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Transcription
- 主人公:
- 視察を終えて宿所に帰ろうとしていると、アルバトロスが現れた。
- HQ1アルバトロス:
戦闘用AGS全機、戦闘準備が完了した、司令官。
- 了解。お疲れ様、アルバトロス。
- HQ1アルバトロス:
私の義務を果たしたまでだ。
- なぁ、今の俺たちの戦力でPECSと渡り合えるのかな?
- HQ1アルバトロス:
相手を知り、己を知れば何とやらという言葉もある。
- HQ1アルバトロス:
我々の戦力は把握できているが、敵の戦力を正確に把握できてはいない。
今PECSと戦争を行うのは望ましくない。 - HQ1アルバトロス:
しかし、スヴァールバル諸島を防御拠点とする戦略は有効だと判断する。
- HQ1アルバトロス:
現在、PECSは我々の正確な位置を把握できずにいる。
- HQ1アルバトロス:
もし把握されたとしても、海上からの侵攻は無敵の龍の艦隊と
滅亡のメイ、オベロニア・レア、セラピアス・アリスをはじめとする 戦略級バイオロイドの力と空軍力で阻止できる。 - HQ1アルバトロス:
万が一これを何とか突破し、上陸されたところでその数は微々たるものだろう。
それはオルカの陸軍戦力で十分阻止できる。 衛星兵器は…宇宙で呑気に浮かんでいるヤツが勝手に処理するはずだ…… - HQ1アルバトロス:
超長距離砲やミサイルといったものは私がいる限り、問題ではない。
- 補給は?
- HQ1アルバトロス:
補給の問題も技術部と隊員達の能力であれば十分解決可能だ。
持ち主のいない物資で溢れかえっている時代だ、 それを確保することも容易で、自主生産のための基盤も整っている。 - HQ1アルバトロス:
バイオロイド達の士気も十分だ。最後の人間の指揮下にいるということだけでも
大義名分を持っている。もし士気が低下したとしても命令を下せばいい。 - HQ1アルバトロス:
AGSは私の方で指揮している。これ以上の説明は必要ないだろう。
- じゃあ今後、スヴァールバルを中心に活動した方がいいの?
- HQ1アルバトロス:
スヴァールバル諸島にこれ以上留まるのは推奨しない。
- HQ1アルバトロス:
我々の利点は時間が経過するにつれ減少していくものだ。
- HQ1アルバトロス:
PECSが我々の位置を把握し、本格的に兵力を増強した後、一気に攻め込んで
来られれば、我々に阻止する術はない。PECSの生産力はそれほどに脅威的だ。 私がPECSの指揮官だったならそうするだろう。 - HQ1アルバトロス:
鉄虫と星の落とし子という要因も問題だ。もしこれらが本格的に活動し始めたら、
どんなことになるのか予測不可能だ。 - HQ1アルバトロス:
これらに対抗するには今よりも更に大きな勢力を構築する必要がある。
- ふむ……どんな風に?
- HQ1アルバトロス:
スヴァールバル諸島を発展させることも一つの方法ではあるが、
さっきも述べたように、ここに長く留まることは推奨できない。 - HQ1アルバトロス:
まず、スヴァールバル諸島より広く肥沃な土地を確保するべきだ。
- HQ1アルバトロス:
そして、土地を確保するだけでなく、その土地にインフラを構築する必要がある。
しかし、PECSの存在のせいでのんびりとインフラを構築している暇などない。 - HQ1アルバトロス:
だから最善の方法は、PECSの各組織のトップとも言えるレモネードシリーズを
排除し、その兵力とインフラを吸収する。 - HQ1アルバトロス:
とりあえず組織の1つでも吸収することができれば、我々の活動の幅は拡大し、
敵も慎重にならざるを得ないはずだ。 - 主人公:
- アルバトロスの助言は確かに今の状況での最適解なんだと思う。
しかし、レモネードシリーズの排除か……それは生半可なことではない…… - 現状で俺たちの犠牲を極力抑えつつ、それを達成する方法は?
- HQ1アルバトロス:
AGSを大量に生産しろ。
- もちろんそれは必要だと思ってる。
- HQ1アルバトロス:
そして、戦場にAGSを大量投入しろ。損失は考えず。
- ……
- HQ1アルバトロス:
司令官が我々の損失を極度に嫌っていることは承知している。
- HQ1アルバトロス:
しかし、その考えのせいで効率の悪い作戦を実行することは、
逆に我々を危険に追いやることになる。 - HQ1アルバトロス:
……バイオロイドは理解できる。人工的に作られたとはいえ、
司令官と同じような人間の姿をした生命体だからな。 - HQ1アルバトロス:
しかし、AGSは違う。
- HQ1アルバトロス:
バイオロイドの死とAGSの破壊は全く意味が異なる。
- HQ1アルバトロス:
死んだ生命は生き返らないが、破壊されたAGSは復旧可能だ。
- でも…
- HQ1アルバトロス:
AGSの感情と魂に関して反論したければいくらでも歓迎する。
そして、最終的に私は司令官の命令に従う。 - HQ1アルバトロス:
誰が何と言おうと私はAGSだ。人類に奉仕するために作られた存在。
- HQ1アルバトロス:
報告と助言は以上だ。何か言いたいことはあるか?
- それでも…それでも俺はAGSの破壊は死だと思う。
- HQ1アルバトロス:
もう一度言うが、司令官がそう思うのならそうすればいい。
最後の人間の選択に私は従う。 - HQ1アルバトロス:
司令官が我々の破壊を死として考え、我々のA.I.を魂の証明だと考えるのなら……
- HQ1アルバトロス:
皆のために淡々と、または喜んで犠牲になれるAGSも存在し得るということを
覚えておいてくれ。 - HQ1アルバトロス:
少なくとも、私は犠牲になるべき瞬間が来たら、皆のために犠牲になる準備……
いや、覚悟は出来ている。 - HQ1アルバトロス:
それが私の義務であり誇りであり、司令官の言う魂だろう。
- その義務は果たされないよ。俺がそんなことさせないから。
- HQ1アルバトロス:
フン。頼もしいな。
- HQ1アルバトロス:
話が長くなってしまった。私はまだ他に用件があるので先に失礼する。
- HQ1アルバトロス:
うむ…
- HQ1アルバトロス:
我ながらカッコイイ会話だった。