですね……それに新しく合流した隊員もたくさんいますから……予約が一瞬で終了して…

  17. E-16タロンフェザー:

    ガイドライン……!私たちのオルカにはそんなものありませんでした!オルカ!私がいない間に一体何がぁ!!

  18. A-14Bスプリガン:

    ははは…

  19. A-14Bスプリガン:

    で、でも……アクアランドには、ほら…他にも楽しいアトラクションがいっぱいあるじゃないですか……

  20. オレンジエード:

    ……プール……司令官様にアピールできる絶好の……はぁ……

  21. E-16タロンフェザー:

    ……皆さんの水着を見た……司令官様の………を撮影……はぁ……

  22. A-14Bスプリガン:

    ははは…

  23. 主人公:

    - マイオルカTVチームは今日も忙しそうに撮影しているようだ。

  24. 主人公:

    - 彼女たちの後ろには、遅れてオープンした屋内プールとそこで遊ぶ隊員たちの姿があった。

  25. 主人公:

    - その中には水着ではない服を着ている者もいたが、突然の需要増大による供給不足を考えれば仕方のないことだ……

  26. フェンリル:

    プールだぁぁ!

  27. フェンリル:

    ははははは!

  28. ケルベロス:

    フェンリルさーん!プールで走らないでくださーい!

  29. フロストサーペント:

    いや、プールで走る以前の問題だろ~!

  30. フロストサーペント:

    あの露出狂を早く捕まえろ~!

  31. 主人公:

    - みんな、大変そうだな……

  32. メリテ:

    遅いではないか、提督!祭りの主役がいなくては始まらんだろう!

    1. 楽しんでる?メリテ。水着可愛いね。
  33. 主人公:

    - メリテが俺を見つけて、駆け寄ってきた。

  34. メリテ:

    うむ!うむ!アンフィトリテ財務大臣が私にくれたのだ!

  35. メリテ:

    目利きにも優れ、実に忠義に厚いと思わないか?

  36. メリテ:

    何はともあれだ、提督がそう言ってくれて嬉しい!

  37. 主人公:

    - 明るく笑うメリテの頭を撫でてあげた。

  38. メリテ:

    う~む……いつもなら子ども扱いされているようで嫌なのだが……

  39. メリテ:

    まあ…今日は構わん!今日は私も心置きなく遊ぶぞ!

  40. メリテ:

    そういうことでだ!提督も全力で楽しむように!

  41. メリテ:

    君臨する者が楽しまなければ他の者も安心して楽しめん。臣下たちのためにも全力で楽しむのだ。

  42. メリテ:

    であれば、こちらに来てくれ!あそこにあるフリュームライドに乗ろうではないか!

    1. 女王の仰せのままに。
  43. 主人公:

    - 俺が楽しまなければ隊員たちも安心して楽しめない……確かにそうだな。

  44. 主人公:

    - それから俺たちは色んなアトラクションで遊んだ。

  45. メリテ:

    きゃはははは!

    1. うわあああっ!
  46. メリテ:

    やはりな!予想通り実に楽しいぞ!もう一度乗らないか?提督。

    1. み、みんなも乗りたいだろうし、譲った方がいいんじゃない!?
  47. メリテ:

    そうだな!その通りだ!他者に譲らず、自分だけが楽しむ者に誰が仕えようか。

  48. メリテ:

    さすがは提督。その思いやりの心、海よりも深いな!

    1. ……
  49. 主人公:

    - そういうことにしておこう。

  50. 主人公:

    - その後はプールゾーンにある屋台で好きなものを好きなだけ食べた。

  51. メリテ:

    提督、そのラーメン 一口だけ食べてもよいか?

    1. じゃあそのアメリカンドッグ、一口くれ。
  52. メリテ:

    いいだろう。取引成立だ!あ~ん!

    1. 一口が多すぎるぞ!?
  53. メリテ:

    ズズッ!ズズズッ!熱っ!

    1. 目には目を!歯には歯をだ!
  54. メリテ:

    そんなに慌てるでない、提督。全部食べてしまって構わない。ほら、サイダーも飲むか?

    1. そんな大人な対応されたら俺が恥ずかしいんだけど!?
  55. 主人公:

    - そしてまた水遊びをした。

    1. うわっ!けほっ!けほっ!
  56. メリテ:

    きゃはははは!どうだ、提督?私の水鉄砲を食らった感想は!グレムリンとフォーチュンに協力してもらった究極の水鉄砲だ!

  57. メリテ:

    お?おあ、!?ちょ、ちょっと待て。それは近すぎではないか?提督?

  58. メリテ:

    …て、提督?に、肉弾戦は反則だぞ!

    1. 先に手を出したメリテが悪い。
  59. メリテ:

    じょ、条約だ!条約を結ぼうではないか!平和的に解決しよう!な?……

  60. メリテ:

    きゃはははは!こちょこちょ!こちょこちょはダメだ!あはははは!

  61. メリテ:

    すまん、謝る!すまなかった~提督ぅ!あはははは!

  62. 主人公:

    - 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまった。

  63. 主人公:

    - 限界まで遊び尽くした俺たちは、レジャーシートに倒れるように横になった。

  64. メリテ:

    提督。

    1. ん?
  65. 主人公:

    - メリテはゆっくりとした口調で呼ぶと、俺をギュッと抱き寄せた。

  66. 主人公:

    - お返しにメリテの頭を撫でると、彼女は穏やかな声で笑った。

  67. メリテ:

    好きなだけ遊んで、お腹いっぱいになるまで食べて、提督の胸に抱かれて眠るだなんて……、こんな幸せなことがあっていいのだろうか……?

    1. 俺もメリテと同じことを思ったよ。
  68. メリテ:

    ふふふふ。

  69. メリテ:

    しかし、この瞬間はひと夏の夢に過ぎない。

    1. ……
  70. 主人公:

    - さっきまで天真爛漫に笑って はしゃいでいたメリテは、打って変わって女王然とした口調で話を続けた。

  71. メリテ:

    夢は夢だ。私たちが生きていくべき場所は現実である。

  72. メリテ:

    夢に酔いしれ現実を忘れてしまっては、夢も現実もすべてを失うことになろう。

  73. メリテ:

    しかし、夢が与えてくれる甘い幸せを拒む必要はない。夢を見ていられるうちはこの幸せを思う存分楽しもう……

  74. 主人公:

    - メリテはそう言うと小さくあくびをした。

  75. メリテ:

    だから……私が目を覚ますまで……隣にいてほしい……

    1. もちろん。
  76. メリテ:

    ふふ。

  77. 主人公:

    - メリテはもう一度小さくあくびをすると目を閉じた。

  78. 主人公:

    - メリテの息遣いが一定のリズムになるまで待って、俺はそっと呟く。

    1. 幸せな夢を……女王さま。
  79. 主人公:

    - そうして、俺も目をつぶった。