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Transcription
- 主人公:
- カーンとラビアタから別行動時の報告を受けることになった。
- ラビアタプロトタイプ:
ご主人様のご命令通り、中継器を設置して撤収しようとしていたら、
この謎の物体が空から降ってきたのです。 - 空から?
- 主人公:
- 俺はラビアタが言うその謎の物体を見つめた。
- 主人公:
- それは俺の膝の高さほどの大きさの金属製の箱だった。
- 主人公:
- 箱の表面には「司令官へ エヴァより」という言葉と手のひらの跡が刻まれていた。
- 主人公:
- それを見て何をすればいいのか、直感的にすぐに分かった。
- 迅速のカーン:
技術部に調べさせたが、箱の中身は分からないそうだ。
それに箱の材質も未知の合金らしい。 - 主人公:
- ……カーンとラビアタの報告を聞く限りだと怪しさしかない……
- 主人公:
- 怪しさしかないが、エヴァのこれまでの行動を考えれば悩む必要はない。
- こんなやり方で俺を殺す気なら、とっくの昔に殺してるはず。
- 主人公:
- そう言って俺は箱の手のひらの部分に自分の手を当てた。
- 主人公:
- そして、手を離すと箱が開き……
- エヴァ:
こんにちは、司令官。
- 主人公:
- エヴァのホログラムが浮かび上がった。
- エヴァ。
- エヴァ:
今こうして司令官と話しているということは、この箱は無事にあなたのもとへ
到着したということですね。 - アラスカに行ったのに何で接触してこなかった?
- エヴァ:
ごめんなさい、こちらも状況が厳しく、忙しかったんです。
- エヴァ:
あっ、念のために言っておきますが、私はエヴァプロトタイプ本人ではありません。
- エヴァ:
あなたの言葉に応じて入力された情報をアウトプットする簡単なA.I.です。
回答を拒否しても理解してくださいね。 - エヴァ:
まぁ、普段と大して変わりませんね。
- このためにわざわざ別動隊をアラスカまで行かせたのか。
- エヴァ:
私本人ではなくA.I.が回答することになった点は謝ります。
- エヴァ:
A.I.ではなく、私本人が直接話をして色々伝えたかったのですが……
先程も言った通り、こちらも状況が厳しいものでして。 - ……何かこちらで手伝えることは?
- エヴァ:
あなたに出来ることはありません。
- 主人公:
- エヴァ……、いや、エヴァのA.I.はきっぱりと言い放った。
- 主人公:
- しかし、今の答え方は俺の手助けを拒否したというより、
俺たちには不可能なことだから拒否したという感じだった。 - この箱の中身は?
- エヴァ:
博士が成し遂げた成果です。
- エヴァ:
博士が言うには少しハイになって暴走してしまったそうです。
どう使うかはあなたたち次第です。 - エヴァ:
あぁ、それからこの箱にはあなた以外の勢力に渡った時に備えて
自爆装置が備え付けられていますので、ご注意ください。 - そういうことは最初に言え!
- エヴァ:
心配いりません。あなただと確認した後、起爆装置は消去しておきました。
- 主人公:
- 今のエヴァはA.I.だからか、俺の知るエヴァに比べて素直な気がした。
- 主人公:
- だから、俺はそれとなく聞いてみた。
- 何か俺に話すべきことがあるんじゃないか?
- エヴァ:
ありません。
- エヴァ:
ですが、ラビアタとカーンには伝える事があります。
- 迅速のカーン:
ん?私とラビアタにか?
- ラビアタプロトタイプ:
何ですか?
- エヴァ:
改めてもう一度言いましょう。司令官に話すことは何もありません。
ですが、ラビアタとカーンには伝える事があります。 - エヴァ:
司令官。あなたが聞いてはいけない情報です。
- どうして?
- エヴァ:
厳密に言えば、“今”のあなたが知ってはいけない情報です。
- エヴァ:
将来、あなたが決断を下すときに必要になる情報です。
ですが、それまではむしろあなたの足を引っ張ることになるでしょう。 - だったら、何故二人には今伝える?
