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Transcription
- 主人公:
- 拠点を歩いていると目を瞑ってベンチに座っているワーグを見つけた。
あれは……録音機の内容を聞いているのかな? - こんにちは、ワーグ。元気?
- ワーグ:
……おかげさまでな。
- アクアランドには行った?
- ワーグ:
同じこと言わせるな……そんな無意味な行為に時間を浪費するつもりはない。
- 本当は遊び方を知らないだけじゃないの~?
- ワーグ:
フン、答える価値もない。
- 人は不利になると肯定も否定もしない答え方をするらしい。
- ワーグ:
……
- 沈黙も然り。
- ワーグ:
何が望みだ?
- オルカで楽しく過ごしてほしい。それだけ。
- ワーグ:
私は今でも十分に楽しい。
- 主人公:
- もし本当にそうなら笑顔でそう言ってほしいのだが……
- 主人公:
- 俺はワーグと喧嘩がしたいわけではない。
だから…… - 一緒にアクアランドを見て回ろう。
- ワーグ:
……
- 強要じゃない。嫌なら嫌って言ってくれ。
- 主人公:
- 以前ワーグが言っていた「無条件に強要するのは暴力と変わらない」という
言葉を思い出して、さらに付け加える。 - 新しい事を知れば少しだけ人生は豊かになる。俺はそう思ってる。
- ワーグ:
……
- ワーグ:
ふん…その考えが身に付けば、私の人生はさぞ豊かになるのだろうな。
- え?
- ワーグ:
同行するという意味だ。
- 主人公:
- ワーグはベンチから立ち上がり、俺の目の前までやってきた。
- ワーグ:
何してる。案内しろ。
- やっぱり遊び方を知らなかっただけなんだろ?
- ワーグ:
……貴様は言葉の選択を誤り、災いを招いたことがあるだろう。
- くっ…!否定したいが否定できない!
- 主人公:
- 適当な発言のせいで起きた災いの数々を思い出した……
- ワーグ:
どうでもいいことを言ってないで早く足を動かせ。
- 主人公:
- ワーグに急かされ俺たちは歩き出した。
- 主人公:
- 少し歩いたあたりで、俺はワーグにそれとなく聞いてみる。
- 手でも繋ぐ?
- ワーグ:
嫌だ。
- 主人公:
- 「ダメ」ではなくて「嫌だ」かぁ……
- 主人公:
- 俺はワーグの言葉に少し落ち込みながらアクアランドへと向かった……
- 主人公:
- アクアランドといえばやはりメインはプールゾーンだ!
- みんなの楽しそうな姿を見てたら遊びたくなってくるだろ?
- ワーグ:
……
- …ならない?
- ワーグ:
……
- ワーグ:
私は水に浮かばん。
- ワーグ:
……重たいから。
- あぁ…そうか……
- 主人公:
- ワーグの体重が異常に重たかったことを思い出した。
骨格と筋肉を強化しているんだったか…… - 主人公:
- 贅肉もなさそうだし、筋肉の密度もきっと凄いのだろう。
- それでアクアランドに行きたくなかったとか……?
- ワーグ:
貴様の基準で私を勝手に判断するな。
- ワーグ:
そんな下らん理由ではない。
- ワーグ:
忘れたのか。無意味な行為に時間を浪費するつもりはないと。
- 主人公:
- そうか、そうか。君がそう言うんならそうなんだろう。
- 大丈夫だって。アクアランドはプール以外も色々あるから。
- ワーグ:
……何か誤解しているようだが……
- 主人公:
- ワーグが怒り出す前に次の場所へ移動するとしよう。
- 主人公:
- ARゲームゾーンにやって来た。
- ワーグ:
ここには入りたくない。
- 主人公:
- 入口から拒否された。
- 主人公:
- 面白いのに……
- ワーグ:
ここを楽しいと思う者たちを否定しているわけではない。
- ワーグ:
ただ私はこういう場所で楽しさを感じられる性格ではない……それだけだ。
- 主人公:
- ここまで言われてしまえばこれ以上勧めるわけにもいかない。
- 主人公:
- 俺たちは次の場所に向かった。
- 主人公:
- フードコート!
- ワーグ:
食事なら済ませている。腹は空いてない。
- で、デザートはどう?
- ワーグ:
必要以上の食事はしないようにしている。体を重くするだけだ。
- 今でも十分重たいんじゃ……
- ワーグ:
今何と言った?
