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Transcription
- 主人公:
- 俺たちはフードコートで遅めの昼食をとった。
- 主人公:
- ガラテアはたくさんの料理を前にして、感無量といった感じで話し始めた。
- ガラテア:
ああ…、マルタにいた時とは比べ物にならないほどの豪華さだよ……
- 本当に大変だったんだな。
- ガラテア:
うん。三安の営業所がマルタの近くのシチリア島にあってね、売れるものは何でも
売った…女王…あの時はメリ姫だったね。メリ姫がたまに珍しい物を拾ってきて、 それも売って必要な物を手に入れてたけど、それでも色々足りなかったな…… - ガラテア:
特に食糧が不足してた。マルタ島は土地も痩せてて自給自足もままならなかったんだ。
僕も艦砲で魚釣りしたりしてたんだから。 - ガラテア:
食糧の絶対量がいつも不足してて、お腹が空いてない日はなかったよ。
- 主人公:
- 確かにマーメイデンの子たちはみんな、お腹を空かせて瘦せ細った状態で
オルカにやって来ていたな…… - ガラテア:
だから、離れ離れになってたマーメイデンのみんなと再会した時、
みんな元気そうで本当に本当に嬉しかった! - 食べることだけはちゃんとしたいって思ってたからな。
- 主人公:
- また全指揮官を呼び出して、隊員達の食事状況を何とかさせようとしたことを
思い出した……。当時は俺が何も考えずに行ったせいで上手くいかなかった。 - 主人公:
- だが、それも徐々に改善し、何度も試行錯誤を重ねた結果が今のこの状況だ。
過去の過ちは決して無駄にはなっていない。……たまにいじられるが…… - ガラテア:
そうだったんだね!あ~ホントに美味しい!
- 主人公:
- ガラテアはトッポギを食べると満面の笑みを見せた。
- B-11ナイトエンジェル:
あの、司令官。お時間よろしいでしょうか?
- ん?どうした?
- B-11ナイトエンジェル:
もしよかったら、私たちが作った料理の試食をお願いしてもよろしいでしょうか?
- そのくらい全然大丈夫だよ。
- B-11ナイトエンジェル:
ありがとうございます。
- 主人公:
- ナイトエンジェルはそう言うと、テーブルの上にサラダを置いた。
- 主人公:
- その味は……
- ……健康的な味だ……
- B-11ナイトエンジェル:
…ウチの部隊の誰かさんが料理を開発すると言って肉などの主要な食材を
全て使ってしまいまして……ですが出店申請はしてしまったので…… お店はしないといけないのですが、新たに食材を調達する予算もなく…… - …ふむ。ソワンに何とかできないか相談しておくよ。
- B-11ナイトエンジェル:
ありがとうございます…
- P-29リントヴルム:
あれ?司令官。今、試食中ですか~?
- P-29リントヴルム:
だったら次は超プリティなリンティが売ってるサンドイッチはいかがですかぁ?
- P-29リントヴルム:
可愛くハートの形にカットしてあげますねぇ~!
- 贖罪のマリア:
お料理をお召し上がりになったら、そのお料理の宣伝をしてくださると
伺いました、ご主人様。 - 贖罪のマリア:
ですので、お恥ずかしながら……私たちが作ったミルクプリンもご試食
お願いしてもよろしいでしょうか? - 贖罪のマリア:
お好みでシロップをかけてお召し上がりください。
- T-50PXシルキー:
フードコート料理大会と聞いてやってきました。
- T-50PXシルキー:
どうぞ、メニュー名は「師団長の朝食」です。
- T-50PXシルキー:
誰もが大好きなおかずをふんだんに詰め込んだ定食です。
- 主人公:
- ……いつのまにかフードコートで料理大会が始まってしまった……
- 主人公:
- 違うと言える雰囲気ではなくなってしまい、結局俺は審査委員として
すべての料理を試食することとなった…… - 主人公:
- 少し食べ過ぎてしまったが、どの料理も美味しかったし、
みんな楽しんでいたので良しとするか…… - ガラテア:
ああ~、楽しかった!
