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Transcription
- フリッガ:
……
- 懲罰のサディアス:
……
- フリッガ:
はぁ…
- 蹂躙のソニア:
……
- フリッガ:
ふぅ…
- 蹂躙のソニア:
なぁ、バディ。
- 懲罰のサディアス:
31回目だ。
- 蹂躙のソニア:
え?
- 懲罰のサディアス:
あのため息がこれで何回目か聞こうとしたんだろ?
- 懲罰のサディアス:
31回目だ。
- 蹂躙のソニア:
おお~!さすがは私のバディ。阿吽の呼吸ってやつだなぁ~。
- 蹂躙のソニア:
それはそうとさぁ……これって私らがなんとかする案件なんじゃない?
- 懲罰のサディアス:
それはそうだが……
- 懲罰のサディアス:
特にできることもないだろう。
- 蹂躙のソニア:
それを言っちゃあおしまいでしょうよ……
- 蹂躙のソニア:
あたたかい言葉でもかけて安心させてやるとかさぁ。
- 懲罰のサディアス:
面白いジョークだな。
- 蹂躙のソニア:
ジョークのつもりじゃないんだがぁ…私らの役割ってそういうもんだろ~?
この暗~い雰囲気は何とかしないとダメでしょ! - 蹂躙のソニア:
何かこうテンションが上がるようなコトとかないのか?
- 懲罰のサディアス:
1つある。
- 蹂躙のソニア:
おお!さすがは私のバディ。何したらいいんだ?
- 懲罰のサディアス:
救出チームが早く戻ってくるように祈ることだ。
- 蹂躙のソニア:
……
- 蹂躙のソニア:
はぁ、もういいや、自分でなんとかする。
- 蹂躙のソニア:
なぁ、フリッガ?
- フリッガ:
はい。あ、シティガードの皆さん。
- フリッガ:
どうされましたか?
- 蹂躙のソニア:
そんなに心配すんなって言いに来たのさ。
- 蹂躙のソニア:
妹のことが心配なのは分かるけどさ……
- 蹂躙のソニア:
ため息ばっかり吐いてちゃ、あんたも疲れるだろ?
- 蹂躙のソニア:
こういう時は妹のことを信じてあげなよ。
- フリッガ:
あ……
- フリッガ:
申し訳ございません。ご心配をおかけしてしまって。
- フリッガ:
はい、ソニアさんのおっしゃる通りです。
アイアスのことを信じなくてはいけないのに…… - フリッガ:
頭では分かっているのですが……心配で心配で……
- フリッガ:
イギリスは鉄虫の数が尋常じゃないと聞きます。きっと物資も不足しているはず……
- フリッガ:
怪我をしたり、お腹を空かせたりしていないでしょうか……
- フリッガ:
それに連絡も出来ないらしく……不安です。
- 蹂躙のソニア:
あぁ……妨害電波のせいで連絡もろくに取れないからな。
- 蹂躙のソニア:
でもウチのメンバーが1人行ってるし、そう心配するなって。
- 蹂躙のソニア:
超有能だからさ!
- フリッガ:
分かっています……リアンさんがいるならきっと大丈夫でしょう。
- 蹂躙のソニア:
アイアスも以前一緒に働いたことがあるからよく知ってるよ。
あの子は注意深くてしっかりしたタイプだ。ヘマなんかしない。 - 蹂躙のソニア:
だから、そんなに心配することないって。
- 懲罰のサディアス:
それに……そろそろだしな。
- 蹂躙のソニア:
そろそろ?あ、そうか……
- 懲罰のサディアス:
…シティガードの捜索方針に基づけば、救出チームはもうすぐ戻ってくるはずだ。
- 懲罰のサディアス:
捜索の第一段階として、生存者が最後に目撃された地域周辺を捜索し、
対象が見つからない場合は一度戻って、次の捜索計画を立てるのが原則だ。 - 蹂躙のソニア:
そういうこと。生存者を見つけた場合でも特に問題がなければ
すぐに戻ってくるはず…… - 蹂躙のソニア:
いずれにせよ、もう少し待ってればアイアスは戻ってくるってこと!
- フリッガ:
ふぅ……そうなのですね。
- フリッガ:
ありがとうございます。皆さんとお話していたら安心できました……
- 蹂躙のソニア:
あんまりため息を吐くなよ?
- フリッガ:
…ふふふ、はい。
- フリッガ:
では、パトロールも終わりましたし、私はこのへんで……
- フリッガ:
あら?空から何か落ちてきましたね。
- 蹂躙のソニア:
ん……?プレゼントを包む包装紙じゃないか?これ。
- 蹂躙のソニア:
サンタクロースがうっかり落としちゃったかぁ?
- エキドナ:
…違うわ、風に飛ばされたのよ。
- エキドナ:
ふぅ……こんな所まで飛んでいくなんて、まったく……
- 懲罰のサディアス:
バミューダチームか。
- 懲罰のサディアス:
お前達の担当エリアはかなり離れてなかったか?
- レイシー:
はい。ここからずっと離れています。
- レイシー:
実は、司令官がプレゼント用の包装紙が足りないということで……
- レイシー:
商業地区で見つけた大量の包装紙を運搬しようとしたら、
風で飛んでしまいまして…… - 蹂躙のソニア:
嘘だろ?商業地区って遠いなんてもんじゃないだろ……
- 蹂躙のソニア:
こんなとこまでよく飛んできたなぁ……
- 蹂躙のソニア:
包装紙飛ばし大会があったら一位だろうな。
- ネオディム:
包装紙飛ばし大会?
- ネオディム:
そんな大会もあるんだね?
- 蹂躙のソニア:
ないない……。いっそのこと作るか?
- 懲罰のサディアス:
…下らないこと言ってないでさっさと拾え。紛失物の管理もシティガードの仕事だ。
- 懲罰のサディアス:
風に飛ばされた包装紙はこれで全部か?
- エキドナ:
たぶんね。
- エキドナ:
うはぁ~……やっと帰れるわ。
- フリッガ:
私もお手伝いします。棚1つくらいならなんてことありません♪
- フリッガ:
そういえばバミューダチームの中からも今回の救出作戦に参加した方が
いましたよね? - レイシー:
はい。ファントムさんとブリュンヒルドさんです。
- レイシー:
いつ戻ってくるのかも分からないので心配です。
- フリッガ:
あ、先程シティガードの方から聞いたのですが……
生存者を見つけられなかったとしても一度はオルカ号に戻ってくるそうですよ。 - レイシー:
本当ですか?それなら安心ですね。
- レイシー:
でも、せっかく大変な思いをしてイギリスまで行くのですから、
いい結果であってほしいですね。 - フリッガ:
そうですよね。
- レイシー:
あら?あそこに見えるのってオルカ号ですね?
- レイシー:
何だか……司令官の様子がいつもとは違う気が……
- フリッガ:
ご主人様の様子、ですか…?
- フリッガ:
ご主人様、何か問題でもございましたか?
- フリッガとレイシーか。シティガードも…ちょうどいいところに来た。
- 懲罰のサディアス:
何かあったようだな?
- うん。イギリスに行く。
- フリッガ:
はい?
- トンネルが崩壊した。
- 蹂躙のソニア:
はぁ……!?
- 蹂躙のソニア:
冗談だろ……