- エヴァ:
その決断を下す時に私がこの情報を教えてあげるのが一番いいのですが……
現状、その時に私が接触できない可能性がありますので、最善の方法を選択しました。 - エヴァ:
ラビアタ。この情報はあなたが必要だと判断した時に、彼に教えてあげて。
- エヴァ:
それからカーン。あなたは予備の予備。もしラビアタにも何か問題が発生したなら、
あなたがこの情報を彼に伝えて。あなたなら死んだりしないでしょ? - 主人公:
- 俺はエヴァのその情報とやらが何なのか推測しようとしたが、
手がかりが少なすぎて諦めるしかなかった。 - 主人公:
- 今の俺にできることは我を通すか、エヴァの言葉を素直に受け入れるか……
- 完全に隠してるわけでもないし、仕方ないか。
- 主人公:
- それに俺はラビアタとカーンを信じている。
- 俺は外で待ってるから。終わったら教えてくれ。
- 主人公:
- そう言って俺は部屋の外に出た。
- 迅速のカーン:
ここまで隠そうとする話とは一体何だ……?
- ラビアタプロトタイプ:
わかりません。ですが必要ならすぐにご主人様にお伝えします。
- エヴァ:
全然信用されてなくて悲しいわ……
- エヴァ:
でも、その慎重さは絶対に失わないで。
そして、あなたたちならこの真実を聞いても平静を保てるはず。 - エヴァ:
その冷静さと判断力で適切なタイミングでこの情報を彼に伝えて。
- エヴァ:
あなたたちが私のことをどれだけ嫌おうが、真実は不変なのだから……
- ラビアタプロトタイプ:
終わり…ました、ご主人様。
- 主人公:
- ラビアタに呼ばれ部屋に入ってみると、重い空気が部屋に充満していた。
- 主人公:
- ラビアタもカーンもショックを隠しきれないようだった……
- 主人公:
- 二人の様子を見るだけで、相当深刻な話だったということだけは分かった。
- どんな話だった?
- 迅速のカーン:
……
- ラビアタプロトタイプ:
……
- ラビアタプロトタイプ:
エヴァの言う通り……今、ご主人様は知ってはならない内容でした。
- ラビアタプロトタイプ:
申し訳ございません。今はこのようにお伝えすることしかできません。
- 主人公:
- 俺はそれ以上何も聞かなかった。二人のことを信頼している。
その二人が知ってはならないと言うのならそれを信じよう…… - 主人公:
- 箱を見ると、エヴァのホログラムはすでに消えていた。
- 迅速のカーン:
伝えるべきことは全て伝えたと言っていた。
あとは箱の中にあるサンプルを技術部に渡してほしいとのことだ。 - 主人公:
- 色々と気になることはあったが、今すぐにはどうすることもできなかった……
- 解体者アザズ:
これは宝箱ですね。見たことのない理論や設計図、素材技術が詰め込まれています。
- フォーチュン:
でも、どれもごちゃごちゃなのよね~。整理されてないから
理論を理解するというより、暗号解読をしてる気分だわ。 - フォーチュン:
でもそれがまた楽しいのよね。
- T-9グレムリン:
不思議ですね。こんな技術の塊がある日突然空から降ってくるなんて!
- T-9グレムリン:
私たちの技術じゃ実験すら出来ないようなハイレベルなものまでありますよ。
- ドクター:
みんな。この設計図見て。
- ドクター:
これ書いた人、絶対バカだよ!頭のいいバカ!
- ドクター:
理論を構築する頭はあるけど、現実とあまりにもかけ離れてるんだもん。
- ドクター:
ここの注釈見て、設計者が「少しハイになって暴走してしまった」って反省してる。
- ドクター:
興味はあるけど……今の私たちにどうこうできるものじゃあないね……
- ドクター:
とりあえず保留かな……
- ドクター:
……
- ドクター:
私に理解できない理論……を保留……?そんなの我慢できないよ!!
- ドクター:
絶対に理解してみせる!お兄ちゃんの名にかけて!