- 主人公:
- アクアランドで思う存分遊んだ後、俺とガラテアは宿所に帰ることにした。
- 主人公:
- その途中、ガラテアは嬉しそうに微笑んで俺の腕に自分の腕を絡ませてきた。
- 今日は満足した?
- ガラテア:
満足したけど、まだ足りないかな。
- ガラテア:
すごく楽しかったけど……ハニーと、もっとずっと一緒にいたいな……
- ガラテア:
そーゆーわけで……えっと……ハニー……
- ガラテア:
僕の部屋でドラマでも観てかない?
- ん?……どんなドラマ?
- ガラテア:
……
- ガラテア?
- ガラテア:
はは……やっぱそうだよね。ドラマで出てきた誘惑のセリフって、
その作品を知ってる人にしか通用しないよね。 - ガラテア:
うん。ちゃんと言うね。
- ガラテア:
今夜はハニーと一緒に過ごしたいの。
- ガラテア:
白夜だから全然夜っぽくないけどさ!あははは!
- 主人公:
- 豪快に笑ってみせるガラテアの顔は真っ赤になっていた。
- ガラテア:
ハニー。
- ガラテア:
今日、ハニーとデートしながら感じたことがあるの。
- ガラテア:
オルカのみんなはハニーのことが大好きなんだな……って。
- もしかして……嫉妬してくれてる?
- ガラテア:
少しはね。でもこれはハニーを独り占めにできる時間が少ないってことへの
不満に近いかな? - ガラテア:
でもね、それ以上に僕が惚れた人がどんな人なのか、よく分かったよ。
マーメイデンのみんなからだけじゃなくて、みんなから愛される人…… - ガラテア:
1人や2人じゃない、たくさんの人から愛されてるっていうのは、
ハニーがいい人だっていう何よりの証拠だよね。 - ガラテア:
僕が好きな人がいい人だって知って……もっと好きになっちゃった。
- ガラテア:
もう一目惚れしてるけど…ハニーのこと知れば知るほどもっと好きになっていくよ。
- ガラテア:
僕にしてほしいこと、ある?なんでも言って。
大好きなハニーのためなら何だってできるからサ。 - うーん…ガラテアが楽しく過ごしてくれればそれでいいよ。
- ガラテア:
ははははは!さっき言ったじゃん!すごく楽しいって。
- ガラテア:
アクアランドは確かに楽しかったけど、多分それはハニーと一緒にいたから
楽しいんだ! - 主人公:
- 俺たちはそんな話をしながら歩いていると、いつの間にか宿所まであと少しの
ところまでやってきていた。 すると、ガラテアが落ち着いた声で…… - ガラテア:
僕は悲劇よりも喜劇が好き。途中で悲しい事や辛い事があっても、
最後はみんなで笑い合う……そんな話が。 - ガラテア:
これはドラマだけじゃなくて現実でもそう。
- ガラテア:
メリ姫……じゃなくて、メリテ女王。アンフィー、シア。それから他の子達全員。
あと僕とハニー。みんなの物語が悲しい結末、サッドエンドじゃなくて ハッピーエンドで終われるようにって僕は心から願ってる。 - 俺も同じだよ。
- ガラテア:
ハニーのそばにいればハッピーエンドになれるって僕は信じてる。
- ガラテア:
そして…バッドエンドじゃなくてベッドエンドになるようにともね!あはは!!
- 主人公:
- ガラテアは頬を赤らめながら言う。
- 主人公:
- 自分で言った言葉がよっぽど面白かったのか、それとも照れ隠しなのか、
ガラテアはお腹を抱えて笑った。 - ガラテア:
あはははははは!出会って間もないくせにこんなこと言うの、変だよね?
- ガラテア:
でも、ハニーに惚れたのは本当だからね!
- ガラテア:
それにこんなこと、他の人には言わないよ!ううん、言ったことないよ!
初めて言った!信じて、ハニー……? - はははは!
- 主人公:
- 何も疑ってないのに必死に弁明しだすガラテア。
- 主人公:
- 俺はちゃんと解ってるという意味を込めて、彼女を抱きしめてあげた。
- 主人公:
- そして、俺はガラテアを俺の部屋に誘った。
- 主人公:
- はじめはガラテアも恥ずかしがっていたが、すぐにいつもの元気な姿を
見せてくれたのだった。