シーンビューアの使い方
- 背景画像・セリフ下のNEXT・選択肢をクリックでセリフ送り
- 過去のセリフの選択肢・BACKをクリックでログジャンプ
Transcription
- 主人公:
- トンネルを警備していたマリオネット達は片付けた。
そしてその後、トンネルの近くに臨時基地を設置した。 - 主人公:
- これでイギリスに実際に向かってレジスタンスを救出するチーム…
通称「救出チーム」に支援が必要となった場合、即座に支援兵力を派遣できる。 - 慈悲深きリアン:
やっぱりね。デルタがトンネルを補強するために色々やってくれたおかげで、
トンネルの天井が低くなってる。 - アイアス:
リストカットのデータによれば、補強材の設置のし過ぎで高さが2メートルほどの
区間も多数存在するようです。一般的なAGSは通過が難しいと思われます。 - アイアス:
浸水した区間はありませんが、50kmという長さの割に空間が狭いので……
狭所恐怖症がある方はご注意ください。 - 慈悲深きリアン:
私は平気だよ。狭い所が怖い人いる?
- サイクロプスプリンセス:
真祖の姫に恐れるものなどない。
- サイクロプスプリンセス:
さっきから黙っているお前はどうだ?
- ALファントム:
…
- サイクロプスプリンセス:
おい、何故返事をしない?まさか…狭い場所が怖いのか?
- サイクロプスプリンセス:
もしそうであるなら遠慮なく言うがいい。恐れは恥ではない!
今回は作戦のこともある……無理はするな。言えぬのなら余が竜殺者に話し…… - ALファントム:
あ、いや。ただ考え事をしていただけだ。
- ALファントム:
……
- ALファントム:
(このメンバー……難易度が高い……!)
- ALファントム:
(リアンは親切だから大丈夫だが……他は話したことなんてほとんどないし……)
- ALファントム:
(なんだか日頃からとっつきにくい人ばっかりだけど……大丈夫かなぁ?しかも……)
- ブリュンヒルド:
何見てんのよ。
- ALファントム:
あ、え、いや…。お、お前は大丈夫か気になって……
(うぅっ……怖いし……こういうちょっと荒れた人は苦手……) - ブリュンヒルド:
……私は狭所恐怖症とかないから気にしないで。
- ブリュンヒルド:
他人を心配する暇があったら自分のこと心配しなさいよ。
- 「私は大丈夫。あなたもケガしないように気をつけて」って意味か。
- ブリュンヒルド:
…最後の人間様が通訳してくれるなんて、凄い待遇ね。
- ブリュンヒルド:
まるで私がフランス語でも喋ってるみたいじゃない。
- 誤解があるといけないからな。
- ブリュンヒルド:
余計なお世話よ……
- ブリュンヒルド:
私の気分次第では燃やすわよ。
- 昨日みたいに?
- ブリュンヒルド:
……
- ブリュンヒルド:
……ふん、勝手にしたら?
- あぁ、逃げちゃった。
- 主人公:
- …からかいすぎたかな?
- ALファントム:
お、怒って帰ってしまったのでしょうか…?
どうしましょう……もうすぐ出発なのに…… - 大丈夫、多分怒ってないから。それより、リアンを呼んでくれる?
- ALファントム:
はい、少々お待ちください。
- ALファントム:
リアン、司令官が呼んでいる。
- 主人公:
- リアンに対しては普通みたいだな。
- 主人公:
- 俺の人選は間違ってなかったようだ。
- 主人公:
- 救出チームをこの五人にしたのにはちゃんとした理由があった。
- 主人公:
- まず、イギリスは鉄虫が蔓延っている状況だ……
救出チームは全員一定水準以上の戦闘力を持っている必要があった。 - 主人公:
- LRLがブラインドプリンセスという名前を聞いて目を輝かせたが、
残念ながら今回の作戦は任せられない。 - 主人公:
- それ以外の要素として仲が悪くてもいけないし、突発的な状況に
対応できる能力があるなど、様々な条件を考慮して選び抜いた。 - 主人公:
- リアンは人を捜索する能力に長けていて、戦闘が発生した場合も現場の指揮官
として任せられる。それにコミュニケーション能力が高く、隊員同士の仲裁役も できるため、救出チームのリーダーはリアン以外にはいない。 - 主人公:
- アイアスは几帳面な性格で、リアンと一緒に任務を遂行した経験もあり、
リアンを上手くサポートできるだろう。 そして何より、有事の際にはリアンに代わって指揮を執ることだってできる。 - 主人公:
- サイクロプスプリンセスは強力な戦闘力を持っている上に、
ブラインドプリンセスに関する情報も持っている……捜索する時に役に立つだろう。 - 主人公:
- 今回の作戦は鉄虫の本隊と遭遇しないことが大事だ。
- 主人公:
- ファントムがいればそうした事態は極力避けることが出来るはず。
- 主人公:
- そして、ブリュンヒルド……
- コンスタンツァS2:
あの、ご主人様を疑うわけではありませんが……
ブリュンヒルドさんは大丈夫なのでしょうか? - 主人公:
- まぁ、確かに俺もブリュンヒルドは意外な人選だとは思う……
- 主人公:
- あの優しいコンスタンツァがこんな言い方をするとは思ってなかった。
- コンスタンツァS2:
ブリュンヒルドさんが悪い人だとは思いませんが……
誰かと諍いを起こさないとは言い切れなくて…… - 主人公:
- …ブリュンヒルドは少し、いや、言葉とかがかなりキツイ…それは否定できない。
常に邪険な態度で他人と距離を置こうとする。でも…… - ブリュンヒルドはイギリスに行く理由があるんだよ。
- コンスタンツァS2:
そうなんですか?
- うん、実は……
- 主人公:
- 俺はコンスタンツァに昨夜あった出来事を話すことにした。