- すみませんでした。
- 主人公:
- これは明確に俺の失言だったため、すぐに謝った。
- 主人公:
- 雰囲気を切り替えるために急いで次の場所へ移動した。
- 主人公:
- スポーツジム!
- ティエ・チュァン:
新入りだ!
- マイティR:
ようこそ!どういった目的で運動しますか?
それに合わせたトレーニングと最適な食事を提案させていただきます! - スカディー:
さらに自分を追い込みたいのなら、特別にこのサプリもサービスでお付けします。
- 主人公:
- スポーツジムに足を踏み入れた途端、オルカの筋トレマニアたちが
歓喜の声を上げてワーグを取り囲んだ。 - 主人公:
- その姿はまるで獲物を見つけた狼の群れのようだった……
- 主人公:
- しかし、ワーグは猛獣に囲まれた状況でも眉一つ動かさずにいた。
- ワーグ:
そうだな…強くなりたい。
- ワーグ:
可能か?
- ティエ・チュァン:
強くなりたい?いいね~!ここは武術の師範である私の出番ね!
- マイティR:
武術と言ってもこの方はすでに武器をお使いですし、ここでの強さというのは、
身体能力を強化させたいという意味に解釈するべきでしょう! - スカディー:
力が欲しいのですね?ふふ……それなら私の特別トレーニングメニューとサプリ、
睡眠療法を並行して行えば、短期間で満足のいく成果を得ることができます。 - ティエ・チュァン:
いやいや……武術っていうのはすべてに通ずるんだよ?
筋トレも出来て強くもなれるんだし、ここは私の出番だって! - マイティR:
スポーツジムは武術を学ぶ場所ではなく運動をするための場所です。
ワーグさん、ここはプロのトレーナーを頼るべきです。 - スカディー:
さぁさぁ、あの二人は放っといて私についてきてください。
- ティエ・チュァン:
おっと、横取りする気かな?そうはさせないよ!
- 主人公:
- おお!何たることか!期待のニューフェイスの登場により、
筋トレマニア達の友情がこんなにも簡単に崩れるだなんて! - 主人公:
- ヒートアップしていく筋トレマニア達……これ以上の長居は
火に油を注ぐことにしかならない。俺はワーグをつれて次の場所へ移動した。 - プールがオープンしたおかげで、大浴場の入口は初日に比べると閑散としていた。
- 適当に時間を潰しておくから、ゆっくりお風呂に入ってきな。
- ワーグ:
分かった。
- ワーグは小さく頷くと、大浴場に入っていった。
- 宝蓮:
あれ~?ダーリンだ!ふふふ……、私の手の温もりが忘れられなくてぇ…
また来ちゃったんですかぁ? - まぁ、そんなとこ。今日もお願いしていい?
- 宝蓮:
もちろんでぇす!こちらに横になってください。
- 宝蓮:
今日も全身マッサージですか~?それとも……ダーリンの好きな…ア・レ?
- 今日は連れがいるから全身マッサージだけでいいよ。
- 宝蓮:
それは残念ですねぇ……
- 宝蓮:
でも……ダーリンのためにいつも準備してるってコト……覚えててください♡
- 主人公:
- 俺は宝蓮の言葉を忘れないよう、しっかりと胸に刻んだ……
近いうちにまた来よう…… - 主人公:
- 宝蓮が全身マッサージを開始して、少し経った。
すると…… - ワーグ:
入浴してきた。
- え?もう?
- 主人公:
- 時計を確認するとワーグが大浴場に入ってから20分も経っていなかった。
- 早くない?
- ワーグ:
体を洗うだけだろう。これが普通ではないのか?
- 洗うだけじゃなくてゆっくりするために大浴場を作ったんだけど…
- ワーグ:
私は洗うだけで充分だ。
- 主人公:
- まぁ、本人がこんな風に言っているのに、また風呂に入ってこいと
言うわけにもいかない…… - マッサージとかどう?気持ちいよ?
- ワーグ:
他人に体を触られるのは嫌いだ。
- そか…。宝蓮、マッサージの続きはまた今度でいい?
- 宝蓮:
もちろんです。また来てください。
- 主人公:
- 残念だけど、今日はマッサージを受けに来たわけじゃないからな……
- 主人公:
- 俺は初心に返り、改めてワーグが楽しめそうな場所を考えることにした。
う~む……………